ウマ娘 シンデレラグレイ 第140R 感想 知らなかったのか? 怪物は魔王には勝てない。

ウマ娘 シンデレラグレイ

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雨の中で泥だらけになりながら走るウマ娘たち・・・

なんか・・・

興奮しますね。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

さあ、レースは終盤。

先頭のダイナムペインターちゃんをオグリが追いかける展開に変わりはありません。

ダイナムペインターちゃん・・・レース序盤からあれだけオグリ怖がってたのに意外に粘るな・・・。

後方からは私がひそかに応援しているヤエノムテキ、そして、悪役のスーパークリークが迫ってきます。

前回のJCでは特に目立つこともなく敗北したクリーク。敗戦後、トレーナーの文乃さんに負けた理由を尋ねていました。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

珍しく汗を浮かべる文乃さん・・・良いな!

それはともかく、すこし歯切れの悪い文乃さん。

JCはあのバカ二人の暴走で始まり、そのままの勢いのまま決着がついた。駆け引きも何もない、ただの小学生の徒競走と一緒だと文乃さんは言います。その意見は真っ当に正しく、無尽蔵の体力をもとに駆け引きで勝負するクリークにとっては得意なレース展開ではなかったと思います。

しかし、逆に言えば、

クリークは単純な速さで負けたということ。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

クリークにとっては、ウマ娘としてのプライドを一番傷つけられたレースだったのかもしれないですね。

それにしても、この悔しさで歪む顔・・・イイね!!!興奮する!(オイ)

プライドを粉々にされた敗戦を受け、クリークがオグリを倒すために導き出した方法は一つ。

ただひたすらに速さを追い求める。

領域も、戦略も、プライドも捨てて、ただがむしゃらにそれだけを。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

まさかのド根性作戦キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

なんともクリークらしくない・・・いや、クリークらしいんでしょうか?

戦略キャラが戦略を捨てる・・・この展開、私、嫌いではないです!

ただ、「プライドも捨てた」とありましたが、むしろプライドだけで成り立ってる作戦にも見えましたね。「戦略で戦うというプライド」を捨てて「誰よりも速く走りたい」というプライドを取った感じでしょうか。

ある意味で真っ向勝負を挑んだ魔王クリークに対して、怪物オグリキャップは・・・

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

失速。

オグリ・・・やっぱりかかりすぎだったか・・・

最初から全力のマイルCS、バカ二人が最初から暴走したJCと直近のレースにより序盤のペース感覚が乱れたこと、自分自身も最近好調だったこと、それなのにJCでは負けたこと。

ひっくるめて、オグリ自身のレースをコントロールするという感覚が狂ってたのかもしれません。

そんな倒すべき敵オグリの失速を見たクリークの顔に浮かんでいたのは、失望と苛立ち。

真っ向勝負を挑んだのに、ライバルは勝手に自滅していった。全力のオグリ相手に真っ向勝負で勝ちたかった・・・というのがクリークの本音だったんでしょうか・・・。

ということで、今回はここまで!

レース前に自らヒールになりながら、レースでは泥臭く真っ向勝負は読めませんでしたね。

むしろ、それは主人公側が取る作戦なのでは?

対して、オグリの失速は大体読めたというか・・・まあ、あれだけフラグ立ってたら・・・。ろっぺいは事前にこれを防げなかったのかな?とも思いましたが、名実ともに怪物になったオグリをコントロールするのは難しかったかもしれませんね。オグリが中央に来た当初ならともかく。

これで、今回の有馬記念はクリークが一着で終結・・・あれ?

なんかもう一人、いたような気が・・・

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