黎の軌跡 感想33回目!
今回で2章が終了。
今思うと、ヴァン、アニエス、フェリ、アーロンが黎の軌跡の基本メンバーって感じがするなあ。
ギエン老人の企みを見抜いたヴァン。
ギエン老人は意外と素直に認めます。
成長していくに従い、かつての大君に似ていったアーロン。
自分たちの意図しないタイミングで大君として覚醒されるよりは、アルマ―タと協力しアーロンが大君の生まれ変わりなのかを確認した方が良いと判断。事前に戦力を用意して大君を倒す算段だったようです。
・・・もっとリスクの低い確認の仕方は無かったんですかね?
アーロンの友達―――セイ達が犠牲になったことは、ギエン老人にとっても意図したものでは無かったですが、ある程度の犠牲は覚悟していたようです。
アーロンが大君かどうか確かめるためだけに殺されたセイ達。
東方人街、いや黒月の安定のためにはある程度の犠牲もやむを得ない。
それが今の黒月のやり方だと、ギエン老人は言います。
それが不満ならアーロンが黒月の上に立てばいい・・・ただし非常な君主、大君として。
大君を恐れていたのに、ここにきて大君を神輿に担ごうとするのはよく分からないなあ・・・。
それとも、元々そのつもりだったのかな?
時代が変わって非常でも優秀な君主が必要だと考えなおしたのか、それとも40年前に大君を殺した償いの意味もあるのか・・・。
事前に用意していた凶手たちでヴァンを囲み強引にアーロンを連れて行こうとするギエン老人。
そこに―――
リーシャ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
懐かしいなあ、その仮面。多分3Dモデルでは初めて見る気がする・・・。
ツァオが予定していたよりも1日早く、銀を連れてタイミングよく駆け付けたようです。
・・・狙ってたな、こいつ。
そして、メルキオルとの戦いを終えて駆け付けたエレインも現れます。
ヴァンに、銀、ツァオ、エレイン。黒月の凶手相手とはいえ互角に戦えるほどの戦力が揃いました。
・・・もはや驚きはしないけど、エレインもヴァンもリーシャと知り合いなのね・・・。
顔が広すぎる・・・。ロイドと顔見知りでも驚かないぞ、もう。
どうやら、アルマ―タと組んでの大君復活はギエン老人(長老会?)の独断の模様。
あまりにリスクの高い作戦の遂行に息子であるファン老人からも糾弾されます。
ギエン老人は特に取り乱しもせず、舞台から退場していきました。
こういう展開になるのも、ある程度予測していたのかもしれません。(ツァオがいますし)
一方、一足先に黒龍城砦を抜け出したアルマ―タ一行。
大君を黒月主力とぶつけるという狙いは外れたものの、本来の目的は達成の模様。本来の目的とはゲネシスによるアーロンの大君化かな?
不思議な装置を用いて、各地方で実験を行うのは空の軌跡SCの結社と全く同じことをしてますね・・・。
あと、候補地って何だろう・・・?
その後の顛末をハル・ジャック・アシェンから報告されるヴァン。
アルマ―タは不気味なほどあっさり撤退し、煌都には平穏が戻りました。
話はツァオが連れてきた銀の話になり、アシェンがツァオと銀の関係を疑っていました。
・・・リーシャにとってはこの上ない屈辱では?
それに対し、クロスベルに本命がいるから違うだろうと話すヴァン。
そこまで知ってるんかい。
創の軌跡でも思いましたが、正史ではエリィがロイドのメインヒロインで進むと思っていましたが、割とぼやかしますね。特にリーシャ関連で。リーシャの人気が高いのも原因かな?
リィンは・・・良いや。リィンのメインヒロインを真面目に考えたらカオスにしかならないし。
2年前、ヨルムンガンド(だっけ?)の作戦でヴァンはリーシャと知り合った模様。
話は変わって、黒月の世代交代の話へ。
今回、結果的にはギエン老人が下手を打った形になり、それを息子のファンが諫めたことで黒月の中で世代交代が進んで行くことになりました。より具体的には、ファンの後ろについているツァオの力が増す結果に。
おそらく、これを見越してツァオは動いていたのだろうと予測するヴァン達。
予想通り掌の上で転がされたことについてヴァンは悔しがります。
しゃーない、しゃーない。
ツァオの相談に乗った時点で既定路線だって。特務支援課なんて何回やられたか。
また、真面目なアニエスが事件の影響で学校に遅刻してしまったようです。
段々とヴァンに染まっているな・・・
そして、この遅刻がヴァン、アニエス、そしてとある堅物眼鏡との壮絶な三角関係の発端に・・・!
・・・まあ、ヴァンにとってそんな大したことでも無かったですが。
そんなアニエスがヴァン―――というか裏解決屋にゲネシスのことについて相談していることに懸念を感じているエレイン。
エレインは明確にはゲネシスのことを知りませんが、相当厄介な相談事だと感づいている模様。
組織としての力が弱い裏解決屋ではなく、ギルドに相談することを勧めます。
発売前なら、「ヴァンにアニエスが近づくことを警戒しているんだな!(キャッ、キャッ)」とからかっていましたが、ゲームを終盤までプレイした身では、そういう茶化しができなくなりましたね。
アニエスとしては、グレーなゾーンにいるヴァンと一緒にいるからこそ得られる絆や経験に価値を感じており、裏解決屋として行動することに強い決心があるようです。
う~ん、ヴァンにその気はないんだけど、悪い男に染められている感じもするなあ(笑)。
最後に何故かアーロンの話題が出てきて、戸惑うヴァン。
うん、この後の展開は大体わかる。
どうやら今回の一件で、一旦煌都から出ることをツァオ達に勧められたアーロン。
代わりに裏解決屋にお世話になることが決定しました。
所長のヴァンに事前連絡もないまま
・・・というか、何でフェリとアニエスは知っててヴァンは知らないの?
こうして騒がしいメンバーが一人増えた裏解決屋。
まあ、アニエスやフェリに比べたらまだ裏解決屋に向いている人物だと思いますし、戦力アップですね。
そして2章が終わり。
今回はここまで!
この先の展開の感想も含みますが、ヴァンとアーロンの関係が結構好きです。
ロイドとランディのような相棒ではなく、リィンと他のⅦ組メンバーのような友達でもない。
慣れ合うことも無いですが、どこかお互いに共感できるものを感じている存在。年が離れていることもあり仲のいい兄妹みたいにも感じます。が、それもちょっと違うかな・・・。
言葉では言い表せない不思議な関係です。
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