まるで曇り顔のバーゲンセールだな・・・(恍惚)
周囲からは苦戦すると見られているオグリキャップ。
しかし、ベルノちゃんだけはオグリが勝つことを疑いません。
レース中に内を取ったオグリの判断を信頼します。
・・・実際のレースでもこんな展開だったんでしょうか。
ウマ娘を見てるとレース中の展開や事前の作戦が物語としても凄く映えるなあと、これが史実だったんだなあと不思議な気分になります。
ベルノちゃんはいつだったオグリを全面的に信頼します。
なぜならオグリキャップはいつも本気で勝ちに行ってるから。
私が一話から続いているオグリキャップとベルノライトの関係。
ずっと読み続けているからか、二人の信頼しあう関係を見るとジーンと来るものがありますね。
オグリのレースへの覚悟に対して、信頼するベルノちゃんの方にも覚悟のようなものを感じるのが面白い。
・・・にしても・・・
今回のベルノちゃん、凛々しくてなんか色気あるように感じるのは何故だろうか・・・?
ベルノちゃんのオグリを「信じてる」という姿勢に対して、自分にとってのトラウマを思い出しているのは六平。
彼は過去に「信じてる」という言葉で、担当のウマ娘を”つぶして”いました。
ウマ娘に対して根拠のない全幅の信頼を見せていた若き六平。
奇麗だなあ、このウマ娘!
あと、この六平は本当に27なのか?
「次こそ勝てる」
「きっと勝てる」
自分のウマ娘を鼓舞し続けていた六平ですが、負け続ける中での「信じてる」という言葉はウマ娘の中で信頼されているという喜びよりも、ただの重圧と虚しさを増す言葉となっていました。
いくら「信じている」と言葉で言われても、結果には伴わない。
一体、トレーナーは誰を信じているというのか?
ここの顔が本当に絶望しているようで辛い。
元々はトレーナーの六平もいじれるくらいの明るい子だったようなのが、尚のこと辛いですね・・・
・・・一応、六平を擁護するなら作中で出てきたレースの結果も3→2→5→4→2と途方もなく悪いわけでもなく、レースごとに一応反省はしており、最後のレースでは「適性がハッキリした」と方向性が定まったような言葉は口にしていたんですよね・・・。
ちょっと勿体なかったかな・・・
でも最後のレース、新人に大差で負けたのは心折れるか・・・
・・・というか、立ちふさがったのはまた英人さんですか・・・
つくづく六平と因縁あるな、この人。
あとウマ娘との距離感近いぞ、こら。羨ましい!!!
そこからは自分の理想を押し付けるのではなく、ウマ娘の現実を見ていこうと方針を変えた六平。
今の担当ウマ娘の充実した顔を見ていると、その方針は決して間違いではなかったはずですが・・・そんな現実主義の六平が無条件で信頼したくなってしまうウマ娘が現れてしまったのが、今の六平の苦悩するところ。
六平は自分にとっての呪いの言葉をオグリキャップに向けます。
熱い・・・・!!!!!
熱いよ、この関係!!!
ということで、今回はここまで!
面白かった!
トレーナーとして一度砕かれた理想
そこから現実主義になり老いるも、また若いころの自分を思い出させる才能に出会ってしまう・・・
なんて美しい・・・
この二人がウマ娘の中で最も好きなウマ娘とトレーナーの関係かもしれないなあ
・・・あれ? 北原の霊圧が・・・
あとはシングレ大得意の曇り顔が今回バーゲンセール中でしたね。
流石にここまで来ると、可愛そうで興奮できない・・・
嘘です。めっちゃ興奮しました。
私の性癖はシングレに壊されたのかもしれない・・・。
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