今回はメメントオーブで2つの過去を見てみます。
一つは聖杯騎士団の凸凹コンビの過去。

セリスは貧困地帯で生まれ、殺し以外の犯罪行為に手を出しながら、子どもたちのリーダーとしてたくましく生きてました。そんな彼女たちを唯一気にかけてくれた大人がシスター・オルテシア。彼女は、人身売買の悪党どもにセリスたちが目をつけられた際にセリスをかばって命を落としてしまいます。
このときに聖痕が覚醒したセリスは、その後、協会に属することに。

一方、リオンは子爵家の三男として生まれた、高貴な家の出身。
子供の頃から大人の心を見抜くような言動を繰り返した彼は、疎まれ恐れられ、もしくは彼の叔父のように彼の異能を見抜き利用しようとする悪い大人に目をつけられたりしました。
最終的にはそれさえも見抜き、彼の異能で叔父の企みをすべて潰しましたが、大人たちに受け入れられなかった彼の心は凍てついており、破滅願望さえ持っていました。
そんな彼を助けたのが、ベルガルド・・・当時のバルクホルンだったようです。
こんな感じで、「環境に恵まれなかった」という点以外は真反対な二人が相性がいいはずもなく、教会に属した初期はかなり険悪だったらしいですが・・・

とある事件を解決した際に、二人の絆が強くなり、今のような関係に落ち着いたとのこと。
・・・・そのとある事件の内容が一番気になるんですがねえ!教えてくれませんかね!?
そこはともかく、割と謎が多かった二人の過去が覗ける貴重なメメントオーブでしたね。
しかし、個人的に「なんで、この二人はいつも一緒に行動してるの?」という疑問の解消にはならなかったです。一応「守護騎士は一人の方が戦いやすいから、他の守護騎士とは組まない。」という説明はありましたが、この二人は一緒に戦える相性の良さはあるとしても、結局、一緒に戦う必要性はない気がします。教会としても大きな戦力を2つに分けたほうが効率は良いと思いますし、今のところ、この二人がいつも一緒にいる理由は・・・マジで仲が良いからしか思いつかねえぜ。

お次は悪名高き暗殺者集団、月光木馬團の最期を見ていきましょう。
結成して間もない頃の結社に狙われてしまった月光木馬團。
若い頃の破戒やルクレツィアがいても、結社の方が戦力は明確に上だったようです。
まあ、マクバーン(No1)とレオンハルト(No2)もいたらしいですので、そりゃあそうか、なんですが。・・・一国の軍でも相手できねえんじゃねえかな?
逆に言えば、No1とNo2を送り込むほど、結社も月光木馬團にガチになっていたということでしょうかね。

ちなみに若かりし頃のシャロンさんもその場にいました。
うむ。まだ胸が控えめだな!(どこで、何を判断してんだ)
シャロンさんはこの時、名前も付けてもらえてなかったらしいですが、それは破戒のせいではなく、破戒よりも上層部の奴らの方針だったそうです。
・・・てか、破戒がトップじゃなかったのか・・・月光木馬團にはまだ”上”がいたんですね。

まあ、その上の連中はすぐに”いなくなって”結局破戒がトップになりましたが。
破戒の毒による”暗殺”にシャロンさんとルクレツィアはドン引きしてましたが、部下に決死の足止めを命じておいて自分たちはそそくさ逃げてる連中だったので、むしろ私は「破戒!よくやった!」とさえ思いました。
さて、トップになった破戒の対結社への方針は、結社に降伏して結社の下につくこと。しかし、ある程度こちらの有用性は示すために、もう少し抵抗してから、にします。
戦争で有利な条件で講和をするために、相手に被害をある程度与えようとするのと似てますね。それが上手くいった事例はあまり知らないですけど。

ついでに、子どもの頃のメルキオルもいました。
子供らしく、純粋にはしゃぐメルキオル。
教わった殺しの技術を使って遊びたくてしょうがないようです。
メルキオルの”純粋な悪”の素質には、シャロンさんもルクレツィアも戸惑ってましたね。やっぱり、こいつ同じ暗殺者から見ても異質なのか・・・。
しかし、前々作で死んだメルキオルを、過去回想とはいえ登場させるのは・・・なんか気になりますね。メルキオルをもう一度印象付けてるような・・・
ということで、今回はここまで。
メルキオル・・・ほんと顔だけは可愛いなあ。
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