界の軌跡 感想175 今回のタイムトラベルはなにか違う・・・?

界の軌跡

突然の白い光に包まれたラピス。

目を開けるとそこには・・・

悲劇が起きる前のクレイユ村が広がっていました。

・・・黎の軌跡Ⅱ以降、定期的に過去へ飛ぶことがあるから、衝撃はあんまりないぜ!(感覚麻痺)

ただ、これまでの第八のゲネシスによるリセットやアカシックアイとは下記が違うように感じました。

①半年以上も前の過去に戻っている(第八のゲネシスとの違い)

②過去を見るのではなく、過去に飛んでいる(アカシックアイとの違い)

今回、クレイユ村という、もう救えない村が”生きていた”過去に飛んだこともあり、いないはずのクレイユ村の住民がラピスを普通に認識していたことがすごく違和感・・・というか不気味なものを感じました。

ハミルトン博士が行っているとされている「世界に歪みを与える」というのは、こんな感じなのかな・・・と思いましたね。

ちなみに、過去に飛ばされたのはラピスだけでなく、マリエルも。

この二人だけが過去に飛ばされたことは、なにか意図的なものがあるのか、どうか・・・あるんだろうなあ(メタ読み)

ただ、今のところ、この二人の共通点はよくわからないです。

ラピスはともかく、マリエルは普通すぎて関係者の中では浮いているくらいの普通の人間。クレイユ村とも縁は深くないですし、彼女を選んでわざわざ過去に飛ばす意味はなさそうですが・・・。

程なくしてラピスたちは元の世界に戻ります。

過去に飛んで生きていたクレイユ村の人達を見ることで、”人を失う”という感情を実感できたというラピスにとっての意義はありましたが、やはりラピスを過去に飛ばした存在にとってのメリットは不明です。

マリエルに至っては、過去に飛んだことによるマリエル自身のメリットも具体的にはなさそうなので、本当にマリエルを過去に飛ばした意図がわからないですね・・・マジでたまたまか?(そんなことはないはず)

また、過去に飛んでいた時間分、ラピスたちが元の世界で行方不明になっていたということも気になるところです。過去に飛んでいる時点で時間という概念を超越しているのに、元の世界に戻ってきたときに過去に飛んだ分の時間が加算されているのは、「このタイムトラベル、ルールがきっちりしてるな・・・」という印象すら持ちました。

そういえば、レムナントも「一定時間、この世界に存在がなくなる」移動方法をしていましたっけ・・・このあたりの法則は重要な意味を保つんでしょうか?

ちなみに、このタイムトラベルを起こした元凶は、まあ間違いなくゲネシスもどきのアルターコアなんでしょう。

・・・薄々思ってたことですが、ハミルトン博士が作ったアルターコア、彼女の師匠が作ったオリジナルのゲネシスより力がアップしているような気がするんですが・・・

もしかして、ハミルトン博士は、三高弟の中でも頭一つ抜けてるんでしょうかね? シュミット博士が聞いたらブチギレそうな推測ですけど。

さて、予想外のトラブルは有りましたが、ピクニック隊は予定通りハミルトン博士の元へと向かうことにします。

予定と違ったのは同行者にマリエルが増えたこと。

・・・正直、(きつい表現ですが)足手まといにしかならないのでは?と思いましたが、兄上に「サルバッドで何か分かったら伝えると約束していること」「過去に彼女も飛んだことが何かを意味しているかもしれないこと」を踏まえて、同行を許可せざる負えなくなりました。

・・・う〜ん。それでもリターンは不透明で、明確なのはリスクだけだと思いますが・・・兄上に口で勝てると思えないので、しょうがないですね、引きましょう。

その代わりに、これまでのラピスの食事代は兄上の隠し資産で払いな!(交換条件)

ということで、今回はここまで。

マリエルが付いてくる流れは、個人的に少し強引に感じましたかね・・・。おそらく、マリエルに何かしらの重要な役割があるんでしょうけど。

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