PR 待望の1巻は11月発売です。
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恋愛はしたいが自分主体で異性と話したくはないという、それは本当に恋愛をしたいと言えるのか?とツッコみたくなる状況にいるマリちゃん。
自分というものを受け入れてもらえるのが、恋愛の目的なんじゃなかろうか・・・?
コンちゃんが自分をもっと操りやすくするために、イヤホンから入ってくるコンちゃんの台詞をほぼラグ無しで自分の口から発することができるという、別作品の一流スパイみたいな技術を身に着けてました。
うん。マリちゃん。正直言って・・・気持ち悪いぜ!
何が気持ち悪いって、極限まで自分の個性をそぎ落とそうとしながら、それでも恋愛をしようとしているのが気持ち悪い。というか怖い。
・・・何が楽しいのだろうか、それ。
マリちゃんの異常性をしっかりと認識しながらもお客さんの要望には応えてあげないといけないと、しっかりと仕事はするコンちゃん。
マリちゃんの標的の異性を口説き落とせるように頑張ります。
例えそれが自分が大嫌いな男だとしても!
マリちゃんの目線でポンを見て、自分の発する言葉をマリちゃんにリアルタイムで追従させる!
ここまで行くとWEB会議よりもリアルな会話の雰囲気!
相手の反応を見て、会話の流れを読んで、ポンを口説き落とします! コンちゃんが!!!
・・・・ねえ? これ、誰と誰の恋愛心理戦?
果てしなくやる気が出ない男への媚び。
しかし、プロとして、いついかなる時も本気を出して仕事をしなくてはなりません!
そう、どれだけやる気がなくても仕事中にネットで4コマ漫画とか読んではいけないのです!
聞いてるか!? 俺の五つ向こうの席にいる中年!
オマエだぞ!お前に言ってるんだぞ!こらあ!
そんな仕事で俺よりも金貰いやがって!(急に入る私怨)
それはさておき、自分で「男を落とす才能がある」と自負しているコンちゃんは、デブ・・・もといぽっちゃり系の攻略もおてのもの。
ぽっちゃり系をバカにしやがって!!!!
これくらいのコミュニケーションを嫌いな男子いないだあ!?
当たり前だろうがあああ!!!!
モテない男子代表として言わしていただくと、さえない男の9割9分が女性からのボディタッチを凄く喜びます。拒絶するような言動をしている奴はほぼ100%、気持ちの悪い見栄です。
特にマリちゃんみたいな美少女にやられたら天にも昇る気持ちでしょうね。下手なセーターよりも童貞を必ず殺すと思う。
The オタクみたいな体型のポンもたちまちメロメロに・・・
は・・・?
え?なに?・・・お前、太ってるんじゃなくて筋肉なの?
は? え? お前まで俺を裏切るのか?
ポン。お前はオレの同類じゃないのか?
・・・お前には言っておきたいことがある。
私・コンちゃん「解釈違い!!」
ちなみにこの後、怠惰な体型だと信じ込んでいたコンちゃんからの指示に焦ったマリちゃんはポンの胸を揉み揉みしてしまいました。
マリちゃんの変態度が10上がった。
私のポンへの殺意が100上がった。
ということで、今回はここまで!
全体的にコメディ寄りの話でしたけど、その中でマリちゃんの異常性も垣間見えた話でした。
自ら操り人形になろうとする姿勢は・・・少しゾクッとするものがありましたね。
その主体性のなさのせいか、そもそもの最近の出番減少のせいか、作品の中でのマリちゃんの印象がどんどん薄れていってるような気がします。
ビジュアルはダントツで一番好みなのに・・・関君やコンちゃん、ポンに比べて人としての魅力があんまり私に伝わってこないですね。
なんなら、ノブ子ちゃんの方がまだ人間の魅力を感じるくらい。