次男の母親(メリンダ)にアーニャの母親だとバレてしまったヨルさん。
大ピンチ、かと思いきや・・・
メリンダさんは背景に「ゴ ゴ ご」という威圧感を出してきますが
「全然いいのよ―――う!!」と全く気にしていない様子。
じゃあ、不気味な威圧感出さないでくれますかね? 普通に怖いです。
しかし、流石のヨルさんも自分の娘がお相手の息子さんを殴ってしまったことの重大性は理解しているらしく「でも・・」と逡巡します。
怖いよ・・・怖いよぉ!!!
何ですか、この圧。
殺し屋のヨルさんが黙ってしまったんですが。
しかし、息子が殴られた件を「どうでもいい」は言い過ぎなのでは・・・
ダミアン・・・
周りのご婦人方はメリンダさんの圧に対して気づいていないのか見て見ぬふりをしているのか、「デズモンドさんの家は放任主義ねえ」とのほほんと会話を続けます。
どうやらこの会はメリンダさんがファーストレディになる前の友人で構成されているらしく、ヨルさんのような新規で加わる婦人は珍しいとのこと。
メリンダさんとしてはファーストレディになってから遠慮なく付き合える友人がいなかったということで、そういうこと(ファーストレディ)を気にし無さそうなヨルさんを誘ったようです。
保守勢力の婦人がトップの会ということで政治的立場があれば無理に来なくても良いとヨルさんに言いますが、
う~ん、ここだけ見るとまともそう・・・というか、むしろ人格者のように見える。
ヨルさんを無理に誘おうとはしてないですし、周りの婦人たちもメリンダさんに媚びへつらっているわけでもない・・・権力者の婦人会としてはかなり健全な気がしますね。
婦人会も終わり、ヨルさんを車で送っているとき、メリンダさんは改めてダミアンとアーニャのことを聞きます。「最近楽しそうにしているみたいだけど、アーニャちゃんとも親しくしてるの?」と
な~んだ、何だかんだで息子のことは気になるんですね!
良かったな、ダミアン!
それに対し、ヨルさんは「はい仲良くしてますよ!」と言います。
すると、
それ、どういう感情?
え、何?
息子がアーニャと仲良くしていると知って喜んでいるの?
それとも他に含みでもあるの?
分からない・・・この人、夫よりも読めない。
ヨルさんがドノバンの妻と知り合ったことを聞いた黄昏。
もちろんメリンダさんのことを知っていましいたが、夫や息子たちとの関係も希薄ということで放っておいたとのこと。
そういえば、ダミアンから母親のことを口にすることは無かったですね。いつも父親ばかりを気にしているような・・・
あと、夫は仕事で忙しいかもしれませんが、特に仕事もして無さそうで家に使用人もいるメリンダさんは入学式などは出席できるような気もします・・・学校の行事に一切参加しなかったのも気になりますね。
そういう意味では「夫や息子たちとの関係も希薄」というのも合っていそうです。
そして、メリンダさんとヨルさんが知り合ったことを本当に偶然か疑う黄昏。
ヨルさん側から接触したのではないだろうか? それともドノバン側から黄昏へのアプローチを? と様々な可能性を疑います。
アーニャ「ちち、すぐうたがう」
まあ、スパイとしてはしょうがないのでしょうが・・・
今回は出会い方的にも、完全に偶然だと思います。
様々な可能性を疑う黄昏ですが、婦人会に入るのは賛成します
表向き:家庭以外にストレスを発散する場を作った方がいい
表向きの建前:コミュニティに属していれば通報されない
真の狙い:ヨルさんルートでドノバンに近づく・・・つまり
あれだけシビアに様々なことを疑って、出てくる作戦名可愛いな。
しかし、可愛くて分かりやすい作戦名だったことでアーニャも理解できてしまったのが大誤算!
アーニャは、自分が次男と仲良くなる作戦の代わりの作戦になってしまう=自分が要らなくなってしまうと勘違いしてしまい、どちらが先に仲良くなるかの勝負だと思ってしまいます。
つまり・・・
平和だ・・・
東西のピリッとした緊張感もアーニャにかかれば、こんなもんですよ・・・
あとイメージの中のダミアンはもうちょっと何とかしよ?可哀想だから。
一方、ヨルさんはメリンダさんが偉い人(の奥さん)だと知ったため、”店長”に報告に行きます。
店長は”一応”メリンダさんと友達になることを許可。
ただし旦那(ロイド)に政治的偏向を疑われないようにと言いました。
それに対し、ロイドが(表向き)デズモンドに好印象を抱いているので大丈夫ではないかというヨルさん。
それを聞いた店長は
え、なに? 何か引っかかること言いいました?
暗殺対象から外れることは無さそうですが、保守勢力はヨルさんたちの組織にとっては敵というわけではないわけで・・・。その勢力を好むということは特に問題ないはずですが・・・。
一方、ダミアンと早急に仲良くなる必要が出てきたアーニャはベッキーにアドバイスを求めます。
・・・それはもっと早くやるべきことでは?
それに対し、ベッキーのアドバイスは・・・
ふっるッッッッッッッ!
ベッキー古いよ、それ。
・・・いや、時代的にはむしろ先鋭的な考えなのか・・・
どっちにしろ役に立たないアドバイスですが。
そもそもそれ、お互いに知らない同士が互いを知るきっかけになるハプニングでは?
アーニャはそんな役に立たないアドバイスを・・・
もっと役に立たない方向に進化して次男にぶつけます。
アーニャの頭の中がどんどんヨルさんに近づいているような・・・(つまり脳筋)
さて、なかよしくらっしゅの結果は!?
何やってるの、君たち・・・
ダミアンが華麗にかわしました。
まあ展開は読めてましたけど、バトル漫画みたいなやり取りはやめて?
アーニャの「な・・・ッ!?」で爆笑しちゃったじゃないですか。
アーニャの攻撃を避けていい気分になってしまったのか、ついでとばかりに煽り散らかすダミアン。
あ~ダメダメ。それは完全なフラ・・・
ほらね
アーニャが吐き出した焼きそばバーガー(?)が綺麗に頭に乗ったダミアン
ダミアンの取り巻きが「(アーニャと)お揃いみたい・・・」と笑ってしまいます。
前から思ってましたけど、この取り巻き達は本当にダミアンのことを尊敬してるのかな?
最終的に怒ったダミアンがアーニャを追い回すところで66話は終了。
親たちの微妙な関係はともかく、子供たちは順調(?)に仲良くしているみたいですね。
出来れば、このまま学園生活を送ってほしいですが・・・デズモンド一家が本当に不穏・・・
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