界の軌跡 感想173 大罪人を追っていった先には・・・

界の軌跡

物語はケビン視点へと変わります。

新メルカバへと乗り込んだ新ピクニック隊。

前世代よりかなり高性能になったとのことですが、見た目だと正直良くわからなかったです。

確かに内装がより近未来的になったような気も・・・でも、Falcomの新型ゲームエンジンで作ったモデルだからそう見えるだけな気もする。(確か、以前のメルカバが出てきたのは新ゲームエンジンで作り始めた黎の軌跡以前のはず)

そこは置いといて、気になったのは、この超最先端乗り物の値段を推定する際に、ラピスが動力について言及していたところ。

以前から、メルカバの動力についてはちょくちょく話題に上がってましたが、確かにラッセル博士が飛行艇を作る前(この世界で初めて空を飛ぶ乗り物を作る前)から運用されていたはずなので、じゃあ空を飛ばしてる力は何なんだ?というのは気になるところですね。

ピクニック隊にはケビンに断罪の指示を出している”上司”がニナだということは、明らかになっています。

ニナが主演のバスケ映画が好きだったスウェンは予想以上にショックを受けてました。なんか・・・スウェンが年相応の男の子に見えて、ほっこりしましたね。そんなこと感じる状況でもないけど。

あとは、ニナがそういう存在であることを唯一知っていて、隠していた(若干の語弊あり)ヴァンをちくちくいじる場面もあり。

私も度々言及してますが、裏を抱えた人物が心を開きやすいんでしょうね、所長は。

だから、クセの強い重い女性を引き寄せやす(ry

ちなみに、ニナのことは「終末に七曜を導く人物」とケビンは説明していました。

「七曜」は「ゼムリア大陸」のことを示しているんでしょうか。そうすると、「終末にゼムリア大陸を導く人物」となりますが・・・教会側の意見として、一度も「(終末から)救う」という言葉が出てこないのが気になるところです。

教会側の説明からは、全体的なニュアンスとしてニナを「世界が終末迎える中で、ゼムリア大陸を引っ張っていく人物」というよりは「終末に向けてゼムリア大陸を正しく導こうとする人物」と位置づけているように感じてしまいます。

たとえ結果が終わりだとしても、この世の摂理(ルール)にはきっちり従おうとしているようにも見える教会。

一方で、ハミルトン博士は「未来の水資源を前借りする」という世界の摂理に反する行動をしています。

ここで重要なのは、ハミルトン博士は「サルバッドの水不足を解決するため」ではなく「世界の秩序を揺るがすため」に、そのような神業をあえて行ったということ。(少なくとも協会はそう捉えている)

世界のルールに、女神に従順に従おうとする協会と、あえて逆らおうとするハミルトン博士という構図は、興味深いですね。

あと、サルバッドの水不足の解消については、ハミルトン博士は正攻法でもできたのではないか、と考えるとハミルトン博士に対する印象も少し変わる気がします。

さて、ハミルトン博士の行方を追ってたどり着いた先は・・・反応兵器で一瞬にして不毛の地となったクレイユ村。

・・・反応兵器って、つまり、核兵器だよね。放射線とか大丈夫なのか!? と一瞬、思いましたが、そういえば反応兵器の爆心地に一番近かったディンゴのカメラには放射線が検出されなかったんでしたっけ?(破戒が言ってた記憶がある。)

理由はわからないですが、ひとまず、人が立ち入っても体に影響はない・・・でいいのかな?

それにしても、自然豊かだったクレイユ村への道が地獄のようになっていたのは中々胸にくるものがありました。

そして、クレイユ村の入口付近で待ち構えていたのは。

ジータ公女、リーシャ、アシェン、そして・・・黄金蝶!

・・・なんで? 他はともかく、なんでルクレツィアがいるの? まあ、良いか。正直、他の面子の組み合わせもよく分からないし。(笑)

さて、彼女たちはクレイユ村に立ち入る資格が自分たちにあるのかを証明するために、ケビンたちに戦いを挑みます。

出たな!

RPG特有の、何で戦う必要があんのか良くわかんねえ戦闘イベント!

野暮なこと言うと・・・クレイユ村の近くで、戦闘をおっぱじめるのは色々と不謹慎では?とも思いました。なので、あんまり、この戦闘へのモチベーションは高くなかったのですが・・・。

まあまあ、割と苦戦した。

サポート役に二人(ジータ公女、アシェン)いるのはマジできつかったですね。こっちがバフかけてもすぐに上書きされて、その瞬間にSクラフトで攻撃されたらジ・エンドでした。

まあ、なんとか勝てたので良かったです!アハハハハハ!!!!!!

・・・元々、戦闘へのモチベーション低かった上に、地味に苦戦したので割と苦行でしたが(ポツリ)

ということで、今回はここまで。

話を聞く限り、ニナからケビンへの信頼はかなり高いように思える(ハミルトン博士への断罪を一任している点で)のですが、その信頼はどこからくるのでしょうか。元々、それを生業にしていたとはいえ、一度足を洗っているケビンがハミルトン博士への断罪をどこかで躊躇う可能性も考えられそうですが・・・。(実際、ケビンの中で葛藤はありそうですし)

ケビンはそれでも、断罪を執行してくれるという革新があるのかな?

まあ、少なくとも凸凹コンビよりはよほど信頼は置けるか。

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