ぼっち・ざ・ろっく! 10話 感想 だてに酒は飲んじゃいねえぜ! ライブの臨場感が凄い!

「大変、大変!出演バンドが出れないって!」

いきなりステージの裏の修羅場シーンから始まります・・・

ははーん。さては夢だな(確信)

そこに現れる救世主が!

「確か名前は思い出せないけど、確か2組の!?」

自分の夢でも思い出してくれないんかい。

「ごとう、です(低音)」

そして、声を聴くだけで調子に乗っていることが分かるボッチちゃん登場っ!

ステージに立つと湧き上がる後藤コール!

何故かギターしかいないボッチちゃんの伝説のライブが、今―――!!!!

とようやく起きた、ボッチちゃん。

どうやらクラスの文化祭での出し物を決めてる最中に「一致団結」という言葉を聞いてショックで寝込んだようです。

分かるよ、ぼっちちゃん。私もそれ系の言葉を聞くだけで過呼吸になるもん!(人間失格)

ちなみに出し物はメイド喫茶に決まったようで、女子は全員メイド服着用とのことです。

どこですか、この学校。会社休んでも必ず行きます。

これを聞いたボッチちゃんは絶望します。

「戦力外過ぎる・・・!」

いや、ボッチちゃん。

私には分かる。

君には1軍のスターになれる素質があるということを・・・!!!!

とりあえずジャージを脱いでみようか?(にっこりと笑う変質者)

話は体育館ステージで行われる出し物について。

やりたい人は生徒会前のBOXに提出とのこと。

しかし、ボッチちゃんは中学では妄想で千回もライブしたし、バンドは遊びじゃないんでね。こんな学生のステージに立つ必要は、

可愛いモブちゃん「クラスの誰かがライブとかしたら惚れちゃうかも」

ボッチよ・・・君の承認欲求は度し難い!!!!

自分で書いた記憶もない出演希望の紙を、自分の知らぬ間に生徒会室に持ってきたボッチちゃん。

ちやほやされたいという自分の煩悩を消すために頭を打ち続けて、そのまま保健室へGO!

・・・頭大丈夫?(二重の意味で)

「知らない天井だ」

もはやパロされすぎてて、何が元ネタか分からなくなるやつキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

元ネタはエヴァンゲリオンネタですね、はい。

ちなみに看病は喜多ちゃんがやってくれました。

ボ喜多・・・ボ喜多の波動が俺に迫ってくる・・・!!!

しかし、ボッチちゃんは出演希望の用紙を喜多ちゃんに見られたら勝手に出される!と、さっさと用紙をゴミ箱へ。

喜多ちゃん、信用ない・・・いや、逆にありすぎるのか・・・?

その後、実際の文化祭のライブ映像をみて陽キャのオーラに圧倒されたり、

「今日はお前らのとびっきりの思い出作っていくんで、よろしくなー!!!」のところで、私も吐きかけた)

実際に出た時の喜多ちゃんとの対応の差を想像したりで、更に落ち込みます。

ぼっちちゃん・・・それは被害妄想が過ぎるよ・・・

実際はもっと・・・もっと・・・

・・・・

生々しい感じになりそう。

「私には私のふさわしい場所があるんだ」

そうだよ、ぼっちちゃん!

君はあのライブハウスで十分輝いてるよ!

そこで良いのか! ボッチちゃん!?

ふさわしい場所ってそこぉ!

結束バンドのメンバーに相談したところ、

「ぼっちちゃんの悔いが残らないのが一番」

と、アドバイスしてくれる虹歌ちゃん。

ママぁ・・・・

山田は文化祭で失敗したらしく、何だかんだでトラウマのようです。

ぼっちちゃんは悩みます。

「私!」

「やっぱりダメだー!!!」

ぼっちちゃん・・・可愛いよ、超可愛い!!!!

「昨日は行けそうな気がしたけど、無理です」

分かる、超わかる。

寝ると、根拠のない自信が全くなくなるよね!

