・・・これは、お婆ちゃんにとっては良かったんだろうか・・・?
おじいちゃんとお婆ちゃんの馴れ初めから始まりました。
映画にでもありそうな出会いとその後の付き合い。
見ててつい頬が緩んでしまいそうな幸せな光景でした。
だから、お婆ちゃんの呼びかけに一切答えてくれないお爺ちゃんの現在の姿が悲しかったですね・・・。
夢の中ではあれだけ元気だったのに。
・・・お爺ちゃんは今、この時もあの夢を見てるんだろうか?
話は戻って、翼を颯太さんの部屋まで案内したお婆ちゃん。
しかし、翼がが何かを怖がって颯太さんの部屋を開けることを拒否します。
・・・やっぱり颯太さんは亡くなってるのかな?
でも、それだと颯太さんの正体に気づいた時のお母さんの態度がおかしかったような・・・。
そんな翼を見て「あなたもそうなのね」とつぶやくお婆ちゃん。
”あなたも”・・・その後の「夢だ幻だと分かっていてもすがってしまう」と言うモノローグから、あの夢に縋ってしまっている自分と重ねてるのか・・・でも、なんか違和感あるような?
翼が颯太さんのことに付いて目を背けていることを言ってる気もします。
つまり、過去にもそうやって颯太さんのことを受け止められなかった人物と翼を重ねている?
いや・・・お婆ちゃんが「夢を見れなくなった」ことに、こだわっているのでやっぱり翼と自分を重ねていると見るのが順当なのかもしれないですね。
・・・うん、でもなんか・・・うん。
家族だからお婆ちゃんのことを心配すると言ってくれた翼に少し心動かされたのか、お爺ちゃんの部屋の鍵を翼に渡すお婆ちゃん。
「もう耕三さんはいないけれど・・・」という心の中のつぶやきは、「だけどまだ大事な家族がいる」と続いたのか、それとも「だから、もうどうでも良い」と続いたのか・・・
あと、孫の颯太もいなくなったはずですけど、それについては言及しないんですね・・・。なんか、詩織ちゃん以外の家族全員、ちょっと颯太さんに冷たくないかな?
あと、お爺ちゃんの部屋にお婆ちゃんは入ってないという、ここにきてまた一つ謎が深まりましたね。
じゃあ、あの時部屋にいた人誰だよ・・・
真犯人は他にいるのかよ!?(犯人ではない)
その後、お爺ちゃんの側でお茶を飲んでいたお婆ちゃんですが、何やらそのお茶が甘い。
その味は以前、車で飲んだあの飲み物と同じ味・・・
と、見れなくなったはずの夢の中にまた入ってしまったお婆ちゃん。
・・・やっぱり、あの飲み物が夢への導入剤なのか・・・?
もはや何回目かも分からない記憶喪失になった二人。それでも、”初対面”の時の会話は昔も今も変わりません。
・・・理由は分からないけど、ここで目頭熱くなっちゃったな・・・
そうして、二人は永遠に続く幸せな夢の中へと入り込んで・・・え?
ちょっと待って? 昏睡? お婆ちゃんも?
・・・あの飲み物、滅茶苦茶あぶねえじゃねえか!?(今更)
そして、物語が本当にサスペンスっぽくなってきやがった!!!!
ということで、今回はここまで!
お爺ちゃんとお婆ちゃんの馴れ初めは、物語としてはありがちなものかもしれませんでしたが、心にクルものがありましたね。年々、ああいうのに弱くなるんだよなあ・・・私。
そして、ラスボス候補のお婆ちゃんが眠ってしまった・・・。あの薬が昏睡状態に陥った原因だとすれば、その薬を仕込んでいるお母さんがやはり怪しい・・・。でも、翼が昏睡状態の時に、翼のことを涙を流すくらいに心配してたお母さんが、また翼を昏睡状態に戻すようなことするかな・・・?
あと、お爺ちゃんの部屋にいた謎の人物ですが・・・
あれ、お祖父ちゃん本人では?
お爺ちゃんの部屋の中に夢のことに付いて言及するメモが貼ってありましたよね? あんなことをするのは一ノ瀬家だとお爺ちゃん以外いないと思うんですが・・・。昏睡状態にいると思われているお爺ちゃんですが、夜中だけは起きているとか・・・う~ん、まあそれも不自然ですが・・・
あと残っているのはお父さん? ・・・なんか、それもピンとこないなあ・・・
颯太さんは誰のことを「気をつけろ」と翼に忠告したんでしょうか・・・。
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