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委員長の妄想力が凄い
吸血鬼になれる同級生に連れられて、辿り着いた家には喋る猫がいました。
摩訶不思議アドベンチャー領域に連れてこられた女子高生が考えることはもちろん・・・。
ドSイケメンに変換すること!
自分を責めてくるイケメンに変換することで、妄想をはかどらせます!
・・・委員長、もはや逞しい。
すこしは恐怖の感情も・・・いや、恐怖の感情を興奮するシチュエーションに自動変換してるのか。
この子、最強では?
そんなことはともかく、委員長に憑いていたオカルトの正体はオンブスマン・・・所謂、子泣きジジイとのこと。
幼くして亡くなった霊が愛情を求めて人の背中に乗ってくる。
それを受け入れて、愛をもって接すれば無事に成仏してくれるようですが・・・
・・・勝手に乗っかてきて、厚かましいやっちゃな。(コラ)
と思ったんですが、子供の霊はどうやら縁のある人物に乗っかってくるみたい?
もちろん、委員長に子供はいませんし、男と手をつないだこともないとのこと。
そこまで純潔を守ってるなんて・・・偉いじゃないか!委員長!
私みたいな陰キャオタクはそういう女性キャラ大好きだよ!(特にうれしくもない評価)
委員長にはこのまま純潔を守ってもらって・・・・・・・
いや、少しは男に慣れようか。男に免疫ができないまま、これ以上妄想が暴走するのはまずいと思う(真顔)
小学生でも女性の集団は怖い・・・
委員長が子泣きジジイに憑かれてしまった原因。
それは小さい頃の友達とのいざこざだったようです。
小学生でもキラキラしてる子っていますよね・・・
あれこそ才能なんじゃなかろうか。
委員長は歌が上手だったようで、クラスのアイドル的存在だった舞ちゃんの目に留まり、一緒にアイドルを目指すことに。
これは男女の考えの違いなのかもしれませんが、アイドルになりたいなら舞ちゃん一人で目指せばいいのでは、と思ってしまいました。
友達と一緒に目指す必要あるかな・・・?
正直に言えば、舞ちゃんの左横の子はアイドル向いてないように(それ以上はいけない)
しかし、委員長にとってもアイドルの練習は楽しかったようで、充実した日々を送っていました、が、
委員長はプライベートで普通の小学生にはない負担を抱えていました。
シングルマザーのお母さん。必要な祖母の介護。
必然、委員長が家事をしなくてはならず、舞ちゃんたちと挑むはずだったオーディションの日も家を留守にすることができなくなります。
・・・それはずるくないですか? お母さん。
いや、意図的ではないことは分かるんですが・・・結果的に委員長の情に訴えて断りづらい雰囲気を作っちゃってますよね。
知らず知らずに委員長に甘えてませんかね・・・。
だからといって、こいつらにどうこう言われる筋合いもないわけですが。
小学生とはいえ、女の子の集団。
協調性を守れない人物、理由は’悪’として遠慮なく断罪します。
もうちょっと”大人”になれば委員長も上手くかわせたのかもしれませんが、小学生の委員長が頑張ってる母親への悪口に耐えられるわけもなく、反発してしまうのはしょうがないですよね・・・
しかし、それがトリガーになり、委員長は真依ちゃんたちのグループの中であるレッテルを張られてしまいました。
誰が悪い!というわけではなく、それぞれの歯車がかみ合わなかっただけ。
それだけで、天国から地獄に堕とされる委員長。
・・・社会人になって時々感じることですが・・・
人間関係って学生時代の方が難易度高くないですかね?
仲いい、悪いだけで構築される人間関係ほど怖いものは無いように感じてしまいます。
ということで、今回はここまで!
委員長に辛い過去・・・
しかし、これだけだと子泣きジジイが委員長に憑いた理由にはなりませんよね。
・・・まだ、何かあるんでしょうか・・・?
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