ヨルさんに振り回されるちちが面白いけど、かわいそう・・・
前回の醜態を思い出し、朝から赤面してしまうヨルさん。
酒飲むたびに醜態晒してたから、私は全く気にしてなかったぜ・・・!
しかし、ヨルさんは昨日の奇行自体は醜態とは思っていても、その奇行の原因である「普通の夫婦はお互い不満を持っていないとおかしい!」という考え自体は疑わず。
不満を作りたいヨルさん vs ヨルさんは自分に不満があるのではないかというちち!
噛み合って無さそうでちょっと噛み合ってる・・・? いや、微妙に噛み合ってない二人!
しかし、ちちはこんな時でも冷静。何か不満があるのかとストレートにヨルさんに聞いてみます。
すると、「やっぱり私が不満を漏らさないことに不満なんだ!」と焦るヨルさん!
・・・読んでる私の頭も混乱してきたな・・・
特に不満がないのに不満を必死にひねり出そうとするヨルさんは取りあえず「すべてが不満です」で乗り切ろうとします。
するとどっかの死神並みの「なん・・だと・・・」を繰り出すちち!
ダメだ・・・事態が収束しねえ!
そんな混沌の場面に現れたのは、もっとかき乱しやがるブラコン野郎!!!
もはや誰もツッコまないけど、新婚夫婦の家の朝にノックもなしに飛び込んでくるんじゃねえよ!
弟が来たことで、更にちちの心の負担が増えますがここでも冷静な一流スパイ。
「その不満はずっと抱えていたのかい?」とまず、いつから不満を抱えていたのかを明確にしようとします。
物事を考える時には5W1Hを大切に・・・。流石、黄昏! 基本に忠実だぜ!
5W1Hが滅茶苦茶だぜ・・・
そもそも、無い不満を必死に主張しているので、原因を探ろうとしてもあるわけがないんですよね・・・。あと、いきなり生理的に無理になったという説は正常な人の思考としておかしいから排除していいかと・・・正常な人の思考をしてないからこんな事態になってるのか。(結論)
ちちは、夫としては不満を持つ妻に対して100点満点の対応をしてるんですけどね。
問題は妻の方が別に不満を持ってないってことなんですよね。
謝罪すら拒否されてしまうちち。
普通の夫婦なら末期の症状だなあ。そして、ユーリうるさい。
ちちは言葉では通じないとして「行動で誠意を示す。もう二度とヨルに辛い思いをさせない!」と誓います。
・・・ただの惚気話に見えてきた。
あと、ユーリうるさい。うるさすぎて、ちちの心の声が出ちゃってるから。
そこにちちへ緊急の案件が。
ここぞとばかりに「仕事と私、どっちが大事なの!?」と奥さんが漏らす不満ベスト10に入ってそうな言葉を口に出すことで、普通の夫婦を演じる(気になっている)ヨルさん。
めっちゃ満足そうです。・・・夫婦仲を自分から悪化させて満足そうなのおかしくない?
一方、ユーリはちちが緊急の案件に呼び出されたことを怪しがります。
そう・・・これは!!!!
・・・こいつ、本当に保安局の人間なのだろうか?
いくら大好きな姉の事とはいえ、ポンコツすぎない?
そして、ちちの尾行を始めて・・・即ちちにバレてる二人。
ここで感じたのは、黄昏とヨルさん、ユーリとの技量の差ですね。
頭がおかしくなってるとはいえ、ユーリもヨルさんも気配を消したり相手に忍び寄ることはプロ中のプロ。そのプロの尾行をあっさり見破っている黄昏はやっぱりすごいんですね。
ユーリは途中で保安局に呼び出しをくらって退場、ヨルさんはちちが病院に入っていくのを見て安心していました。
急に冷静になるなあ―――!!!
「夫婦に不満が必要!」とかわけ分かんないこと言ってる時よりもびっくりしたわ!
ヨルさんにも常識とかあったんだね!(超失礼)
さて、そんなギャグテイストでここまで来た80話ですが、黄昏が呼び出された内容はかなり深刻なものでした。
WISE内にいる内通者が判明。しかし、その内通者は逃亡しており、しかも機密ファイルをもちさられてしまったと。
その中には、オペレーションストリクスの内容もあるそうです。
・・・これ、かなりの大事じゃない? ことによってはちちが殺されてしまうような。
当然、保安局もこの件に関しては全力で挑みます。
必ずあるはずのWISEの横やりに備えて・・・
ということで、今回はここまで!
後半までのギャグとそこからのシリアスの差が激しすぎでは?
今回は和やかな気持ちで読めると油断してたぜ・・・
でも、WISE vs 保安局が見れそうでちょっとワクワクしてきました!
今まではちちがのらりくらりとかわしてきましたが、今回はある程度の接触は避けられないような気がします。
正直、保安局は今まで黄昏に大体してやられてるイメージがあるので・・・どういう対策をしてくるのかも楽しみですね!
・・・あと、79話、80話とははの「不満に拘る描写」が強調されましたが、今回の事件でははがちちに初めて不満を抱くようなことが出てくるのかな? それをイチャイチャに昇華されそうな気がしてなりませんけども。
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