界の軌跡 感想165 腐った性根は一度死んでも治らなかったようですね・・・。

界の軌跡

レムナントのリーダーの正体がメルキオルだと、衝撃の事実が分かった前回。

個人的にはメルキオルよりも女兵士の正体のほうが気になりますが!

所長はあえて”この時代”という言葉を使います。

レムナントがタイムマシンを使うかのように、どの時代にも自由に行けることを示唆するように。

私も何となくそうなんだろうなあと思っていましたが、よくよく考えてみると、レムナントは過去に死んだ人間により構成されており、時間を超越できるなどということは明確には示されていません。

一瞬だけ存在ごと消滅する空間移動能力だけがそれを示唆する唯一の現象でしょうか。

もし時間を自由に飛べるなら、もっとレムナントの都合のいい展開にできると思うので、そのような能力はレムナントにはない(もしくは使えない)、と個人的には思っています。

この楔というのがイマイチピンときてなかったんですけども・・・そこに関してはメルキオルが少し丁寧に教えてくれました。

「ゼムリアは守られている」とメルキオルは言います。

空の秘宝よりも幻の秘宝よりも強い力で。

脅威に対して対応するというよりも、”行使する”という表現が正しいくらい、絶対的な力で。

もはや絶対遵守のルールのように強力なものでゼムリアは守られているらしいです。

そのルールをぶち壊そうとしているのが共和国のグラムハート大統領の宇宙計画。

レムナントは、この計画自体を邪魔しようとは思っておらず、むしろ”成功してほしい”側のように見えます。

しかし、もし失敗したら?

ゼムリアを守る存在をぶち壊そうとして、失敗したらどうなってしまうのか・・・。

そんな予想不可能な状況に対する保険がレムナントらしいです。

もう少し詳細に言うと、「死んだはずの人間の存在」や「現在の世界に絶対にありえない状況」などの異質な現象が保険になると。

・・・具体的なことは全然わかりませんが、現在の世界を「正しく認識させない」ことが対応策になるようですね。「何に」認識させたくないのか、そこが最も重要だと思いますが。

つまり、レムナントは世界の危機に対応しようとする組織だと言えるわけですが、それを口にしてるのがメルキオルだと説得力がねえぜ・・・。

そこにはカトルも引っかかってるようで、自分の身内が多く関わっている計画の”保険”にこの外道が関わっていると嘯いてることがなんとも理解し難く、”ムカつく”みたいです。

気持ちはわかる・・・気持ちはわかるが・・・おそらく、こいつの裏にいるのは・・・

ですよね・・・

図らずもカトルが最もショックを受けるタイミングで黒幕=ハミルトン博士だということを明かしたメルキオル。

・・・本当に計算してないんだろうな? この男ならこのタイミングを待っていた可能性も・・・というか、そっちのほうがらしい気がするぜ

ちなみに剣仙と初代猫も博士の協力者らしいです。

フッ・・・それは予測通りだぜ。

予測どおりだが、その二人が”敵”の場合の対処方法は思いつかないぜ!(予測しても意味がない)

そして・・・こちらも予測通りですが、だとしてもショックを受ける協力者の名前が。

その名は・・・アニエス・クローデル

やっぱりか・・・。

ヴァンも私と同じようにアニエスに違和感は抱いていたようですが、それでも自分に内緒でハミルトン博士の協力者になっていたことに動揺を隠せません。

それを「ねえ、助手にひみつにされたの、どんな気持ちww」と嬉々として煽りまくるゲス野郎。

やっぱり、こいつ純粋悪だわー。一度死んでも性根は変わらねえぜ!

あと、お前、ヴァンがアニエスをフッたことを知ってるっぽいのが尚更気持ち悪いんですけどぉ!!!

言いたいこと言って、とっとと退散していったレムナント

色々と事情を知ってしまった裏解決屋は、すぐに動き出すことにします。

・・・ふ〜。

これは、クライマックスに入った!って感じですね!!!

ということで、今回はここまで!

薄々感じてましたが、このあたりで私は明確に察しました。

あ、この物語、今作で終わんねえな、と。

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