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SPY×FAMILY 86話 感想 聖母のようなははの優しさが最強のスパイを弱くするのか

[86話]SPY×FAMILY - 遠藤達哉 | 少年ジャンプ+
TVアニメ Season 3 制作決定! 凄腕スパイ<黄昏>は、より良き世界のため日々、諜報任務にあたっていた。ある日、新たな困難な司令が下る――…。任務のため、仮初めの家族をつくり、新生活が始まるのだが!?スパイ×アクション×特殊家族コメディ!

最終的にヨルさんに食われちまったな・・・トバリ。

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

トバリがウィーラーを追いつめたところで目を覚ました黄昏。

マジか・・・・マジでウィーラーにやられてたのか・・・・

心のどこかでやられたふりをしてるんじゃないかという思いがあった私は、黄昏が本当に倒されたことに自分でも意外なほどショックを受けましたね。

トバリもらしくない黄昏の姿に困惑し・・・

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

・・・いやいや、トバリさん。

今更、思春期の素直になれないツンデレみたいな反応しないで。

色々と痛々しいから。

というか、この女スパイ。黄昏に自分の好意を気づいてほしいのか、欲しくないのかどっちなんだ。

そのまま、いつも通りのアンジャッシュコントを続けながら、黄昏がユーリと対峙したことをトバリは知ります。

彼女は当たり前のように「トドメを刺したのか?」と聞きますが、黄昏は「ヨルさんの結婚の条件が弟を安心させるためであり、その弟がいなくなったら任務が台無しになる」と読者の私にも分かりやすい言い訳を言います。

トバリも言ってましたが、「ヨルさん」と呼んでる時点で黄昏だけじゃなくロイドの感情が混じってますよね・・・。

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

トバリ・・・

もしかして・・・この女性、割と複雑な立場にいるのではないだろうか(今更)

立場上、任務のためと言われたら何も言い返せない。

同僚に恋する女スパイ特有の哀しさを感じます。

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

そんな悲しき女スパイに素晴らしいご褒美を一つ。

興奮してしまったトバリは心臓が持たないと、一刻も早く自分を下ろしてもらうことを要求。

折角のご褒美なのに。

最近思うんですが・・・ヨルさんいなくても、トバリは黄昏とお近づきになれないのでは?(自明の理)

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

さて・・・大分追いつめられた今回の作戦でしたが、どうやら公安も大々的には動けなかったようで割とあっさりと脱出できました。

拍子抜けなくらい、あっさりと。

なんか嫌な予感するなあ・・・考えすぎかなあ・・・。

公然と動けない理由って何だったっけな?

ようやくフォージャー家に帰ってきたちち。

そういえば、ヨルさんとも夫婦喧嘩(アンジャッシュ)の途中でしたね。

・・・家に帰っても気が抜けない可哀想なちち・・・一体、これ以上どんな災難が・・・

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

・・・・おかしい。

ヨルさんにママの力を感じる。

何だ、この聖母は・・・こんなのピストルの弾が当たっても痛いで済ますゴリラの姿じゃないぞ!

まさかの母性にホッとしてしまったちちもつい倒れ込んでしまいます。

その後、ヨルさんが怒っていたことがくだらない勘違いだったことを知り、更に脱力するちち。

・・・最強スパイがこのまま死ぬかもしれん。

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

さらに妻として可愛さを見せてくれるのはヨルさん。

どうした、ヨルさん。死ぬのか(失礼)

冗談抜きで今回のヨルさん、可愛すぎませんかね? もう、3,4回ドキッとしましたよ、私。

いつも完璧すぎるちちに少しは弱音を見せてほしいと、本当の奥さんらしくパートナーへの優しさを見せます。それがちちに自分の母の姿も重ねさせてしまったのか、

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

ヨルさんの願いとは反対に完璧でいることを強く誓います。

・・・なんか本当にすれ違っちゃいましたね。

このことが今後、大きな落とし穴にならなければ良いのですが・・・

「聞いてくれよ。姉さ―――ん!!!」

うるっせえのが来やがった。

もう動けんのかよ。お前本当頑丈だな!

と、ちょっとギャグ空間になったのもつかの間、ユーリはちちの不自然な挙動に気づき、ちちの腕をまくり上げて・・・!!!

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

そこには何の傷もありませんでした。

このような事態も想定していた黄昏。

正体がバレないように対策していたのは流石とも言えますが・・・

そもそも新米のユーリに悟られてしまったこと自体が最強スパイにとっては問題です。

出典:「SPY×FAMILY」 遠藤達哉 集英社

・・・やはり、家族の存在が黄昏を弱くしてしまってるんでしょうか。

そんな悲しいことを思いたくはないですが・・・

家族を持ったことで黄昏は鋭さが少しなくなったかもしれませんが、ヨルさんも精一杯ちちを支えようと・・・え? ちちのワイシャツをアイロンがけしようとしたら燃やした?

・・・黄昏が弱くなってるのは、心労のせいもあるんじゃなかろうか?

ということで、今回はここまで!

黄昏らしくない失敗が続いた今回。

”最強スパイ”という安全圏が一気になくなってしまったようで、ちょっと今後の展開が怖いですね。

あと、黄昏がらしくない失敗を繰り返したのは、任務直前のヨルさんとのすれ違いを気にしてたのもあったんでしょうか。

考えすぎかな・・・もしそうだとしたら、私が思ってるよりもちちにとってヨルさんは大切な存在になってるのかもしれないな・・・・。

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Dai

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