86-エイティシックス- 13話。
今まで味わえなかった平和な暮らしをしていく中で、皮肉にも彼らは戦うことでしか彼らの生きる誇りを感じることができないことを再確認します。
味わう平和 失う誇りある生き方
シン達は連邦の中で平和に暮らしていきます。
図書館に通い、バイトをして、料理教室に通い、公園で絵を描き、可愛い服を選んで・・・。
今までの戦場の暮らしに比べればはるかに優しく、平和な暮らし。
それでも彼らが感じるのは「自分たちが生きるのはここではない」という気持ち。
未だ 戦場 が存在している中で自分たちが平和に生きている違和感でした。
人間らしい生き方を共和国に奪われた彼らの最後の誇りは、戦場で最後まで戦いぬく生き方。
例え善意からの行動だとしても、その生き方までも奪われるわけにはいかない。
彼らは戦場に戻ることを決めます。
個人的にはあそこまで戦い抜いたのだから平和を享受してもらいたい気持ちもありましたが・・・
初めて考える戦い抜いた後の生き方
彼らには平和を受け入れる資格があると考えたエルンストはシン達の戦場への復帰に反対します。
しかし、フレデリカの「今度は憐みの檻で閉じ込めるつもりか」との言葉に閉口。
戦場への復帰を受け入れる代わりに、士官学校を通じて士官として戦場に復帰することを条件とします。元士官であれば戦後の選択肢も増えるからと。
戦争が終わることを考えたことのなかったシン達はピンと来ません。しかし、死以外に戦争から解放される道が無かった今までとは違い、戦争終結のために戦うことになった彼らにとって戦争後の生き方はどうしても必要になります。
そうしなければ彼らは戦争が終わっても死ぬまで戦い続けなければなりません。
そのような道を見つけることができるのか?
シン達にとっては戦って勝つことより難しい宿題なのかもしれません。
雑記・所感
1クール目が死に方を選ぶための戦いだったのに対し、2クール目は生きるための戦いに変わっていきそうな感じ。
個人的には劣悪な状況で戦わされたシン達が、整備された軍の中でどのような活躍を見せるのかが非常に楽しみです。
あと、フレデリカはお姫様ではなく女帝と言っていた件。そして、10年前にレギオンの戦場投入をフレデリカが決めたという件。
色々と謎は多いですが、つまり実年齢は大人な合法ロリと言うことですかね・・・
最高じゃないか!(オイ)
そしてシンが戦う目的に、フレデリカのレギオンに取り込まれた騎士を救うというのも加わりましたね。兄を救う目的が達成されてしまったシンとしては、言い方はあれですが丁度良かったのかなと思います。
まとめ
2クール目、2話も面白かった86-エイティシックス-!
ストーリーも面白いですが、アニメの出来自体も相当高いと思います。
・・・もうちょっと話題になっても良いと思うんだけどなあ・・・
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