界の軌跡　感想137　あの白面と同レベルに扱われてるのは怖いな・・・（色んな意味で）

ハミルトン博士の罪を探るため、砂丘の奥に隠された塔を探索するピクニック隊。

前回も書きましたけど、リベールの四輪の塔に似てますね。

（四輪の塔という名前はケビンが口にするまで忘れてました）

ケビンは「塔という点では似てるけど、完全に別物」と言っていましたが・・・

塔の中には意味深な絵が飾られていました。

真ん中に塔。

右上は雲、左上は・・・風でしょうか。

右下は雪？　左下は雨、かな。

そして、右の真ん中には月が、左の真ん中には太陽らしきものがあります。（夜と昼を意味している？）

これだけで推測するのは難しいですが、これらの人間がコントロールできない世界の摂理を端に追いやり、人間の建造物である塔が真ん中に大きく描かれているのは、自然現象よりもこの塔の方が偉大だと主張しているようにも見えます。

さて、塔の頂上にたどり着くと、古代文明の装置みたいなものがありました。

うん。

前回、わたしは「古代遺跡に現代の機械が侵食していることは、歴史への冒涜だ！」みたいなことを書いたのですが、そもそも古代の方が文明のレベルが高かったんでしたね。すごく見当違いなこと書いてたな・・・。（恥ずかしい）

その古代遺跡の装置を利用していたのは現代のスーパーコンピュータと・・・間違いなくハミルトン博士が作ったのであろうエセゲネシス。

ベガスフィルムの地下にいた管理AIは「アルターコア」って呼んでいました。

「アルターコア」・・・どうしてもアルタードーン（もう一つの夜明け）を連想しちゃいます。

レムナントと博士に繋がりがあるということなのか・・・？

ケビンたちがこの装置について調べていると、現れやがったのは結社の道化師と幻想使い。

個人的には、道化師が出てきたことのほうが（生理的に）嫌でしたが、ケビンは幻想使いの方を警戒しました。

ルフィナさんが、「白面と幻想使いには気をつけなさい」と忠告したとのこと。

・・・あの白面と同レベルで扱われた・・・だと？

２０年くらい前の初期のラスボスのくせに、未だにこいつを超える性悪敵キャラには出会えていないと感じるほどのクズ野郎と同レベルだと・・・。

つまり、幻想使いも、この世にいてはいけないクズ野郎ということですか！？（言い方）

「破戒や道化師を差し置いて、要注意人物に挙げられただと！？」という意味でも驚いてたのですが、そもそも劫炎、破戒、道化師は問答無用で”外法”認定されているようです。

納得ではありますが、破戒や道化師と同じに扱われるマクバーンは流石に可哀想です。

彼はその二人よりは流石にまともな人間ですよ・・・・人間じゃなかったか、あいつ。

あと、性根は（比較的）まとも寄りでも、力のほうが「その気になれば、この大陸全部滅ぼせんじゃねえか？」と思うレベルなので、レッドリスト入りもしょうがないんですかね。

結社としてはハミルトン博士の秘密が知りたいだけで、ピクニック隊と戦う必要性はなかったらしいですが、ケビンたちは結社がハミルトン博士の秘密を知ることを拒否。戦闘へと移ります。

その、”結社の中でも要注意人物”である幻想使いはグレンデル・ゾルガの幻想を顕現させてケビンたちの前に立ちはだからせます。

何でもありか、こいつ。

くそっ！上条さんがいれば、こんな幻想、すぐに殺してくれるのに！

まあ、このゾルガも私の実力で普通に倒せましたけどね。普通に。ガハハハハハハハハ！（普通に４，５回ゲームオーバーしました）

倒せたんですが・・・結局時間切れということで、結社の二人とともにハミルトン博士の過去を見ることに。・・・何だったんだよ！？この戦い！？（RPGあるある、無駄になってしまった戦闘）

２０年前の、ちょうど利水工事を行おうとしている場面が映し出されます。

この利水工事を行う直前も、中止しようかどうか迷っていたハミルトン博士。

しかし、バーゼルで先に罪を犯したこともあり、後戻りはできないという結論に至りました。

バーゼルでの罪というのは、望遠鏡から覗いた宇宙を”偽りの宇宙”にすり替えたことですかね。

さて、ここまで具体的に明かされることはなかったハミルトン博士の罪というのは・・・

1210年以降のサルバッドの水を1190年〜1210年の20年間にすべて補填するというもの。

・・・・・・・え？

じゃあ・・・来年からサルバッドに水資源は一滴もなくなるということですか？

やばいじゃん。

国滅ぶじゃん。

予想の遥か斜め上の”罪”が出てきて困惑する私。

同じようにすーなーも唖然としてました。

しかし、ケビンはあらかた予想どおりだったようです。

上から・・・多分ニナから話をされてたんでしょうね。

教会がハミルトン博士を”外法”に認定しようとしてるのも納得な気がするぜ・・・。そして、セリスやリオンの単独行動がより共感しにくくなったな・・・。

ということで、今回はここまで。

・・・このハミルトン博士の”罪”をサルバッドの国民が知ったら激怒する程度じゃ済まない気がするんですが・・・シェリド殿下やジータ公女はそれでもハミルトン博士を擁護するのかな？

PR

Amazon

英雄伝説 界の軌跡 -Farewell、 O Zemuria- 公式ビジュアルコレクション [ 電撃ゲーム書籍編集部 ] 価格：3,300円（税込、送料無料) (2025/2/3時点) 楽天で購入