
界の軌跡の最終回の感想をアップし、燃え尽きた私(サボったともいう)
今回の空の軌跡リメイクの感想も書く気はなかったのですが・・・・あまりにも出来が良すぎました。
やべえ・・・思い出補正も伴って、感情が溢れ出してくる!!!!
この感情を誰かに伝えたい!吐き出したい!でも友達がいない!(悲しい)
ということで、凝りもせず、こうして感想を書くことにしました。
原作は何回もクリアしていることもあり、今まで以上にサラッとした感想を書いていきたいと思います。
あ、ネタバレあるので注意です。

まずはタイトル画面から。
・・・きれいだ。美しい・・・。
エステルとヨシュアの位置、タイトルの位置、UIの並び方・・・凄くセンスを感じますよ!(小学生時代に美術2だったやつが語る)
どの口が、とは自分でも思うのですが、あまりのセンスの良さに、Falcomらしくないなと思っちゃうほどでした。(本当に失礼)
こういうとこも含めて、今作は最近の軌跡シリーズ(閃の軌跡以降・・・最近か?)の制作チームとは別のチームで作られたのかな、と思うところがちょくちょくあります。(キャラのグラフィックも違うし)

さて、物語はエステルとヨシュアが出会うところから始まります。
私は基本的に一度クリアしたゲームでも8割の内容を忘れてしまうのですが、このあたりの会話はすべて覚えていて自分でも驚愕でした。何なら自分が自分でちょっと気持ち悪かった。
ちなみに、今作から大部分のCVは変わっており、もちろんヨシュアもエステルも変わっていますが、違和感はなかったです。特にエステルは、全然変わってないように感じる・・・本当にオグリキャップの中の人なのか?

それにしても、3Dのエステル、超美少女。
子供時代も、16歳のエステルも美少女です!
これはヨシュアも惚れますわ・・・3Dにしたら破壊力やばい。
・・・うん? エステルはもう3Dになってるだろうって?

いや〜・・・う〜ん・・・まあなんというか・・・あのエステルも悪くないんですけど・・・・
私の中で、閃の軌跡に出てきたエステルの3Dは体のラインを強調しすぎて、変に色気を出そうとしているところが、ちょっと解釈違いというか・・・(個人の意見です)

正直言うと、閃の軌跡のグラフィックでの空の軌跡のキャラたちは少し違和感があります。軌跡シリーズの3Dグラフィックは基本的に質感の柔らかさは控えめなグラフィックなので空の軌跡のキャラの牧歌的な雰囲気と合わないのかなあ・・・。レンちゃんはもう慣れたけど。

そういう意味では、今作のグラフィックは空の軌跡にベストマッチ!!!!
全く違和感がなく、あの頃の物語に入り込めて、ちょっと涙が出てきました。(なぜ)
あと、本編シリーズでは見られない、目を丸にしたりバツにしたりするコミカルな表現も空の軌跡の雰囲気に合う気がします。

エステルとヨシュアは準遊撃士の試験のためにロレントにある遊撃士協会へと向かいます。・・・・今見ると、ヨシュアがわざわざ準遊撃士のテストを受けようとしているのが、なんかシュール。
最新作との違いとして、今作では建物の中に入る際にはロードが入ります。当然、建物から出る際にもロードが入ります。私はPS5でプレイしていることもあり、ロード時間が1〜2秒くらいなので特に気になりませんが、他のプラットフォームだとどうなんだろう・・・?
その代わり、今作はフィールドから街に入る際のロードはなくなりました。
これ・・・いいですね。この世界が地続きでつながっていることを感じられて実際に探検している気になります。
最新作では、国の規模が大きいのでしょうがないですが、首都の中ですら他の区に行くには移動のロードが挟まり、その世界への没入感がどうしてもなくなってしまいます。ロードだけなら良いんですが、途中の移動の道もスキップされるので、同じ首都にある区画という印象も薄くなります。3作も遊んでるのに、未だに裏解決屋の事務所が首都のどこらへんにあるかも分かんないし。(それは別の問題では・・・?)

