前回の暴走婆さんの印象が強くて忘れかけましたけど、本命はハミルトン博士の情報収集でしたね。
貴重な情報を仕入れていそうなジャックの元へと向かいます。

個人的には「・・・あんまり大した情報ねえなあ」と思ったんですが(ひどい)、ケビンたちはジャックが提供した情報に満足したようです。
そのジャックからの情報で印象的だったのは、20年前の利水工事によるオアシスの復活を見た人が「魔法だ」と口にしていたこと。
間違いなく褒め言葉だったんでしょうが、ケビンたちの立場から考えると、意味深な表現に聞こえますね。

ちなみにジャックたちは「真実」を掴む前にハミルトン博士に関する情報から手を引いたとのこと。
予想以上にヤバいことに突っ込んでるのを予期したことと、そこまで知ったらケビンが彼らを巻き込もうとするのが分かっていたから、だそうです。
このネギ神父・・・そんなことを企んでいたとは・・・やっぱり腹黒でしたたかだぜ!

しかし、ジャックたちは巻き込まれることが嫌だったのではなく、巻き込んだケビンの申し訳ないという顔を見るのが嫌だったようです。
・・・やっぱりケビンはこういう汚い仕事は本来向いてないんでしょうね。
でも、罪悪感を抱きつつ、使命はしっかりと果たそうとするところは、ケビンは組織に準ずる一人として優秀だとさえ感じます。
ケビンも本当に理不尽な断罪なら従うことはなかったと思いますが、今回の件は教会として大義があると考えているから従っているんだろうと予想できます。そこはケビンの「プロ」としての矜持を勝手に感じちゃいますね。
逆に、今のところセリスやリオンにはそれをあまり感じないので共感できないです。彼らには彼らなりの考えはあるんでしょうけど、組織の命令に背くのに納得できるだけの信念が見えてこない・・・彼らの芯がよくわからないんですよね。(断罪自体に反対なのか、ハミルトン博士の断罪に反対なのか。後者だとしたら、何故なのか)
外から見てると自分勝手に動いて組織を乱してるようにしか見えないんですが・・・極論、組織のやり方が気に食わないなら組織抜けてから反抗すればいいのに、と思っちゃいます。(本当に極論ですが)
閑話休題。
すーちゃんとのコネクトイベントへと進みます。


急に親身に接するようになったケビンに戸惑うスウィン。
しかし、スウィンはケビンが自分と似たような境遇だったことを思い出します。
大切な人の命と引換えに、生きながらえることができたという境遇を。
ケビンとしてはスウィンを他人事には見れないんでしょうね。
彼に、自分と同じような「自分の手を汚すような道」を安易に選んでほしくないと口にします。


ケビンは一度、「自分の手を汚さない道」も選んだはずですが、今回、彼は結局「自分の手を汚す道」に戻ってきました。
”一時的”と言ってますが、ケビンの表情がそんなことは不可能だと語っていますね。
先程は「教会として大義があると考えているから従っている」と推測しましたが、別にケビンが断罪役を担う必要はないはずです。イスカリオに任せれば一番スムーズですからね。(あいつら、それが仕事だし)それでもケビンが断罪役を担わざる負えなかったのは何故でしょうか・・・。
個人的には、その理由が非常に大事になる気がします。


間違いなくケビンとの心の距離は縮まったスウィン。
同じ境遇の者同士、親近感も覚えたでしょう。
しかし、最後の選択によっては彼らは武器を取って敵対するかもしれないです。
そして、本当はそれをケビンも望んでるかもしれないと考えると・・・この二人はなんとも切ない関係性に見えてきますね・・・
ということで、今回はここまで。
ケビンが「こちらの道」に戻ってこざる負えなかった理由。
それはいつか明かされるんでしょうね・・・
と言うか明かしてくれるよね?(特に何の説明もないのはやだよ)
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