黎の軌跡 感想74回目!
(どことなくポンコツ臭のする)カエラさんを捕まえてから。
・・・本名に一応はつかないと思うよ?
少尉か~。若いのに階級高いなあ。(閃の軌跡4でも階級出たっけ?)
それはそうと所属隠したいなら服装どうにかしよう?
カエラさんはヴァン達の調査の保険として理科大学を調べていたみたいです。
やはり問題になるのはネットワークと導力網の不調。
原因の可能性として挙げられるのは、並列分散処理。
ちょっと話はそれますが、”オーブメントは駆動に必要な導力を自然回復できる”というのは凄いですね。
電力を自分で回復できる家電みたいなもので、そんなものを現実で作れたらノーベル賞ものだと思うけど・・・
話は戻って並列分散処理の話へ。
これは複数の情報処理端末(コンピュータ)を使って計算させるというもの。
数台だけなら負担は軽度ですが、それがバーゼル市全体のコンピュータを使用すればどうなるか・・・。
計算するまでもなく莫大な負担がかかります。
しかし、カトルが言うには技術的には不可能だということ。
ですが、1年半前のクロスベル再事変で似たケースがありました。
現代技術ではありえない大規模分散処理による災厄。
・・・4章は過去の事件が多く出てくるけど、新参の方はついていけるのかな? 何なら過去作プレイした私でもついていけないところあるけど(それはおかしい)。
技術的に不可能なことをしているとなると、やはりゲネシスが関わってきそうです。
そして、マルドゥック社がちゃっかり当時も状況を分析していたことも分かりました。
・・・あの時、割と世界の危機だったと思うけど余裕だなあ。
さて、もう一つ考えなければいけないのは誰がそんな大それた実験をしているのか。
話し合うまでもなく全員がキャラハン教授を疑います。
そこに、当のキャラハン教授からカトルに弱弱しい声で連絡が・・・
キャラハン教授の研究室は荒らされ、キャラハン教授の行方も分からなくなりました。
翌日、警察・CID・遊撃士と公的機関が次々に捜査に乗り出します。
不幸中の幸いというか、堂々と大手を振って捜査できるようになりましたね。
そんな中で、今更慌てだすCEO様。
そりゃ、TOPなんだから事情聴取もされるでしょう。
何のためのTOPなんだか・・・。
企業のCEOという立場では大学の教授の研究に口出しできなかったのは少し同情しますが。
4章の序盤でキャラハン教授の研究を懸念していたのは確かですしね。(逆に、危ない研究をしていた認識はあったとも言えますが)
事が既に起こっているということもあり、単刀直入にキャラハン教授とマフィアとのつながりを聞くヴァン。
元々、理科大学は外部資本が研究資金の基本となっているようで、マフィアなどの危険な組織が入り込みやすい体制になっていたようです。・・・そういうところを管理するのもCEOの責任なのでは?
この期に及んで、世間体を気にするCEO様。もはやその段階は過ぎてると思いますが。
いつまでも問題を直視しようとしないタウンゼントにジスカール親方がブチギレ。
TOPとしての対応の取り方を求めます。
ようやく胎をくくったCEO。
大方の予想通り、キャラハン教授が変わったのはクロンカイト教授に自分の特分野でコテンパンにされてから。
そこから、研究に没頭するようになり、より大きな資金を求めてスポンサーを探していたところにアンカーヴィル商会なるところが名乗り上げたようです。
もちろんアルマータのダミー会社。資金協力で相手の懐に入り、弱みを握って自分たちの思い通りに動かすやり方はまんま裏社会の組織ですね。
CEOはその辺りを大体理解して、放っておいたと。
まあ、マフィアが怖かったのは一人の人間としては共感できますね・・・。会社のトップとしては完全に失格だけど。
その辺りの失策の弱みを突いて、ランクを強引に上げさせるヴァン達。
・・・あれ、やり口はアルマ―タと変わらない?(笑)
というわけでランクはBに上げてもらいました。
ここのアーロンの台詞と全く同じことを思った私。
この期に及んでAランクにしないということは、まだ何か隠していることがあるんですかね・・・
というわけで、今回はここまで!
4章はコンピュータの並列分散処理や外資資本からの介入などややこしい話が多い(笑)
段々、軌跡シリーズが社会派RPGになっているような気も・・・
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