人生の方向を、「あの陰キャの後藤さんがそんな有名人になったなんて!?」に切り替えます。

分かる、超わかる。

将来的に見返すビジョンを想像しまくるよね!

同級生に「え~。そんなに凄かったんだ!」って言われる未来を楽しむよね!

実際には高校の同級生なんて一切会わなくなるんだけども!(・・・私だけなんだろうか・・・)

しかし、この陰キャ主人公。

ちゃんとした格好をすれば、やはり美人である。

そこにやってきた喜多ちゃん。

「保健室のゴミ箱に間違って入ってたから出しておいたの」

絶望がぼっちちゃんをピカソの絵のようにさせる―――

喜多ちゃん、ゴミ箱に入ってるものは90%不用品だよ・・・

その後、ぼっちちゃんはライブハウスの棺桶の中で亡くなってしまいます。

・・・なんで棺桶あるんだろう?

すると、そこに酒飲みジャンキーが。

店長に冷たい態度を取られた廣井さんは虹歌ちゃん(店長の妹)に甘えますが・・・

「帰ってください」

・・・酒臭かったのかな?

しかし、改めて酒飲むキャラが女の子だらけのアニメに出てくるの凄いなあ・・・。

ぼっちちゃんの事情を知った廣井さんは、自分のライブのチケットを結束バンドにプレゼントします。

「で、いくらですか?」

「君ら私のこと女子高生から金を巻き上げると思ってるの?」

・・・? 思ってますが?

いつも二日酔いの状態で絡んでくる大人をしっかりした大人として見るはずないじゃないですか?

それはともかく廣井さんのバンド、四苦八苦のライブに呼んでくれるそうです。

四苦八苦・・・?

あ、sick hackですか。これは失礼な間違い方を・・・

どっちにしろ酷い名前だな。

インディーズでそこそこ有名な廣井さんのライブに胸躍らせる、ぼっちちゃん!

駅前の人込みを見て帰りたくなります。

ぼっちちゃん!・・・気持ちは痛いほど分かるけども!

・・・初めて秋葉原に行ったとき、人の多さに圧倒されて即帰りました。

やっぱりオタクにも陽キャと陰キャがいると知りました。

初めていくライブハウスはどこか物々しい雰囲気・・・

こんな怖い子もいて、更にボッチちゃんがビビります・・・

・・・怖いか?

滅茶苦茶可愛んだが。

しかし、店長は確かに怖い!

ひええええ。絶対に近寄らないよ。こんなピアス空いてる人!

虹歌ちゃんまで、ビビっちゃってるじゃん!

ママの涙目の顔・・・興奮するな。(オイ)

店長「やっだ~。随分可愛いお友達がいるのね~♪」

あ、店長はそんな感じの人でしたか。

良かった。良かった。

そして、凄く真面目そうなsick hackのドラムの島さんに、

コミケ参加したくて日本に来たというギターのイライザさんも登場!

・・・このバンド、キャラ濃いな・・・

ライブ直前、想像の3倍くらいのお客さんが集まります(200人とのこと)

廣井さん・・・ガチで人気だったんだ・・・!? (信用してなかった)

ちなみにsick hackのガチファンである山田は・・・

「音を聴け。音を!」

バンドの後方彼氏面してました。

・・・ほんとにいるんだ、こういう人・・・

さて、sick hackの演奏が始まります。

おお・・・・

凄い。

言葉にはしづらいんですが、本当にライブが始まるような臨場感があるというか・・・

そして、

始まる圧倒的な世界観をはらむ演奏。

サイケデリックロックってどんな感じか分からなかったんですが・・・

私のつたない音楽知識だと、椎名林檎さんを思い出します。

「見失いそうになる変拍子を完璧にたたくドラム」

「感情的で、それでいてロジカルなギター」

ぼっちちゃんの説明で凄いということは分かった!

