黎の軌跡 キャラクター紹介!
今回はポンコツすぎてセクシーなのに色気を感じない女優と怪盗の2足のわらじを履くジュディスを紹介します。
ジュディスは共和国で有名な怪盗グリムキャッツとして活動中。
軌跡シリーズで有名な怪盗としては怪盗Bがいましたが、怪盗Bと比べてグリムキャッツは義賊の面が強いです。
お金のためではなく、世直しのための存在という意識がジュディス本人にもありました。
他には、派手でセクシーなコスチュームを身にまとっているという特徴があります。
見た目に分かりやすい特徴があるという点も、変装が得意で本来の姿は誰も知らない怪盗Bとの違いがあります。
また、グリムキャッツはジュディスの家で代々受け継がれていた”職業”であり、少なくともジュディスの母と祖母がグリムキャッツを担っていたことが分かっています。
今でもグリムキャッツの仕事に関しては、先代たちに相談しているような描写もありました。
もちろんグリムキャッツはジュディスにとって裏の職業であり、表は華やかな舞台でトップ女優として活躍しています。
表の職業である女優に対してもジュディスは真剣に取り組みます。
わざわざ映画館に足を運び、自分の演技がどのように受け止められているか確認することも。
女優として確固たる地位を築いているジュディスの知名度は高く、男女関係のスキャンダルがでれば首都イーディスはその話題で持ちきりになります。
そんな彼女は女優として、妖艶なスタイルや猫のような身のこなしを活かしたセクシーなアクションが強みという印象がありますが、
失恋した女性という複雑な役も演じられるなど、女優としての幅は広いです。
完全にその役になり切るのではなく、ジュディスとしての自分の特徴を役に足し合わせることができるという評価を受けています。
ちなみに女優業も本気で取り組んでいますがあくまで比重は怪盗の方に重きを置いており、正体がバレたらすぐに表から身を引く覚悟があるようです。
そんな表も裏も”演じる”ことが多い彼女ですが、素の性格はかなり分かりやすく、怪盗の正体がジュディスだということが世間にバレていないことが不思議なくらいのポンコツっぷりを見せます。
主人公のヴァンには出会ったその日に正体を見抜かれますし、ヴァンが女の子を泣かせた(と勘違いして)グリムキャッツの格好で主人公に襲撃することも。
グリムキャッツの状態で一般市民であるガードマンに押さえつけられるなど詰めの甘いところもありますし、
マフィアとの関係がありそうな有名人を探ろうとして失敗し、その反省で何故か滝行をすることも。
ちなみに遊撃士など警察以外の治安維持組織には既に正体がバレており、市民に有害なことはしていないとして放置されている状態です。
ドジなところがあるジュディスですが、表でも裏でも度胸が必要な仕事をしていることもあって、自分より明確な強者にも一歩も引かずに啖呵を切る姿も印象的です。
特に強制的に生かされ、呪われているように人の血を求めていたアリオッチに対しては真っ向から対峙し、怪盗としても女優としてもアリオッチの心を奪っていきました。
彼女には女優としても怪盗としてもライバルがいます。
女優としてのライバルはプライベートでも仲の良い年下の後輩ニナ。
それまで女優として他を寄せ付けない活躍をしていたジュディスですが、サルバッド映画祭ではニナに最優秀女優賞を取られてしまいます。
ニナの場合は完全に役になり切ってしまう憑依型の役者であり、自分の色を出せるジュディスとは特徴の違う役者でした。
ちなみにジュディスはニナを認めつつ自分の演技にも自信を持っていましたが、ニナは最優秀を獲得してもジュディスに対して劣等感を持っています。
裏の方のライバルは暗殺稼業を受け継いでいる銀―――リーシャ。
二人はともに14歳の時から裏稼業を継いでおり、同じような立場にいるもの同士、自然に共感でき仲良くなっていったようです。
リーシャがクロスベルでアルカンシェルの舞台に立つようになったのは、少なからずジュディスの影響もあることを認めています。
ジュディス―――グリムキャッツに関しての謎としてゲネシスが反応することがあります。
アニエスの持っているゲネシスは光り輝くことがあり、詳細な法則性は分かっていませんが他のゲネシスに反応することが多いです。
その中で何故かグリムキャッツに明確に反応することがあります。
初対面時にも反応しましたし、
ヴァンに(勘違いで)グリムキャッツ姿で襲撃した時も反応していました。
こちらはグリムキャッツに反応した場面ではないかもしれませんが、滝行をしていたジュディスに魔獣が襲い掛かる場面でも反応していたことがありました。
グリムキャッツに見つかっていない最後のゲネシスが関係している可能性もありますが、黎の軌跡Ⅱでグレンデル=ゾルガに変身するスーツの人物が持っている端末が最後のゲネシスだということが判明しているので、グリムキャッツに反応しているのはゲネシス以外の要因の可能性が高そうです。
裏解決屋の正式なメンバーではないジュディス。
年齢も近いせいか、ヴァンからは保護すべき従業員のリストからは外れていて、遠慮なく扱われているような印象もあります。
違う角度から見れば自分と対等な存在として扱っているようにも見え、アニエスたちにはやらないようなしつこいいじりをすることも。
リゼットも含めた3人で落ち着いた大人の会話をすることもありました。
ただヴァンはリゼットに対しては年下の少女として扱うこともあるので、裏解決屋の中で保護者じゃない立場で付き合えるのはやはりジュディスくらいのように見えます。
ジュディス側からも遠慮は無く、アニエスたちにはできないような真正面からの質問をヴァンにします。
時には人を遠ざけるような態度をとるヴァンを窘めるような場面もありました。
ヴァンにとっては裏解決屋の中で自分に率直な意見を言える貴重なメンバーのように見えます。
ということで、今回はここまで。
ポンコツっぷりが目立ちますが、14歳から怪盗と女優の2足のわらじを履いていることもあり、ここぞというところでは頼りになるジュディス。
メンタル的には裏解決屋の中で一番強かったキャラクターかもしれないですね。
個人的には、たまにジュディスがヴァンと大人の落ち着いた会話をする場面が好きです。
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