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クリークに完全にかわされてしまったオグリ。
いつの間にか頭の中は足を動かすことだけでいっぱいに。
ゾーンに入るためのルーティーンすら通り過ぎてから気が付く始末です。
クリークに交わされた場面よりも、ルーティーンを忘れてたことに気づくこの場面の方が絶望感があります・・・
ここまで苦しそうに走るオグリは初めて見ましたね。
マイルCSに出てしまったことでペース配分を間違えたのか、周りの期待に応えようと気負い過ぎたのか、自分も知らぬ間に連闘の疲れがたまっていたのか・・・何にせよ。
会長ほどのウマ娘が言うなら・・・
オグリがレース中で明確に体力がなくなるのは、意外に初めてのような気がします。
クリークと違ってレース中の体力配分なんて超感覚的なのに・・・それでも最後まで体力が持つから怪物だったのかもしれませんが。
一方で、体力にまだ余裕のあるクリーク。
そのクリークを見て闘志が燃え上がっていたのは私の推しのヤエノムテキでした。
オグリにやられてる印象のあるヤエノムテキですが、クリークにもやられっぱなしでしたね・・・そういえば。
この二人の世代に放り込まれたヤエノムテキ・・・哀れ。まあ同世代の他のウマ娘もですが。
しかし、やられっぱなしで済むわけもなく、今回はヤエノムテキが一矢報いる!!!
と思ってたら別の怪物の気配が・・・
なんなの? この世代・・・
さて、圧倒的有利のスーパークリーク。
オグリより前に出た。位置取りは完璧。体力の差も明確。
完璧な勝利!
しかし、これまでもオグリの怪物っぷりを目の前で見てきたクリークに油断はありません。
文字通り心技体がそろった今のクリークに勝てる者などいない、とそう思わせてくれる充実の魔王に、
これまで静かだった猛獣がいつの間にか並び立っていました。
ヒエッ・・・怖いよ・・・
可愛くて、グラマラスな女の子の谷間が見えてるシーンなのに、頭を真っ先によぎるのは恐怖なんですが。
女の子がしていい顔じゃないよ、それ。
というか、人の顔にも見えねえ。理性なんてものから解き放たれた猛獣の顔に見えます。
さあ、イナリ様のお通りです!!!
ということで、今回はここまで。
ライバルへの対抗心とウマ娘としてのプライドという人間的な強さを見せたクリークに対して、ただただ本能のままに走るという動物的な強さで追い上げてくるイナリ。
この対比が何とも気持ちいいですね。
その他にも本命とダークホースという対比もあり、この勝負はワクワクします!
一方、絶望的なオグリですが・・・それでもゾーンを開こうとしている描写もあり、まだ可能性はあるんでしょうか? ・・・無理やり自分の力を引き出そうとしているようにも見えるので、怪我しなければ良いんですが・・・。