公式サイト的には、今回が2話か!
原作の1巻を読んでいるのでどうしても原作と比較してしまいますが・・・。
突拍子のない展開は原作通りだとして、原作を丁寧に再現しようとするあまり、特徴であるテンポの良さが薄れているような・・・。
あと、そこのセリフ要るかなというところと何でその場面入れ替えたの?と思うところもあり、何となくちぐはぐ感があります。
遅いように感じます。
原作が小気味よく会話してくのに対して、アニメは会話の流れがゆっくりすぎないかなと。視聴者が「いや、この展開ありえないだろ」とツッコミを入れてしまう間ができてしまっている気がします。
あと、会話自体も冗長なところがあるような・・・。
君彦が渚の胸をつい見てしまうシーンで、照れ隠しで「鎖骨を見ていたんだ」と言うところがありましたが、そのあとに「その歳にしては良い鎖骨・・・」と続けました。これは余計だったんじゃないかなと。(そこのボケを続けるなら、もっとテンポを速くして演出も過剰にした方が・・・)
それと何故そこの会話を入れ替えたんだろうと思うところもありました。刑事の風靡さんに渚の心臓の元の持ち主を探したいとお願いするシーン、原作では、
心臓の元の持ち主を探したいという相談がある⇒(何故刑事である)私に?⇒あなたは他の警察とは違う、
という展開なのですが、アニメだと
相談がある⇒(何故刑事である)私に?⇒あなたは他の警察とは違う⇒元の心臓の持ち主を探したい、
とお願いの詳細が最後に来ており、風靡さんが何故私に相談してきているのかと言った意味が?となります。もし、何らかの事件で刑事の風靡さんにお願いするとしたら特におかしくないと思うからです。
細かいところですが、会話の内容が少しかみ合ってないようなところが気になります。私だけかな?
元々、整合性とか論理性とかにそこまで重きを置かない作品なので、いっそシャフト並みに演出過剰にしてテンポを上げてみればいいのではないかと思いました。
演出抑えめでテンポがゆったりと流れてしまうと「何だこの展開、何だこの世界」と世界観に引き込まれる前に醒めてしまう気がします。
この作品では、強引にでも世界観に引きずり込んでしまう方が良いのではないかと、素人の私は考えました。
率直に言って、私はいまいちノリきれていないアニメ化ですが、私の感性が多数派とは到底思えないので(笑)他の視聴者の方ははそうでもないのかなぁ?
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