今回はリゼットのキャラクター紹介!
ヴァンをSCとしてサポートする立場で、優秀で隙が無い完璧な女性。
ヴァンとの関係も長く、ヴァンからの信頼も高いことからメインヒロインのアニエスを焦らせる役割も担いました。一方で、機械の体など謎が多く、パーティメンバーの中では最も秘密が明かされていないキャラクターとなります。
そのリゼットの特徴を上げてみました。
兵器の開発部門と民間警備部門の2つの部門があるマルドゥック社。
リゼットはその兵器部門のサービスエンジニアとして働いています。
元々ヴァンの撃剣やホロウコアのサポートをしていましたが、シャードと呼ばれる万能技術に精通し使いこなしている彼女はそのシャードを纏うことで怪物になるヴァンのグレンデルという現象の解明、コントロールにも着手。
ヴァンのサポート役として欠かせない存在となります。
雇用主のマルドゥック社とはあくまで契約上の関係。
リゼット本人も「底知れない会社」とマルドゥック社に対して評しています。
しかし、フェアな会社とも考えており、リゼットがマルドゥック社に対して有益な人材であると示せばマルドゥック社からは相応の見返りがもらえることは信用しています。
マルドゥック社側も相応の働きを見せればある程度リゼットが自由に行動することを許しており、ビジネスライクな関係であることが伺えます。
兵器のエンジニアとしてだけでなく他の仕事でも優秀さを見せます。
裏解決屋に合流してすぐに仕事の段取りを把握するなど、仕事をそつなくこなしていきました。
特に事務関係に関しては優秀で、その方面にだらしないヴァンをサポートします。
その優秀さは生徒会の業務で事務作業に慣れているアニエスでさえも太刀打ちできないほど。
また、家事などもそつなくこなす万能さも見せました。
彼女の有能さは周囲にも目を付けられ、ジュディスやCID、黒月までもが半分冗談で彼女をスカウトするほど。
また、夜遊びに行く主人(ヴァン)をフォローするなど、生真面目だけでない柔軟さもあり理想的な秘書として振舞っていました。
そんな彼女に対するヴァンの信頼はやはり高かったです。
師匠であるベルガルドを除き、助手の中では飛びぬけてリゼットに対する信頼度が高かったヴァン。
リゼットとほぼ同い年のアーロンのことは子ども扱いすることもありましたが、リゼットの場合は対等な同僚として扱うことが多かったです。
助手たちには教えづらいこと(黒芒街など)もリゼットだけには教えようとしていました。
ヴァンにとっては助手ではなく長年組んできたパートナーという位置づけの方が強いのかもしれません。
4章ではリゼットの体は機械でできているという衝撃の事実が発覚します。
どこまでが機械でできているかは判明しなかったものの、五感全てで感じ方が普通の人と異なるような描写があるため、脳以外の大半が作り物であると見られます。
機械の体になった詳細な経緯は分かっていませんが、機械の体で動くようになった時期は1年ほど前であることが分かっています。
リゼットは「体をなくした」と言っているため、元々は体が存在していたことも分かっています。
しかし、「思い出もなくした」とも言っていることから過去の記憶は存在しないのかもしれません。
年齢は20歳だと明言しており、出生ははっきりしているようです。
リゼットの体は機械だと言われない限り違和感を覚えないほど精巧なものですが、それでも常人の70%ほどしか感触は再現されていないとのこと。
そのためリゼット本人は本物の体や五感というものに対して憧れており、感情を取り戻して絶望していたオランピアに対しても体があることへの大切さを訴えていました。
ちなみにリゼットはこの体を買い取る予定のようで、値段は郊外の中古マンションが買えるくらいのようです。
ヴァンとはマルドゥック社のテスターとして契約してからの付き合いであり、他の助手たちがヴァンと知り合って数ヶ月なのに対しリゼットは3年とかなり古くからの関係となります。
そのためかヴァンの事情(教団事件)を知っているような素振りもあります。
幼馴染のルネやエレインですら把握していないヴァンの過去を知っている貴重な人物となります。
直近ではヴァンとの付き合いが最も密だったリゼット。ヴァンからの信頼が高いこともあり、メインヒロインのアニエスから複雑な視線を向けられることもありました。
元々、ヴァンを手助けするという名目で裏解決屋のアルバイトを申し出たアニエスにとって、自分より後から合流しながら完璧にヴァンをサポートするリゼットに対して焦りがあったようです。
所作が落ち着いていて大人っぽく見えるからか、アニエスには特に反応しなかった幼馴染のエレインからもヴァンの周囲にいる女性として警戒されることも。
リゼットもゲーム開始当初から、担当SCとして以上にヴァンに対しては特別に気にかけているような場面があります。
裏解決屋の中で、ヴァンとの関係の深さで言えばおそらく最も濃いリゼットですが、ヴァンと他の女性とのハプニングを見た時や自分とヴァンとの関係性を聞かれても冷静に対応するので、ヴァンに対して特別な想いがあるかは不明。
しかし、ヴァンが嘘をついていなくなった際には珍しく感情を顕わにしていました。
家族も含めたプライベートでの関係者がほとんど見えなかったリゼット。
そんな彼女にはプレゼントを贈りたいという同僚がいました。
リゼットが友人と語る同僚。
仕事以外でも隙が無いリゼットが見せる貴重なプライベートでの人間関係です。
その友人とはヴァンもマルドゥック本社で研修を受けた際に知り合っています。
関西弁の女性と言うと軌跡シリーズではベッキーを思い出しますが、時期的にベッキーの可能性は無さそうです。
ちなみにED画像ではその友人と思われる女生と話している画像が出てきます。
髪の色からしても新しく出るキャラクターのように見えます。
ということで、今回はここまで!
リゼットは年齢層が低いパーティの中で落ち着かせる役割をしていたように感じました。
アルティナのような一から作られた人間ではなく、一度生身の体を失ってから機械の体を得たというところが新しいところですね。
個人的にはカトルと同じで過去の謎が多いキャラクターのため、Ⅱではリゼットが中心の話も出てくるのではないかと思っています。
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