トラブルをスマートに解決できる男はモテる!!!
前回たちの悪い酔っ払いに絡まれてしまった二人。
そこで久世君がサっと相手に前に表れ・・・
酔っ払い部長にご挨拶。
何だその上品な手の使い方。何だその大人相手に真っすぐな視線・・・・
英才教育を受けた名家のご子息か!お前は!
・・・名家のご子息だったわ!(原作既読済みの私)
取引先の弟だという設定で丁寧にあいさつする久世さん。
怖いよね・・・取引先って名前が出たら。
会社で見知らぬ人が取引先の人だと分かったら背筋がピンって伸びるもん。(相手で態度を変える大人)
久世君は丁寧な口調で酔っ払い部長の偏見を潰していきます。
こわーい。
ぶっちゃけ怒鳴る人よりも、こうやって冷静に責めてくる人の方が怖いんですよね。人って自分が「間違ってる」て自覚した時が一番弱くなるので。たまに、その間違いを認めない人もいますけども。
「謝罪を受け入れます」って高校生が言う言葉じゃないんだよなあ。
なんなら、大人からも聞いたことがない。
この言葉、圧倒的に立場が上じゃないと使えないんですよね。特に日本人はそうじゃないかな?思ってもないけど「いえいえ。こちらも~」って自分を落としてお茶を濁すんですよね。
・・・B’zの「パーフェクトライフ」って曲で似たような歌詞があった気がします。
ちなみに久世君が言ったことは全部嘘。相手が「営業」で「部長」で「磯山って名前」だということが分かってたので、とっさにはったりをかましたんでしょうね。
・・・勇気あるなあ。あと器用だなあ。
トラブルでは攻撃的な態度よりもこういうスマートな対応の方が女性は嬉しいって聞いたことがあります。みんなも気をつけよう!
・・・私? 私はさっさと逃げます。(論外)
でも、久世君は大分リスキーなことをやったとは思いますけどね。嘘だとバレたら逆に相手の怒りを上げかねないですし。・・・それだけアーリャ姫への言動に久世君もキレたってことでしょうか?
このトラブル対応があったから―――かは分からないですが、有希ちゃんと同じように久世君を生徒会に誘うアーリャ姫。
まあ、あれだけの対応(交渉)できるなら、生徒会なんてちょちょいのちょいですよね。
というか、会社でも余裕だと思う。入社3か月でエースになれるよ!
そして、新人に大量の仕事が舞い込んできて、疲れ果てるんですよねえ(遠い目)
しかし、頑なに生徒会をやる気はない久世君。
そんな彼に、ついという感じでアーリャ姫の口から出た言葉は・・・
・・・まあ、原作読んでるんで、この後に続く言葉は分かるんですが・・・。
改めてこの場面を見ると素直じゃないアーリャ姫がとっさに助けを求めようとするくらいに、結構追い込まれてたんだなあと感じます。
元々、交友関係が広くないアーリャ姫。一人で頑張る癖が多少改善されたとはいえ、全面的に心を許せる人は久世君くらいしかいません。
そして、戦う相手があの化け物なので、優秀な久世君という人材に頼りたいという気持ちもよく分かります。
さて、その化け物は久世君の家で待っていました。
「おっかえりなさ~い。お兄ちゃん♡」という媚びたセリフでお出迎え。
・・・久世君。
一発ぶん殴らせろ!!!(いきなり!?)
こんな可愛い妹が「おかえりなさい。お兄ちゃん」なんて言って待っててくれるなんて羨ましすぎて血を吐くわ!!!
あ~あ。突然、私を大好きな可愛い妹ができないだろうか・・・。(現実逃避)
ということで、今回はここまで!
やっぱり、久世君の仕事のできる男感が凄いなあ・・・。
立ち回りが高校生じゃないんだよなあ。あんなことできる人、会社でも今まで2,3人しか見たことないですね。(いるはいる)
久世君が普段ピエロを演じていますが、ライトノベルにしては珍しい高スペック同士のラブコメですよね。・・・やはりアーリャ姫や有希ちゃんくらいの美少女と付き合うにはこれくらいのスペックがないといけないのか・・・!!!(当然の真理)
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