電撃文庫の「ユア・フォルマ」の公式ツイッターがこのラノへの投票を呼び掛けていました。
このラノとは「このライトノベルが凄い」という、その年1番のライトノベルを決める雑誌のことで、他にも「この漫画が凄い」など様々なランキングを毎年特集しています。
このラノの特徴としては、人気投票の側面が強いこと。「この漫画が凄い」などでは勢いのある新進気鋭の作品が上位に上がりますが(ワンピースなど人気が確立されている漫画は上位には来ない)、このラノは「俺ガイル」「とあるシリーズ」「SAO」など人気のあるシリーズが長年上位を占めることが多く、根強いファンがどれだけいるかも重要になってきます。
個人的には俺ガイルが3冠を取ったあたりで「好みの偏りが大きくないか?」と思い始め、あんまり参考にはしなくなりました。(有識者票も正直偏りが大きいイメージ)。「狼と香辛料」や「文学少女」が1位を取ったときは参考にしてましたが・・・。ただ、最近は割と順位の変動も激しく、新しい作品も多くなっていますね。
ちなみに私はアニメシリーズのblue-rayを全部揃えるほどの俺ガイルファンです。
まあ、そんな個人的な偏見は良いとして、ユアフォルマという作品。
私の中では最近の新作でTOP5に入る作品です。
ライトノベルとしては堅い近未来サスペンスミステリーであり、人とロボット(厳密には違う)は分かり合えるのか?というテーマで登場人物の内面に深く入り込んでいく作品です。
公式ツイッターは「普段ラノベを多く読んでいる方にも」と書かれていましたが、どちらかといえば普段ラノベを読まない方にお勧めできる作品じゃないかと。特に「インセプション」とか昔トム・クルーズが主演を務めた「マイノリティ・レポート」などの海外SFが好きな方には刺さると思います。
公式ツイッターでこのように呼びかけていると言うことは、やはり「このラノ」の影響力は大きいんですかね。
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