サイタマが自分より上だと頑なに認めないフラッシュはフォルテよりも器小さくないかな?
それぞれヒーローとして行動しているS級ヒーローたち。
ヒーローのトップオブトップとして最初は底が見えづらかった彼らも、それぞれに限界が見えてきた感じがします。
まずは閃光のフラッシュ。怪人教会の残党を追っていますが、あまり上手く行っていませんでした。そこで考え付いたのはサイタマに協力させるという策。
未だに自分の方が上だと思ってるのかよ・・・
プライドの高さがサイタマの力を認めることを無意識に拒んでいるのかもしれませんが、すぐにサイタマを認めたジェノスと比べてなあ・・・器が小さいというか・・・。個人的にS級の中でもあんまりフラッシュは凄いとは思えないですねえ。まあ、多少過信気味でも自己肯定は変わらずできている分、まだマシかもしれませんが。
深刻なのは自信を完全に失ったクロビカリの方でしたね。
戦うことに恐怖を覚えてしまったクロビカリ。クロビカリは自身が絶対に傷つかないという自信をもとに戦っていたので、初めて受けた攻撃の”痛さ”に対して予想以上に弱かったようです。S級ヒーローが圧倒的な強さの副作用でメンタルが弱いというのは意外でしたね・・・。キング? あいつ、なんちゃってS級だし。
クロビカリの弱り方はちょっと痛々しくて見てられないくらいですね・・・後輩の女の子も心配してますし・・・。
・・・クソ可愛いな、後輩。
クロビカリ、お前はもっとメンタルやられろ、この野郎(オイ)
一方で、怪人教会に痛めつけられながらも未だに前を向いて鍛錬を続けていたのはタンクトップ。フラッシュのように自分の力を過信してないし、クロビカリのように戦闘を怖がるメンタルの弱さもない・・・。流石、タンクトップだぜ!
あくまで目指すのがタンクトップの着こなしの高みなのがよく分かんないけど。
努力は惜しまないし、メンタルも強いタンクトップですが、タンクトップ一丁での戦闘が基本・・・というか神聖な戦闘服なので、どうしても防御力が弱い状態での近接戦闘というサイタマやクロビカリ並みの肉体がないと厳しい戦闘スタイルになってしまいます。
今回も竜レベルの怪獣相手にあっさり捕まってしまってましたね。・・・なんとなく、タンクトップの限界が見えてる感じがします。個人的には好きなヒーローなので応援はしてるんですが・・・
このようにタツマキは例外としても、他のS級は段々と”底”が見えてきた感じがしますね・・・
そんな中でサイタマという規格外の規格外の規格外の存在をずっと追いかけてきたジェノスはS級の中でも抜け出るくらいに強くなってるような気がします。
タンクトップをあっさり捕まえてしまう怪人に対しても、具体的な描写無しで倒してしまいましたね。
新パーツのお披露目だったのに!
フラッシュと違い、サイタマの力を素直に認め師事する謙虚さを持ち、
クロビカリと違い、何度やられても敵に向かっていくメンタルの強さも持ち、
タンクトップと違い、強くなるためなら手段を問わない柔軟性を持っている。
今回、他のS級ヒーローに比べて、ジェノスが順調に強くなっている理由が示された話になってるようにも感じました。
まあ、真っ先にサイタマの強さを見抜いたという時点で、ほかのS級とは違うんですけどねえ!(なぜ、お前がどや顔?)
サイタマを最大限尊敬しながら、サイタマの強さを目指すジェノスのことが大好きなので、いつかジェノスがサイタマに一矢報えるような展開が来てくれたらいいなあ・・・
ということで、今回はここまで!
多くのS級ヒーローの動きを見れた今回。しかし・・・だんだんとS級ヒーローでも力不足になっているような雰囲気を感じてきます。個人的にS級ヒーローが更に上を目指すとしたら、まずサイタマの強さを認めるところから始めるべきだと思うんですよね・・・。あの理不尽なくらいの圧倒的な力を認めないと・・・。
そういう意味では、さらに上を目指せるS級はタツマキとか、ジェノスとか・・・・キングは無いか。それ以前の問題だし。
童帝がヒーロー協会に対して不信感を示している場面もありましたし、今後のS級がどうなるかが気になります・・・。
・・・ところで、私のタツマキの出番は?
フブキも出てこなかったけど? あの二人が出てこないと満足しない体になってるんですが?
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