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遂に来てしまった・・・アーニャの期末テスト。
ここである程度の点数を取らなければ、次男とは別々の授業をうけることに。プランBのためには何とか避けたい!
かといって、テスト中にクラスメイトの思考を読むことは至難の業。誰が正解を思い浮かべてるかが分からないし、頭のいいやつに狙いを定めたとしても、アーニャがそいつの問題を解くスピードについていけません。
赤点取らないように頑張る自分を「天才」だと言える自己肯定感の高さ!
見習いたいぜ・・・!!!!
一方、アーニャ以上に深刻に考えているのはちち。
黄昏にとって、冗談抜きで最も難易度の高い任務となります。
アーニャの小テストは相変わらず壊滅的。点数工作もあの声だけはクソ格好いいポンコツスパイのせいで警備がより強固となり不可能に。
世界一の一流スパイが不安で震えております!!!
こうなったら、(古語だけは得意な)アーニャ本人に期待するしかない!
黄昏よ・・・自分の娘を「あんなの」はダメだ。
気持ちは凄く分かるけども。
黄昏はアーニャに勉強を教えますが、やはり頭のレベルが違いすぎるのかどうしてもかみ合わず。再びユーリに勉強を頼むことも考えますが、一度自分の正体を疑われた相手に接触することを躊躇います。それ以前にあいつうるさいですしね。
と、そこで、隣に引っ越してきたぼけろうじ・・・ゴホンゴホン、ちょっと天然な学者のじーさんがアーニャに勉強を教えてくれることに。
じーさんの教え方は黄昏と違って、学ぶことの楽しさを土台とした教え方。
知識の習得が目的ではなく、知識を習得する楽しさを得ることが目的です。
黄昏は「必要だから」知識を習得してきました。じーさんの勉強の教え方を理解はできますが、心からその方法でアーニャを教えられるかといえば、そうではないようです。逆に知識を得ることの楽しさを感じられずとも、ここまでの知識を習得できる黄昏はやはり凄いなとは思いましたが。(虚しさもちょっと感じるのは何故だろう)
アーニャにはこの学習法は合ってるようで、実に楽しそうに勉強していました。
じーさんはアーニャに問います。
「いい成績を取って、その先、何を目指す?」
アーニャ「せかいへいわ」
アーニャが「国の宝」という表現が、何故かスッと胸に入りました。
アーニャのような純真な子供がこれからの未来を担っていくのかと思うと、子供たちを守って、育てなければいけないという思いが湧いてきますね。
まあ、私に子供いませんが。できる予定も一切ないですが。(私、哀れ)
さて、初めて楽しく勉強できたアーニャ。
その成果はいかに!
ということで、今回はここまで。
となりにお爺さん、お婆さんが来てから、家族感が増した気がしますね。
なんでもないアーニャとお爺さんの交流が、何故かジーンと来てしまいます。
裏に色々抱えた偽の家族ですが、アーニャにはこのまま健やかに育ってほしい・・・。