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Newtypeにてイース、英雄伝説で有名なFalcomの近藤社長とFateで有名なTYPE-MOONの奈須きのこさんの対談がありました。
あのアニメ雑誌のNewtypeで?
近藤社長と奈須さんが?
と、私の頭を中々に混乱させた組み合わせでした。
どうやら、奈須さんがイースシリーズの大ファンだったようで、その繋がりで実現した対談のようです。奈須さんは毎年、一回はイースをプレイしているとのこと。
奈須さんがイースの大ファンだったとは・・・意外なようなそうでもないような
ちなみに月姫の2部はいつですかね?(唐突)
さて、その対談の中で面白い話題が上がっていました。
それはアドルはそろそろ喋るべきか、どうか。
35年間、特別な場面や簡単な返事以外では一切喋ってこなかったアドル。
Falcomの中でも「「そろそろアドルがしゃべってもいいんじゃないか」という意見が出ることもある」そうです。ボイスがつくのは当然であり、喋らない主人公の方が珍しい昨今、社内からもそういう意見が出るのは自然な流れなのかもしれません。
しかし、近藤社長と奈須さんはその意見にNO。
奈須さんはアドルを「自分ではないけれど、間違いなく自分の分身だ、と思わせてくれるゲームの醍醐味がつまっている。」と魅力を語っており、その上で「世界を救って得た富や権力(そしてヒロイン)に固執しない「翼をもった少年」」という独特さがセリフをしゃべると無くなってしまうと考えているようです。
近藤社長は「アドルが喋ったと同時につまらないゲームになりそう」と、ゲームに対しての直接的な影響を案じてましたね。
個人的にはアドルが喋るのは確かに解釈違いかなあ、と思います。魅力云々というよりは受け継いできた伝統が無くなってしまうような・・・。 時代とともに変化を許容してきたイースでも、そこを変えてしまうと「イース」ではなくなってしまう気がします。
一方、アドルを「自分の分身」とは思えないですかね。あの冒険狂とビビりな私との共通点が見つからないぜ。
アドルにはアドルの歴史があるので、そこも自分の分身とは思えない理由の一つかもしれません。
まだペルソナの主人公の方が「自分の分身」感があるかなあ。
冒険を愛し、冒険に愛され、冒険と結婚したアドル。
そんなアドルの生き方にゲームのプレイヤーの方が平和な日常を求めてしまったようで、
「「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(以下、イースⅧ)」のときに、ユーザーの方から「アドルを結婚させてほしい」といった内容のお手紙をいただいた」とのこと。
私もイースⅧの時にはダーナと結婚してほしかった・・・
イースⅨの時には白猫と結婚してほしかったけども・・・
・・・イースⅩではカージャと結婚してほしくなるのかな?
そうなってくれると嬉しいような・・・空しいような・・・複雑な気持ちです。
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