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推しの子 第十一話 感想 かなちゃんの印象が強かった一期。魅力あふれるかなちゃんで締める!

2期も決定した推しの子。

最後までかなちゃんの可愛さが印象に残りましたね。

あ、原作のネタバレ注意です。

アクア、キレッキレだぜ・・・周りのお客さんにぶつけなかったんだろうか?

あと伊駒さんも予想以上にキレッキレで驚いた・・・

さて、アニメは最終話でもかなちゃんが中心。

原作の話の展開的にしょうがないとはいえ、主人公の片割れであるはずのルビーへの忖度一切なし。

まあ、ルビーが大活躍するのはもっと後ですしね・・・(白目)

ここまでかなちゃんを中心に1期を終わらせられたのはかなちゃんの人気も表しているのかな?と思います。

私はあかねちゃん派ですが、かなちゃんのことも好きです。

かなちゃんの魅力は何かなあと考えると3つくらいポンっと浮かんできました。

まずは重くて面倒くさい性格。

子役の頃にはチヤホヤされていた自分が、今では誰も見向きもしてくれない

「自分には誰も期待してくれない」と自虐で言いながら、心の底では「誰か私を見て!」と泣き叫んでるかなちゃん。自虐が多いのは周りに言われるよりも自分で先に言って傷を浅くしたいからでしょうか?

このように重くて面倒くさいところは、でも、推しの子のキャラの中では誰よりも共感できます。芸能人が多い作中で、視聴者に一番近いキャラなのかもしれないですね。

でも、自虐はしても弱音は吐きません。どれだけの恐怖があろうと仕事にはちゃんと向き合います。

重くて面倒くさいけど、それでもやり通そうとするプロ意識も彼女の魅力ですね。

あとは、分かりやすい性格。

分かりやすいですよね。本当に分かりやすい。特にアクア関係。

アクアがあかねちゃんとリアルでは付き合ってないと分かった時の顔が本当に可愛かったですね~。

その後のほっとした顔も可愛かった・・・

自分の負の感情はひた隠しにするくせに恋愛に関してはまったく隠せていない所が愛おしい。

アクアと仲直りした喜びをアクアをいじる方向に持っていく素直じゃない所も分かりやすくて可愛いです。

・・・まあ、最近原作読んでると未だにそれなのかと思う時もありますが。

いい加減、かなちゃん側から思い切り踏み込もうぜ・・・。

そして何よりチョロい

分かりやすいと重なる部分もありますが。

アクアが三色のペンライトで踊っているのを見るだけで喜んでしまうかなちゃん。・・・他の女のペンライトも持ってるのに、自分の色も持っていると分かっただけで絶望の表情からこの表情に変わるのは本当にチョロくて可愛いぜ!

でも、それがこの名シーン「アンタの推しの子になってやる」につながったわけで・・・やっぱり、かなちゃんのチョロさはこの作品の重要な部分だなあと思います。ちょっと脇が甘く見えるのがメンタルの弱さと相まって心配ですが・・・変な女好きの監督に引っかからないでね?(フラグ)

こんなに魅力の多いかなちゃん。・・・改めて抜き出してみると本人にとっての欠点が魅力になってるんですね。

あかねちゃん派の私は、そんな魅力にあふれるかなちゃんとあかねちゃんの修羅場が本当に楽しかったです。

1期で一番ワクワクした。

特に普段は良い子のあかねちゃんの黒い顔が最高!

いやあ・・・ゾクゾクするぜ・・・

マジの悪女に見えました。・・・これを「今ガチ」でやればよかったのでは?

個人的には原作でこの二人のガチの正面衝突が無さそうなのが悲しいですね。

「かぐやさまは告らせたい」では会長を巡っての修羅場が無かったの、で推しの子では期待してたんですが・・・ちょっと消化不良。

恋愛代行でも今のところ修羅場展開は無さそうなので、赤坂先生がそういう展開をあまり好まないんでしょうか・・・

三角関係を楽しむとかそういう時代ではないのか・・・ノベルゲームの最高峰は「White Album2」だと思ってる私にはきつい時代だぜ・・・。

最後は恐らく2期を意識して、東京ブレイドの舞台が始まる前のちょっと中途半端なところで終わった推しの子。それが個人的にはちょっと残念。「アンタの推しの子になってやる」はタイトル回収も含めてラストにふさわしいと思うので、あれをラストに持ってくる感じだともっとキレイに終わったと思うんですが。

まあ、贅沢な不満ですね。

あと、原作では「アンタの推しの子になってやる」のセリフが達成されなさそうなのもちょっと残念です。まあ、アイドル以外でという意味ならまだ可能性はありますが・・・。

ということで、今回はここまで!

全体の感想を言うと、素晴らしいアニメ化

これ以上ないって程、力が入ってましたね。

作品としては露悪的な部分もあって、人を選ぶかもしれませんが、「推しの子」の面白いところはヒロインが追い詰められているところで主人公が助けるカタルシスの部分や可愛いヒロインたちの恋模様など、王道的な部分だなあとアニメを見て改めて思いました。

復讐劇云々はあくまでそれらを盛り上げる舞台装置だと個人的には思っていますが、原作含め今後はどういう展開になるんでしょうか? 

アクアがダークヒーローの方向に中二病を拗らせてるのがちょっと心配・・・

あ、なんでもないです、ハイ。


Dai

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