あと、単純に格好いですね。

アニメっぽい曲ではないですが、とても好き!

「そしておねえさんの圧倒的カリスマ!」

バンドの格好良さに改めて憧れるぼっちちゃん。

バンドマンとしてボッチちゃんに衝撃を与えられるのは、今のところ廣井さんだけですね。

しかし、同時に自信も失ったようで、「私なんかとても・・・」と言い出しました。

いや、8話のぼっちちゃんは、廣井さんに負けないくらい格好良かったよ!

そんなぼっちちゃんに廣井さんは自分が高校時代、隅っこでじっとしていた陰キャだったことを告白します。

そんな自分を変えたくて、バンドを始めたんだと。

「普通の人生すぎて、つまんねえって思って」

・・・その言葉、響くなあ・・・

最初は何をするにも緊張して、お酒もライブの緊張を紛らわすために飲み始めたんだと。

廣井さんにもそんな時期があったんですね。

そこから、あんな格好いいベーシストになれたんだとし知れば、ぼっちちゃんも勇気が出ます!

頑張れば陰キャでも四六時中酒におぼれる、常に金欠のバンドマンになれるんだと!

・・・・・・・

ぼっちちゃん、絶対にこの人を見習わないようにね。

しかし、廣井さんの話に勇気をもらったぼっちちゃんは文化祭のライブに出ることを決心します。

おー!!!(パチパチパチ)

あ、廣井さんは壁の修繕費10万追加です。

その後(ぐ~)、文化祭の(ぐ~)打ち合わせを(ぐ~)する(ぐ~)結束バンド(ぐ~)

山田!腹うるさい!

ぼっちちゃんに金を返さなかった罰として、山田にはファミレスの料理を食べさせません。

不憫に思う喜多ちゃんに虹歌ちゃんが一言!

「彼氏にしちゃダメな3BのBはベーシスト、ベーシスト、ベーシストのことだから!」

世のベーシストに謝って!

でも結局、虹歌ちゃんが山田を甘やかします。

虹歌ちゃんはダメンズを彼氏にして、何だかんだで世話を焼きながら暮らしていきそうですね・・・

将来大丈夫だろうか・・・

・・・待てよ?

ということは私にもチャンスが(ry

そんなダメな彼氏の山田ですが、セトリについてはちゃんと考えていたらしく、ボッチちゃんと喜多ちゃんに華を持たせる構成にしようとします。

やるときはやる彼氏だな・・・男だったらマジでモテそう。

ギターソロが組み込まれることを知って不安そうなぼっちちゃんとその様子をうかがう喜多ちゃん。

帰り道、喜多ちゃんは突然頭を下げ、

「文化祭ライブの用紙を捨てたって分かってて、わざと出したの!」

・・・え?そうなの?

それに対して、「出してくれてよかった」というぼっちちゃん。

楽しみになってきた、と。

ぼっちちゃん、成長したね!(誰目線?)

「どうしても文化祭ライブ出て欲しかったんだ。だって後藤さんは・・・」

やはり時代はボ喜多。ボ喜多しか勝たん!

なんて尊いんだ・・・もうこれは決まりですね!(何が?)

私は最初から、ボ喜多だと思ってましたよ・・・

・・・うん?8話?

忘れましたねえ(すっとぼけ)

そんな美しい友情が再確認出来て迎えた文化祭!

「ぼっちちゃんが消えた!?」

主人公が行方不明になりました。

そ、そんな!?

主人公がいきなりいなくなるなんて、そんなことが!?

・・・ぼっちちゃんなら普通にありえそうで怖い。

ということで、今回はここまで!

廣井さんの演奏シーンが凄く心に刺さりました。

結束バンドみたいに常に動かすというシーンではなかったのが残念ですが、やはり演出の仕方が凄いですね・・・。

あと、バンドごとに曲の感じが異なるのも凄い。

このアニメ、どこまで力を入れてるんだろう・・・。

所々に本気度を感じてしまいます。


Dai