個人的にオベイさんがフォークインちゃんに明確に負けていたところといえば・・・服の露出度の差だと思いますね!去年の服ならレースにも勝ってた!(違う)
フォークインにとっては理想の自分。
理想のアイドルであったオグリキャップ。
周囲の期待に押しつぶされるどころか自分の力に変えてしまうオグリキャップのように自分もなるべきだったとフォークインは理解していますが、
だからこそ負けるわけにはいきません。
ここで負けたら今の自分を否定することになる。
第2のエレズリーを拒絶した自分を。
拒絶は「アタシ」を守る反応だったはずで、ここでオグリが正しいと認めれば、「アタシ」を捨てて第2のエレズリーになることが正しかったと認めてしまうことと同義になってしまいます。
オグリとの戦いはまさに自分を肯定するための戦い。
まあ、オグリは他の誰かになるわけではなく、一歩先の自分を目指していて、その自分を周りも期待してくれているという、フォークインとは状況が少し違うわけですが。
「あなたはあなたのまま愛されている」という言葉の重みがより大きくなった気がしましたね。
まあ、ニュージーランドのファンも純粋にフォークインを応援しているように見えましたが。
「誰も私を見てくれない」というフォークインの悩みは、少しばかりフォークインの思い込みも入っていたのかもしれません。
私も会社では誰も期待してくれていないという被害妄想に・・・え、それは事実?
・・・それはともかく。いや、ともかくじゃないけど、ともかく。
今回のレースの決着。
有馬記念のタマモクロスとの戦いに構図など似ている部分がありましたが、スピード感と迫力がより増しているように感じました。
特に遮蔽物越しにフォークインとオグリの姿が見えるコマで、実際に走り抜けていく映像が頭の中によぎってゾクッとしましたね。
一方、その二人に完敗してしまった前回王者のオベイさん。
今回は道化を演じずに本来の自分で真っ向勝負を挑みましたが、本物にねじ伏せられてしまいました。
立ち尽くすオベイさんが悲しい。
汗とともに涙を流すオベイさんが悲しい・・・。興奮する。(え?)
半分冗談はさておき、贋物を倒すのが本物だ、とオベイが認めてしまうところが悲しかったです。
本来の自分ではオグリ達には絶対に勝てないということを認めてしまったようにも見えました。
ちなみにオベイさんが本物として思い出していたウマ娘・・・彼女はオベイが道化を演じる時に参考にしていたウマ娘ですよね。
史実でも有名なんだろうか・・・? 前回も名前が出ませんでしたが。
ゴールを過ぎているのに走り続けるオグリ達と、ゴールにたどり着いたら立ち止まってしまったオベイさんの対比も寂しかったなあ。
ここで、自分は終了。先に行く彼女たちにはこの先追い付けないという表現にも見えました。
まあ、私は史実を知らないので今後どうなるのかは分からないですけど。
これで将来オベイさんがフォークインやオグリに勝つ展開が来たら、オベイさんに失礼すぎるなあ・・・。
さて、オベイさんに完勝したオグリとフォークイン。そんな二人の間でも勝敗はつきます。
勝ったのは・・・
フォークインちゃん!
ってちょっと待て。このフォークインちゃん
可愛すぎでは。エロ過ぎでは。
ヤバい。このポーズのフィギュア出してほしい。
8万くらいなら何とか確保するから!
ということで、今回はここまで!
最後のフォークインちゃんの可愛さに全部持ってかれた感はありますが。(・・・わたしだけ?)
オベイさんとフォークインちゃんは本来の自分を証明するためにこのレースに挑んだという点では同じ立場だったのに、結果は全然違ったという点が印象に残りました。
どちらも必死に努力して、本来の自分を証明するために並々ならぬ執着を示して、それでも結果にこの差ができてしまった。
この差がオベイさんのいう贋物と本物の差だとするなら・・・なんか残酷なものを感じます。
そういえば、今回のレースはゾーンも出ませんでしたね。
ゾーンという必殺技・・・一時的な覚醒技が出ずに、ある意味平等な戦いでこの結果が出てしまったことも、純粋な実力差を示しているように感じてしまいました。
・・・オベイさん・・・これは悔しいなあ・・・
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