「むすぶと本。 『夜長姫と耳男』のあどけない遊戯」が7/30に発売されます。
あの、はな色の本にもう一度会いたい――。
ファミ通文庫HPより
榎木むすぶは中学二年生の夏に出会ったはな色の本を忘れられずにいた。あれから同じタイトルの何冊もの本と話したけれど、あの本とはやっぱり違う。そして中学三年生の夏、むすぶは再び北陸の地を訪れることになった。やっと会える! と胸をときめかせる反面、その本の持ち主と思われる少女のことは怖い。とりあえず事件の起こった屋敷を訪ねてみると折り紙にくるまれたブローチを拾った。そこには『わたしに会いに来て』と書かれていて――。表題作ほか恋にまつわる短編も収録した第3弾!
2009年に「このラノ」で1位を取った文学少女シリーズと同じ世界観の物語。私はまだ、1巻しか読めてないですが、文学少女よりはコメディよりな物語。しかし、身が凍えるような人の業の表現はこのシリーズでも健在であり、ゾクゾクします。
・・・ツイッターに上がってる挿絵を見ると、文学少女の最終巻を思い出す構図だったんですが、最終巻じゃないですよね・・・?
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