「英雄」に対しての一つの答えが10話で出ました。
・・・それにしてもアニメはゲームよりも「英雄」という言葉を取り上げてくれる印象があります(笑)
苦しそうなラヴィちゃん。
・・・なんか色っぽい(オイこら)
ここは・・・ラヴィちゃんの実家?
お母さんが手当てしてくれています。
目が覚めたラヴィちゃん。
一週間も意識がなかったみたいです。
大けがして帰ってきたことで、お母さんから責められるような口調で問い詰められると
「・・・おなかすいた・・・」と誤魔化します。
可愛いな!
前回から可愛いラヴィちゃんがちょくちょく出てきてくれて嬉しいです!
ラヴィちゃんの地元はミシュスク村。
牧歌的なところだなあ。
雰囲気的にはリベールを思い出しますかね。
ラヴィちゃんはタリオンに撃たれてから教会で治療を受けたり、通りすがりの運転手に送ってもらったりして、この村に来たようです。
ノーザンブリアの人たち、優しいなあ。
明らかに状態のおかしいラヴィちゃんを拒否せずに助けてくれるなんて・・・。
それにしても・・・
最初に助けてくれたシスター可愛いな!(結局それ)
怪我して帰ってきた娘を見て、お母さんが「あんな子供が銃で撃たれるなんて」と言った時にはハッとしましたね。
そういえばラヴィちゃん15歳ですもんね。
北の猟兵だと誰もラヴィちゃんを子ども扱いしないのでラヴィちゃんの年齢を忘れていました。
村には英雄ヴラドの元部下デリックがいましたが、この人が10話のキーパーソン。
衛生兵をしていたころのヴラドの話は10話の中でも印象的でしたね。
戦場で実際に戦わない衛生兵のために食料を回してくれるところは、ヴラドの人柄の良さを感じました。部下に慕われる優しい上官だったんでしょうね・・・。
そして、今回一番驚き・・・というかイラっとしたのはローガン派の部下たち。
ラヴィの後を追ってこの村までたどり着いたのは良いですが、めっちゃ横暴な態度を取ります。
・・・本当にあのローガンの部下なのか?
ローガンが嫌いそうな民間人への対応ですが。
・・・クーデターがある程度成功して、変に自信がついたのかもしれないですね。
しかし、その図に乗った猟兵たちをデレックが軽くいなします。
「ローガンに伝えろ。この次は治療せんとデレックが言っていたと。」
格好いいぜ!デレック!
閃の軌跡NWはぽっと出のキャラが、めっちゃ印象に残る言動をしますよね。
デレックの活躍で帰っていく猟兵たち。
ハハハハハハ!!!ざまあみろ!!!
そしたら、畑に火を放ってきました。
マジか、こいつら・・・。
さらっとやってるけど、やってること北の猟兵への信頼を地に落とすようなことしてるからね?
これ国中に伝わったら北の猟兵おしまいじゃない?
村中が焼き払われてしまった後、どうすればいいか分からず呆然としていたラヴィちゃんの前に出てきたのはイセリア!
・・・なんでイセリア、ここにいるの?
イセリアに連れていかれたのは、地下の避難所。
かつて、祖父ヴラドが村のために作ってくれた場所みたいですね。
村のみんなが集まっていました。
この地下で強調されていたのは、
「みんなで協力して」
「助け合って」
という言葉。
一人で村を守ろうとしていたラヴィちゃんに対しての忠告のようにも聞こえましたね。
村の人たちはそんなつもりないんだろうけど。
まあ、それはさておき。
なぜ、村の人たちの輪にイセリアが普通に混じってるの?
違和感しかないんですが
久しぶりに自分が守りたかった村に戻ってきて、ラヴィちゃんは祖父の言葉を思い出します。
「皆が私を英雄にしてくれた」
「この村を一人一人が大切に思っている」
「だから、この村の一人一人が英雄だ」と。
・・・閃の軌跡NWでの英雄というものに対する答えがこれなのかもしれません。
最後は猟兵をやめたがさせていた母親に送られて、また戦いの場へと戻っていったラヴィちゃん。
ということで、今回はここまで!
「英雄殺しの汚名を着せられて何故黙ったままだったのか」
ヴラドに対する謎の一つがそれだったんですが・・・。
今回、明確に答えは出ませんでしたが、「村を守れるくらいが自分の力量の限界」というのが答えの一つだったのかもしれませんね。
肥大していく英雄の名よりも、地に足をつけた等身大の自分でいたかったと。
・・・半ば自分を見失ってたグラークを見ると、正解だったのかもしれないですね。
あとは、この10話の印象を強くするために、もっとラヴィが「英雄」というものに対して悩んでることを具体的に描写してほしかったかなあ。
結局、ラヴィが英雄という存在の何に悩んでるのか、よく分からなかったんですよね・・・。
私の理解力不足?
そういわれれば否定はできないですが!(きっぱり言うな)
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