ちなみにリメイクでは市長の家に行くにもロードは必要なくなりました!
・・・こんなに近くにあったのか。市長の家。
原作プレイしているときには街の離れにあるのかと思ってた。

街の人(モブ)も完全に再現してくれて感謝です。
このモブの人たちに話しかけていくことこそ、軌跡の醍醐味! マラソン(街の人との会話)こそ軌跡!
・・・リメイクで改めて感じましたが、本当に空の軌跡はモブとの会話が楽しいです。
閃の軌跡(3D化)以降ももちろん楽しんではいたのですが、私はマラソン(街の人との会話)をどれだけ短い時間で終わらせられるかを常に考えてプレイしていました。しかし、空の軌跡は本当にゆっくりと街の人たちとの会話を楽しんでいます。街を移動する際もダッシュを使わずにゆっくりと歩くようになり、ストーリーに関係ない町めぐりに何もストレスを感じないのが不思議です。空の軌跡のこの魅力は何なんだろう・・・。
さて、ゆっくりと街を巡ったあとにようやくシェラ姉がまつ遊撃士協会へとレッツゴー。

・・・ゴクリ(オイ)
シェラさん・・・あなた、3Dになったことで、色気が半端なくないですか?
そんなにエロかったのか! ありがとうございます!!!(?)
エステルのときも思いましたけど、今回のグラフィックでの女性の魅力(色気)はすさまじいものがあります。閃の軌跡の3Dのほうがボディライン強調してたり、露出も多いのに、今作のほうがぐっとくるのは何故なんだろう・・・?


寄り道ばかりしてましたが、ようやく試験が始まります。
この試験は、チュートリアルとなっており、オーブメントの設定、戦闘、遊撃士としての依頼の受諾、報告までの流れなど、大体の基本的なことを教えてくれます。
このチュートリアルがすごく、丁寧。
最新作と比較してもこのあたりの説明は分かりやすく、丁寧になってて感心しました。
軌跡以外でもここまで丁寧に教えてくれるゲームはそんなに無いんじゃないかな・・・?
まだ始めたばかりですが、シリーズの他作品と比べても今作は格段に「丁寧」で「分かりやすく」感じます。

戦闘は黎の軌跡と閃の軌跡のミックス。
黎の軌跡(界の軌跡)のようにフィールドバトルとコマンドバトルの切り替えが可能であり、閃の軌跡のように相手をスタンさせたら追撃ができる・・・と。
黎の軌跡では「フィールドバトルで相手をひるませて、コマンドバトルで一気にドカーン!!!」という爽快感がありましたが、今作は今のところ、そこまでの爽快感はなさそうかな。ただ、クラフトやアーツの演出は更に上がっているように感じられ、テンポも良くなってそうです。
何より、フィールドでキャラを動かしているときの手触りがシリーズ随一で素晴らしい・・・!!!!
エステルやヨシュアを動かしているだけで楽しいです。アクションメインのイースシリーズと比較しても勝っているかもしれない・・・!!! それだけにジャンプというアクションがないのが惜しいですね・・・しょうがないですけど。

試験の目的である宝箱には2つの小さな箱が。
その中には遊撃士の印である紋章が入っていました。
実物大の紋章のバッジを持ってるくせに、「おお・・・こんな感じなのか・・・」とちょっと感動した私。今作は細かい部分までしっかり作ってあるので、色んなところで感動しっぱなしです。
ついでに、この肌触りが良さそうな箱を始めて見たときにも感動しました。
これまでのシリーズでの人工物って、見るからにゲーム内のポリゴンって感じでリアル感なかったですが、今作では物のリアル感がすごい!
・・・あれ? 最新作の界の軌跡よりもグラフィックのレベルが上っているのでは・・・?

試験(チュートリアル)も終わり、見事に準遊撃士として認められた二人。
「カシウスさん(父親)のように立派になるのよ」というシェラ姉の言葉に対して、「あの親父、そんなに立派か?」と小首を傾げるエステルの姿が印象的でした。
ハハハハハハハ・・・・エステルくん。
お前の親父ほどチートな存在は、シリーズ通してもそうそういねえよ。
ということで、今回はここまで。
フルボイス版も含めて、原作は5周ほどしている私。
待望のリメイクとはいえ、流石にモチベーション高くプレイはできないかなあ・・・と思っていましたが。
甘かった。
一瞬で、夢中になってしまった。
マジで面白いです。やばいです。単純に街の人と会話しているだけでもめっちゃ楽しいです。
グラフィックは進化。テキストは私の大好きな空の軌跡のまま。何より、原作をプレイしたときの「この作品、細かいところまで作り込まれてやがる!丁寧すぎる!」という感情を3Dでも味わえたことが嬉しいです!
このグラフィックで零の軌跡をプレイしたいぜ・・・・!!!(気が早すぎる)
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