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お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 5巻 感想 相変わらず面白いけど私の心は殺されていく。

もはやリア充爆発しろとも思わない。リアルにこんな恋人たちが周りにいたらお金を払って、「近づかないで下さい」と言います。そうしないと私の心が死ぬ。

というわけで、付き合い始めた周と真昼。付き合う前から「もう付き合ってるくらい、いちゃついてるじゃん。」と思っていましたが、甘かった。付き合い始めてからいちゃつきの加速度が増しました。

周が、好きと思う気持ちの強さに限界がないみたいなことを言っていましたが、比例していちゃつき度合いも増していくのでしょうか。だとしたら、最終巻くらいで私の心は本当に死ぬかもしれません。

ネタバレ注意です。

気持ち悪い感想にも注意です。

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あらすじ

……これだけで、幸せですよ
シリーズ累計40万部突破!
大人気焦れ甘ラブストーリー第5弾!

「このライトノベルがすごい! 2020」(宝島社刊)新作部門第5位・総合文庫部門第10位
「このライトノベルがすごい! 2021」(宝島社刊)総合部門第10位・Webアンケート第5位・女性キャラクター部門第2位(椎名真昼)
「好きラノ」2019年上期第1位/2020年上期第1位/2020年下期第3位

長い両片想いを経て、新たな関係性に一歩踏み出した周と真昼。お互いに未経験のことばかりに戸惑いながら、少しずつ距離を縮めていく。
学校でも二人のことで話題は持ち切りで、辟易する周だったが、顔を上げるようになった周の姿に周囲の見方も徐々に変わっていく。一方、その様子を見た真昼は、気が気でない様子で――
そして迎えた夏休み。二人きりででかけたプール。一緒に帰省することになった周の実家。これは積み重ねていく、二人の思い出の軌跡――
可愛らしい隣人との、甘く焦れったい恋の物語。

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特徴

主人公の周が奥手すぎるたため、キーパーのいないPKを、10分間ボールの周りをうろうろした挙句、キーパーに「早くきめろ!」と急かされてようやく決めた感じで付き合い始めた周と真昼。

ひたすらいちゃついてました。しかも、付き合いたてのカップルの様にではなく、長年連れ添った仲良し夫婦のように。落ち着いた感じで、なのに初々しさもありながら。

ひたすら・・・、ひたすらイチャついてました・・・。

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魅力

心がえぐられました。いや、もう本当にきつかった

まず付き合ってから初めて学校に登校した日に、どっちが先に好きになっただとか、次の段階へはどちらからリードするとか人前で真剣に話すか?しかも、それを無意識にするか?

というかスキンシップ多すぎなんだよ、この二人。二人になれば必ず体を寄せ合うし、二人きりじゃない時も、ふとした時に周は真昼の頭なでてるし。天使様の真昼は少し身体的接触を拒まれただけで、傷つくし。傷ついてるのは俺の心だぞ、ちくしょう。

加えて、愛を確かめるためにひたすらにお互いの頬にキスするってなんじゃそりゃ。もう普通にキスしてくれや。何故かは知らないけど、そっちの方がダメージ少ないわ。

可愛いし微笑ましい。イラつくことも全くありませんが、何かこう・・・死にたくなりました。

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考察

もう深く考えたくもありませんが。

基本的に私は、ラブコメも、イチャつくところを読むのも大好きな人間です。そんな私が、なぜ周と真昼のイチャつきに心をグサグサ刺されているかと言えば、お互いに可愛いとかカッコいいとか外っ面を好きになったのではなく内面、その人全体を好きになっているからだと思います。

元々、外見で人を判断したくない周と外見で判断されたくない真昼。最初に交流を持った時にも、その理由は「放っておけないから」「恩を返すため」など下心は一切なし。そこから、少しずつお互いの内面に惹かれていき、ようやく、ようやく付き合えたため、お互いの好きという気持ちに疑問を挟む余地が一切無いです。

薄っぺらい愛ではなく、本物の愛を見せられている感じ

だから、私の愛の乏しい現状と比較して、空しくなってきました・・・。

学生時代に読めば希望を抱いたかもしれませんが、今の歳で読むとねぇ。何で生きてるんだろ私、とさえ思ってしまいそうです(笑)。

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まとめ

私の心がズタズタになってまともな感想を書けてないですが、物語的には良くも悪くも落ち着いた模様。

真昼と付き合うことで精神的な強さも安定も手に入れた周。最大のトラウマである東城相手でさえ最早何も感じることがないという位に、落ち着いていました。(むしろ東城が可哀想になるくらいだった。)

安心して周と真昼の甘い恋人関係を楽しめますが、一方で人間としての成長物語は一段落した感じ。

今後物語は周と真昼の結婚までの道のりを緩やかに進んでいくことになるのでしょうか。


Dai

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