アニメ化も決まったスパイ教室の7巻が3月19日に発売します。
「この世界を壊していけばいいんだろう? ――汚れて醜い裏切り者として」 モニカの背反により半壊した『灯』は、真相を求めてフェンド連邦を駆ける。 これは窮地に追いやられた少女が、世界を敵に回す物語――。
ファンタジア文庫 公式より
個人的に気になるのは本当にモニカが裏切り者なのか?というところ。
引っかかる点がいくつかあるのですが、1つは予想通り過ぎること。灯の中で誰が裏切りそうかと考えた場合に真っ先に上がるのは、灯の仲間と微妙に距離を置いているモニカ。スパイ教室にしてはあまりに正直すぎる展開かなと思いました。
他には、チーム鳳を裏切ったのは誰なのか?というところ。全滅した鳳の中でランだけが生き残りましたが、6巻でランは一応裏切り者ではない立ち位置を取りました。しかし、敵である翠蝶は「仲間の裏切りにより、新進気鋭のチームも崩壊する」と鳳を仲間の裏切りで崩壊させたようなことを言っています。では、鳳を裏切ったのは誰なのか?
最後にメタ的な視点で5巻では”灯を裏切る少女を見つけ出せ”と書いてあること。6巻では見つけ出す前に裏切り者の正体が分かってしまいましたので、矛盾している気がします。
と、色々書きましたが別にモニカが裏切り者でもおかしくはないですけどね!
しかし、翠蝶はどういう手口で裏切らせてるんだろう?
その点も楽しみです!
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