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市のチャリティイベントの手伝いをするヨルさんたち市役所の方々。
傷ついた兵士の支援が目的ということで・・・現代日本に生きる私にはちょっとなじみのないイベントですね。
参加するのはお馴染みのメンバー。
最近アニメでご活躍していたダンディメガネ紳士さんもしれっと手伝いしていたのは違和感が凄かったですね。普通に馴染んでたのが余計に・・・。
あとカミラたちは普通にイチャついてんじゃねえ。
ちくしょう・・・俺もこんな優しい彼氏が欲しかった。(え?)
いつも軽いノリで、頭悪そうに(失礼)話すミリーちゃん。
しかし、このチャリティには何か思うところがあるようで、珍しく物憂げな表情を浮かべます。
・・・う~ん。こうやって傷ついた兵士さんたちを見ると本当に戦後すぐなんだなって思いますね。平和なフォージャー家を見てると、つい忘れそうになりますが。
そこに現れたのは集団いじめのプロたち・・・もとい婦人会の皆様。
ネチネチネチネチネチネチ・・・いますよねえ、こういう人の働く意欲を無くすような注意してくる人。本当、邪魔。給料だけもらって家にいてほしい(めっちゃ私怨入っとる)
私の普段の恨みつらみはどうでも良いとして、婦人会の皆様方は「最近の若い子は平和ボケしてる」「呑気に生きてて羨ましい」と言ってきます。
聞いててイライラすることこの上ないですが、これをスルーするのが大人の必須スキル・・・なのですが、ミリーはつい反応してしまいます。
「生きてるだけいいじゃん」「うちのパパは帰ってこなかったもん」
ミリーちゃん・・・言いたい気持ちは分からなくもないけど、あまりに素直な発言過ぎるよ・・・
だからと言って、こいつらの反応が最悪なことには変わりないですが。
なんだ、こいつら・・・
顔も醜い・・・。心の醜さが顔に現れてるんじゃねえか?(ド直球)
本人たちは正論言ってるつもりなのかもしれませんが、傍から見ると若い子に上から発言して悦に浸ってるようにしか見えませんよね。本当、こういう人が会社の仕事の効率を(ry
まあ、こうやって第三者視点で見てるから私も強気で言えますが、実際に目の前で集団攻撃喰らったら怖くて動けないでしょうね・・・。
しかし、婦人会の皆様方など何の恐怖にもならない人妻がここに・・・
まあ、殺し屋に比べたら怖くないよね・・・怖くないかな?恐怖の種類が違うと思うけど。
「みんな同じ(境遇)なんだから同じようにしなさいよ!」と言う意見に対して、じゃあ私は荷物10箱持てるから、お前らも10個持て、と言うヨルさん。
出来るわけないでしょ、と反論されたら、じゃあミリーさんもあなたたちと一緒にしないで、と超正論を吐きます。
いますよねえ・・・自分にある規律や正義感は全員共有してるとか思いあがった考え方する人。「常識だろ!」って何の常識だよって思いますよね!(私的な愚痴が多いぞ、今回の感想)
ヨルさんや同僚に論破されてしまった婦人会の醜い化け物たちは最終的に手を出そうとします。ヨルさんに手を上げるとか・・・自殺行為かな?
ヒエッ・・・出た・・・
場を仲裁してくれたデズモンド総裁夫人、メリンダさん。
婦人会のヒステリー婆さんたちとは違い理性的に、友好的に場を取り持ってくれたんですが・・・何でしょう? この人の一挙手一投足がさっきの集団ヒステリーよりよっぽど怖いのは。
メリンダさんはヨルさんとも親しいということもあり、場は一気に収まってきましたが、ミリーちゃんだけは反発。
「デズモンドって戦争始めた極悪人じゃん!」と。
しかし、これに対してインテリダンディメガネさんは「戦争を始めたのはひとつ前のチャップマン総裁。不見識を自覚せぬまま他者を断ずるのはゲスのすることですよ」と一刀両断。
正論だけど・・・言い方キツイな・・・。
まあでも、そんなことも知らないミリーちゃんが悪いですよね。ちゃんと勉強しないと!
・・・それにしても、デズモンドって戦争中に総裁になったんだ。へ~。(お前も知らねえじゃねえか)
ミリーちゃんの感情的な対応にも、ミリンダさんはこの対応。
意外でしたね・・・。あの戦争は間違いだったと総裁夫人が認めるような対応をするとは。
総裁はともかく総裁夫人は戦争はしてはいけないものだという認識のようです。
・・・次男やミリンダさんを見ててふと思うのですが・・・
デズモンド総裁は本当に戦争推進派なのだろうか?
少なくとも家族にはそんな思想を植え付けてはいないようですが・・・
あくまで、下の者にも寄り添う姿勢を見せる総裁夫人。
上に立つ者としての器が違うぜ・・・素直に格好いいと思いましたね。
それに対して、流石のミリーちゃんも無礼な態度を謝罪しました。
ミリーちゃん・・・可愛いじゃないか。初めてミリーちゃんのことを可愛いと思ったぜ!
ミリーちゃんのわがままな性格も、お父さんが小さいころからいなかったという環境が多少なりとも影響してたみたいですね。
ということで、今回はここまで。
ミリーちゃんのお父さんが戦争で亡くなっていたという話は、地味にショックを受けました。まあ、黄昏も戦時を体験していたことから当たり前なんですが、つい最近まで戦争してたんだなあと。
この作品の中での戦争を身近に感じてしまいましたね。
そして、メリンダさんの器の大きさも改めて感じましたね。人の上に立つ者として素晴らしい人格者だ・・・。本当に尊敬できる!
なのに、なんで息子のことになるとあんなに情緒不安定なんだ、この人。