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雨の中で泥だらけになりながら走るウマ娘たち・・・
なんか・・・
興奮しますね。
さあ、レースは終盤。
先頭のダイナムペインターちゃんをオグリが追いかける展開に変わりはありません。
ダイナムペインターちゃん・・・レース序盤からあれだけオグリ怖がってたのに意外に粘るな・・・。
後方からは私がひそかに応援しているヤエノムテキ、そして、悪役のスーパークリークが迫ってきます。
前回のJCでは特に目立つこともなく敗北したクリーク。敗戦後、トレーナーの文乃さんに負けた理由を尋ねていました。
珍しく汗を浮かべる文乃さん・・・良いな!
それはともかく、すこし歯切れの悪い文乃さん。
JCはあのバカ二人の暴走で始まり、そのままの勢いのまま決着がついた。駆け引きも何もない、ただの小学生の徒競走と一緒だと文乃さんは言います。その意見は真っ当に正しく、無尽蔵の体力をもとに駆け引きで勝負するクリークにとっては得意なレース展開ではなかったと思います。
しかし、逆に言えば、
クリークは単純な速さで負けたということ。
クリークにとっては、ウマ娘としてのプライドを一番傷つけられたレースだったのかもしれないですね。
それにしても、この悔しさで歪む顔・・・イイね!!!興奮する!(オイ)
プライドを粉々にされた敗戦を受け、クリークがオグリを倒すために導き出した方法は一つ。
ただひたすらに速さを追い求める。
領域も、戦略も、プライドも捨てて、ただがむしゃらにそれだけを。
まさかのド根性作戦キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
なんともクリークらしくない・・・いや、クリークらしいんでしょうか?
戦略キャラが戦略を捨てる・・・この展開、私、嫌いではないです!
ただ、「プライドも捨てた」とありましたが、むしろプライドだけで成り立ってる作戦にも見えましたね。「戦略で戦うというプライド」を捨てて「誰よりも速く走りたい」というプライドを取った感じでしょうか。
ある意味で真っ向勝負を挑んだ魔王クリークに対して、怪物オグリキャップは・・・
失速。
オグリ・・・やっぱりかかりすぎだったか・・・
最初から全力のマイルCS、バカ二人が最初から暴走したJCと直近のレースにより序盤のペース感覚が乱れたこと、自分自身も最近好調だったこと、それなのにJCでは負けたこと。
ひっくるめて、オグリ自身のレースをコントロールするという感覚が狂ってたのかもしれません。
そんな倒すべき敵オグリの失速を見たクリークの顔に浮かんでいたのは、失望と苛立ち。
真っ向勝負を挑んだのに、ライバルは勝手に自滅していった。全力のオグリ相手に真っ向勝負で勝ちたかった・・・というのがクリークの本音だったんでしょうか・・・。
ということで、今回はここまで!
レース前に自らヒールになりながら、レースでは泥臭く真っ向勝負は読めませんでしたね。
むしろ、それは主人公側が取る作戦なのでは?
対して、オグリの失速は大体読めたというか・・・まあ、あれだけフラグ立ってたら・・・。ろっぺいは事前にこれを防げなかったのかな?とも思いましたが、名実ともに怪物になったオグリをコントロールするのは難しかったかもしれませんね。オグリが中央に来た当初ならともかく。
これで、今回の有馬記念はクリークが一着で終結・・・あれ?
なんかもう一人、いたような気が・・・
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