夢の中でナイスバディな可愛い女の子たちに情熱的に求められるという、男ならまさに夢のような状況も神父くんにとっては地獄。
・・・というか、この女の子たち・・・イムリちゃんか?
神父くんの真面目な性格からするとイムリちゃん相手にこんな夢を見てしまうのは・・・なおさらきついですね。
あの「暴食の悪魔」の方がマシって凄いな・・・
そんなに色欲に対する拒絶反応があるのか、神父くん。
でも・・・拒絶反応が強い分、強烈なあこがれもあるように見えるのは気のせいでしょうか。
さて、潜入している学校では学生みんなが楽しみな文化祭が近づいていました。文化祭は学生ならみんなワクワクしますよね! 私は一切楽しみじゃなかったけど(一瞬で矛盾)
しかし、文化祭最終日はアスモデウスがアリアを狙う日。
ウキウキしてる場合じゃありません。なんとしてもアスモデウスからアリアを守らなければ!
まあ、この二人同一人物ですけど(またしても一瞬で矛盾)
アスモデウスに対して気負い過ぎている神父くん。
アリアからも何か不安があるのかと指摘されます。
うん、お前が原因だよ。
そんな神父くんを少しでも助けてあげようとイムリちゃんが相談に乗ろうとしますが。
まあ・・・本人を前にして「キミが出てくる邪な夢を見ている」なんて言いたくないですよね。
普通の男子高校生でも言えないのに、神父くんならなおさら・・・。
しかし、護衛対象のアリアに不安を与えてしまったと心配し、アリアにはこのことに関して謝罪します。
素直で真面目な子だなあ・・・イムリちゃんやアリアが神父くんを気に掛ける理由がよく分かります。
同性の私ですら、可愛いと思いますからね。なんかこう、庇護欲が湧く。
神父くんの普通じゃない様子を見たアリア(アスモデウス)は
だから、お前が原因だって。
人に(特に女性に)話せるような内容でもなく、自分は「最強」だし、「4年前も勝ってる」から大丈夫だとアリア・・・と自分に言い聞かせる神父くんですが、それが更に彼を追い込んでいるように見えます。
「最強」だから性欲になんて負けちゃいけないと、より自分を抑え込もうとしていることが一つ。
もう一つは「4年前も勝ってる」から、あの時より成長した自分が負けるわけがないという考えですが、体が成長しているということは性欲も強くなってるということですよね・・・。
むしろあの時より不利になっていることを神父くんも無意識に自覚してるんじゃないだろうか。
神父くんを追い込んでいる原因であるアスモデウスが困惑するほど取り乱す神父くん。
「性欲に負けてしまうかもしれない」ということが彼をこれほどまでに追い込むのですね・・・。
男として、この生き方は辛すぎやしないですかね?
地獄にいる彼を引きずり出してくれたのは。
歌姫アリア様。
天使・・・いや、聖母様・・・いや、こいつが色欲の悪魔なんだけどね。
アスモデウスを怖がってるという事実を遂に神父くんは口に出して認めてしまいます。
イムリちゃんではなく、アリアにそのことを告白してしまうのかあ・・・。
あれ、これNTRでは?
アリアの優しさに異性から触られることへの恐怖心が無くなっていく神父くん。
篭・絡・完・了!
ひでえマッチポンプを見たぜ!
マッチポンプとは、自らマッチで火をつけておいて、それを自らポンプで水を掛けて消すと言う意味で 偽善的な自作自演の手法・行為を意味する和製外来語である。
出典:wikipedia
神父くんをここまで追い込む元凶でありながら、その神父くんを助け出し篭絡するという、これこそがまさにマッチポンプというマッチポンプ。
でも、アリアちゃんに篭絡されるなら、私だったら構わないぜ!(愚かな男)
あと・・・原因はアスモデウスかもしれませんが、神父くんがここまで追い込まれるようになった真因は教会の人間の教育なので、あんまりアスモデウスを責める気にもならないんですよね。
「この調子なら堕とせる」と確信するアスモデウスですが、
神父くんのありがとうの言葉に他の誰かを重ねてしまいます。
サラちゃんか・・・・・・・・誰、それ?
アスモデウスにも悲しい過去があるんでしょうか・・・
そんなの追加されたら、ますます私はアスモデウスを憎めなくなっちゃうんですが・・・
ということで、今回はここまで!
神父くん・・・ごめん。
アスモデウスが神父くんを堕とす過程にゾクゾクしている私がいるよ。
あと神父くんの悪夢にちょっと興奮してしまった私もいる・・・(どうしようもねえなあ、こいつ)
神父くんには本当に申し訳ないのですが、アスモデウスが出てからの神父くん、イムリちゃん、アスモデウスの三角関係の展開は過去一ワクワクしながら読んじゃってます。
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