6月に発売された新作ライトノベルの私的BEST3を発表します!!
対象はスニーカー文庫、電撃文庫、ファンタジア文庫、ファミ通文庫、ガガガ文庫、MF文庫の5つのレーベル。
※あくまで私個人の意見です。
これは――世界のすべてを蹂躙する“お嬢様”の物語。
神に愛されし美しき髪を靡かせ、少女は凶暴なる刃を振るう。王国随一の可憐な令嬢――だが、その中身は『野蛮なる牙〈サベージファング〉』の異名を持つ、最強の傭兵!? すべてが規格外なお嬢様の蹂躙が今始まる!
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男から見ても魅力的な男キャラがTSしたら、やっぱり魅力的な女性キャラになるなと思いました。
あらすじだけだと、狂暴な令嬢に見えますが、どちらかといと合理的で心が(意外に)広い主人公です。
才能が無く努力と工夫で一流の傭兵になった男が、神からもらった才能のある令嬢になったら?
この部分で興味が惹かれた方は是非読んでみてほしいです。
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その塵は人の想いを力に変え、災いを呼ぶ。
人に異能を授ける砂塵が舞う偉大都市。
荒廃した世界で、楽園とさえ呼ばれる偉大都市には、そんな砂塵を力に変え、様々な能力を発現する人々が集う。
そして、その能力を犯罪に使う者たちを取り締まる精鋭部隊<粛清官>が、この街の秩序を守っている。粛清官ーー射撃の名手シルヴィ・バレト。そして寡黙な黒剣士シン。
とある事件を通じてコンビを組むことになった二人は、人を獣に変貌させるドラッグの捜査を任されていた。だが、そのドラッグの流通には、粛清官たちの作った悪しき過去が潜んでいた。
現代に蘇った巨大な悪意が、獣の牙となって偉大都市に大きな傷を刻もうとしている。粛清官に立ちはだかるは、屍者を操る能力者。熱線を放つ能力者。
そしてーー凶悪な獣人を作り出す、異端の能力者。
暴虐の限りを尽くした能力者たちによる死闘の末、最後に立っているのは……「わたしは、なんとしても完璧を目指さなければならない」
「今回のテロ事件。獣人事件首謀者の協力者と見なしてーー」「ーー貴方たちを、粛清するわ」
吹き荒れる砂塵のなか、マスクをまとう能力者たちの物語が幕を開ける。
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映画を見るように読めました。
荒廃した世界でのシリアスな能力バトル。
ちょっとした出番の登場人物にも魅力がしっかり伝わってきました。多数のキャラクターからの描写があるのに今どういう事件が起こってて、どのように進んでいるのかが凄く分かりやすかったです。
個人的には「バッカーノ」が好きな人に刺さるんじゃないかな、と思います。
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ギャグもシリアスも面白い!
何というか、一番ライトノベルらしいなと感じました。
サラサラっと読めるけど、要所のポイントはしっかり押さえてメリハリが効いていました。様々な設定を詰め込んであれだけ綺麗にまとめ上げたのはすごいと思います。
キャラクターに癖があり、一巻だけじゃ読み取れない部分があったのも私の好みでした。
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上記の作品以外でも、「虚ろなるレガリア 」や「16年間魔法が使えず落ちこぼれだった俺が、科学者だった前世を思い出して異世界無双」が好きでした。
日常系なら「門番少女と雨宿りの日常」が良かったなあ。
どうしても私の好み的に、シリアスが入ってる物語の方が上位に入ってしまいますね・・・。
(ドタバタラブコメも好きですが)