久方ぶりのアーニャ成分補充!
う~ん。やっぱりスパイファミリーに出てくる子供たちは子供らしくて可愛いですよね。
ただし、ビルくん。君はダメだ。
今回、ドッジボール大会という原作では1話の内容をアニメの1話で構成したということで、お城回以来のオリジナル要素多めとなりました。特に母とアーニャの特訓とダミアン君とその取り巻きの特訓!
ははのハチャメチャな身体能力とダミアンと取り巻きたちの必死なんだけど年相応の微笑ましい特訓となりましたが、他の人の反応を見ると賛否両論みたいです。
一つはテンポの問題。元々テンポのいい原作に付け加えるのでどうしても(原作既読の方は)テンポが悪く感じてしまうようです。(私も普段より話の展開が少しぎこちなく感じました。)
2つ目はパロネタが多かったこと。ドラゴンボールにスラムダンク、ロッキーなどパロネタが多かったです。(多分、違うとは思いますけどダミアンたちがジャングルジムに上る時に崖を上っているようなイメージが流れた時にはミッションインポッシブル2を思い出しました。)
銀魂のようななんでもありの世界観ならパロネタがあっても違和感ないのですが、スパイファミリーは世界観がしっかりしているので、その分パロディネタがどうしても浮いてるように見えるかもしれないです。
原作から付け加えているので少し違和感はありましたが、個人的にはスパイファミリーのオリジナル要素も含めて楽しめています。
今回の話のMVPは間違いなくこの子!
お前のような6歳児がいてたまるか
外見からどう見ても6歳児じゃないビルくん、声だけは幼くするのかなあと予測していたらまさかの安元さん。声でさえも子供から遠ざかるようになったことでビルくんの異質感が濃くなりました。
ハンターハンターのドッジボールにでも混ざれるんじゃないかというくらい無茶苦茶な能力の高さを見せるビルくんも面白かったですが、
一番輝いていたのはベッキーのツッコミ
「何よ、あの化け物は!? 絶対に同い年じゃないわよ!」
「幼稚園でそんなに大会あるの!?」
「どこが女子には手加減よー!?」
と、至極最もなツッコミをタイミングよく入れてくれたおかげで、気持ちよくビルくんという異質な存在を笑うことができました。
ただ、個人的に一番面白かったのはダミアンの取り巻きたちの
「・・・奴だ」
「魔弾の・・・ビル!」
のところ。
・・・小学生の体育の授業でそんな「実力者が来たぜ・・・!」みたいな反応されても(笑)
この話のMVPはビルくんでしたが、中心にいたのはダミアンでした。
親や兄との微妙な関係、父親を振り向かせるためにステラを早く八つ集めないといけないという使命感。そして、そんなダミアンを意外に忠誠高く慕う取り巻きたち。
特にダミアンの取り巻きの一人であるエミールが「ダミアン様の良いところいっぱい知ってます」とダミアンに投げられたボールに身を投げ出して守ったときには感動しましたね・・・。
その後の「今はちょっと思い出せないけど。何かあった気がする。」で大爆笑しましたけども。
あとダミアンが頭では見捨てようとしたアーニャをとっさに庇ったシーンはベタだけど格好良かったです。スパイファミリーはベタなシーンが面白いのが良いですよね。
ダミアンは素直になれないのでアーニャと仲良くなれないのも微笑ましい(笑)
と、ダミアンが目立った第10話でしたが、体操服姿でハチマキしているアーニャが滅茶苦茶可愛くて一番印象に残りましたね。あ~、アーニャ成分補充。
ということで、久しぶりにアーニャと愉快な同級生の微笑ましい交流を見れて私のすさんだ心も潤いました。来週は今ではすっかり8個集めるのを諦めてしまったステラを取る話かな?
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