2話の中で3,4回泣きかけてしまった・・・。
ベガちゃんの生い立ちが明らかに・・・
ベガちゃんは双子として生まれてくるはずでしたが、どちらか一人しか生き残ることしかできない状況でベガちゃんが選ばれた。そんな過去は知らずにいたベガちゃんでしたが
レースで走ったときに、自分のものとは違う感情が沸き上がりました。輝くような喜びと興奮、そして走り終えた時の寂しさ・・・。
レースを走ってしまったことでもう一人の誰かが、ベガちゃんの代わりに死んでしまった妹が自分の中にいることを実感してしまったベガちゃん。
それは妹がどれだけ走りたかったかを感じることができてしまうということでした。
だから、ベガちゃんは素晴らしい走りで勝つ姿をベガちゃんに見せないといけない・・・それが唯一の贖罪になるから・・・。
背負ってるものが一人だけ重すぎないかなあ・・・その重さこそがベガちゃんの強さなのか・・・でも、ベガちゃんは走ることの楽しさをちゃんと味わえてるのか、そこがちょっと気になります。
ベガちゃんの夢に出てきたのはベガちゃんにそっくりで、それでいて全く違う笑顔を見せる存在。
楽しそうに走る妹の姿と満面の笑みでの「お姉ちゃん」呼びに私の涙腺がこの時点で決壊しそうになりましたね・・・。やめろよ・・・こういうの弱いんだよ・・・
凄く辛い過去を背負っているベガちゃんですが、これも史実通りなんでしょうか・・・
こんなの、応援せざる負えないじゃないか・・・!!!
レースへのプレッシャーのかかり方が三者三様なところも面白かったですね。
優等生のトプロちゃんはクラスメイトや街のみんなから応援されます。
そして、何よりトレーナーさんの期待に応えなければならないというプレッシャー!
ダービー前に「私、絶対、トレーナーさんをダービートレーナーにして見せますから!」と、トプロちゃんが宣言した時には頭抱えちゃいましたね。
自分でフラグを立てるな!!! 自分で自分にプレッシャーをかけるな!!!
皐月賞で結果を残したオペラオー様は取材陣からの取材量の多さが日に日に多くなっていきます。
スター性があってスターである自分を演じられるオペラオーはその取材を断ることもせず、愛想よく答えていき、取材陣からの好感度がアップ! 流石、スターだぜ!
・・・逆に言えば、オペラオーというスターを演じるためには取材を避けることはできないという負担も感じましたね・・・。
取材陣に笑顔で答えた後に、目を伏せるような仕草もあったので心配になりました・・・。
最後にベガちゃんは・・・言うまでもないですね。
自分のために死んでしまった妹のために・・・他の二人とは質の違ったプレッシャーを抱えます。
トプロちゃんやオペラオーがレースするウマ娘全員とベストを尽くしたいと思っているのに対して、あくまで妹のためだけに走ろうとするベガちゃん。
・・・垣間見える戸惑いから、本当は皆と仲良く切磋琢磨したいんでしょうけどね・・・
ベガちゃんが傍から見てて壊れてしまいそうな繊細さがあって怖すぎる・・・私が優しく抱きしめてあげたい・・・(ただの変質者)
小回りな中山競馬場はストライドの大きいトプロちゃんには不向きなコースで、全く自分の走りを出来なかった。トレーナーさんはそこを指摘します。
ほう・・・そこに気づくとは・・・このトレーナーなかなかやるみたいですね・・・・(フッ)
(本音:へ~そうなんだあ。全然知らなかった。)
しかし、ダービーはトプロちゃんにピッタリなレース場。ウマ娘ファンはそのことを分かっていたのか、皐月賞で勝ったオペラオーではなく、トプロが一番人気となります。
ファンもちゃんと考えてるんですね。私だったら安直にこの前勝ったオペラオーを一着予想にしますけど・・・
そんな、ナリタトップロードが有利なことが強調されたダービーが始まります。
レース直前の音が無くなる瞬間がゾクッと来ましたね・・・めっちゃ緊張感が高まりました。
トプロはオペラオーを徹底マーク・・・最後にオペラオーをかわして先頭に立つという完璧なレース運び!
前回負けた悔しさをすべてぶつけてるような・・・素晴らしい気迫!
まさに勝者の走り!
・・・に迫ってくる末脚・・・・
いやあ・・・トプロがゴールが見えて喜んでた時に凄く嫌な予感がしたんですよお・・・
その後は二人の鍔迫り合い。
最後に勝ったのは・・・
クビ差でベガちゃん・・・
クビ差の掲示板を見上げるトプロが切なすぎるよ・・・
そして、あふれ出す皐月賞では見られなかった大粒の涙。
今回は皐月賞とは違い、自分の得意なレース場で自分のすべてを出し切ったので、本当に悔しいんでしょうね・・・。
泣き出すまでがリアルすぎて、ついガチでもらい泣きしてしまうところでした・・・
堪えられて良かったです。大人の男のガチ泣きほど醜いものはないですからねえ・・・あ~でも、つらい・・・
トプロちゃんにも泣けましたが、その前の悔しさをかみ殺して勝者のベガちゃんを称えるオペラオーにもウルってきました・・・。
ここ、微妙に唇が震えるんですよね・・・
オペラオーも泣きたいほど悔しいはずなのに、それを一切見せずに笑顔で勝者を称える姿。
まさに覇王のプライドを見ました。
流石、オペラオー様だぜ・・・!!!
もうね・・・トプロちゃんにもベガちゃんにもオペラオーにも全員に感情移入しちゃって、全員に勝ってほしんですよ・・・
トプロちゃんがどれだけ勝ちたいかが凄く伝わってきたので、今回のダービーはトプロちゃんに勝ってほしかった・・・いやでも、ベガちゃんが負けたら私絶対泣いてたな・・・
いっそ、お手手つないでみんなでゴール。みんなが一着でも・・・ダメですよね、そんなの・・・
彼女たちの努力を一番踏みにじってる・・・。
トプロちゃんの曇り顔が見たいとは言ったが、流石に今回はトプロちゃんの曇り顔で興奮することができなかったぜ・・・
私もそこまでは人間の屑ではなかったということか・・・
|