新しい土地に来て半年になろうとしますが、未だによそ者感が強い私。
この前は毎朝挨拶している犬にも吠えられてしまいました。まだ顔覚えられてないのか・・・
「バカの壁」などでも有名な私が尊敬する養老孟司先生は「柔軟に対応できることこそ、人間の特徴」と(多分)仰っていましたが、私は人間としての特徴が人より足らないのかもしれないですね(涙)
まあ、そんなどうでも良い話はさておき。
今回取り上げるのは「片田舎のおっさん、剣聖になる」の3巻!
楽天のランキングで4位、アマゾンのランキングでも2位と原作小説のコミカライズとしてはかなりの人気が出ている作品です。
この作品の魅力には迫力のある絵や格好い戦闘シーンがあります。
特に戦ってる時のおじさんのフォルムが格好いんですよね。
ただ剣を構えているだけでも格好いいのは何故なんだろう・・・姿勢が良いのかな?
そして相変わらず先生の弟子たちが可愛いですね。
・・・一人、おじさんが入ってますが。
人を疑うことを知らない純粋さという意味では、バルデルも確かに可愛かった。
でも、3巻で一番可愛かったのははおじさんとの親子のような関係性を取り戻せたスレナですね。
スレナは他の弟子たちに比べて、おじさんを本当の親のように慕ってるのを知ってる分、メイゲンさんの「まるで親子だな」の発言はちょっとクルものがありました。
そんないくつも魅力のある作品ですが、この漫画の一番の魅力は主人公であるおじさんを最も好きになれるところだと思います。
本人は全く自覚してないけど、世界でも有数の剣の達人!
それだけなら他の作品でもありそうですが、おじさんの場合生まれ持った才能が凄いというより(いや、それもありますが)、磨いてきた剣技や経験により強いという印象を持ちます。
多分弟子たちの方が才能はありますよね。
おじさんの積み上げてきた力というものを感じて、自然に人として尊敬してしまいます。
また、美しく育った弟子たちから淡い感情を向けられているおじさんですが、あくまでおじさんは我が子を見守るように接しているのも良いなあと思います。おじさんからすれば、アリューシアやスレナもまだまだ子供なんだよという風にも見えますね。(本人はそんな意識ないんだろうけど)
大人の余裕というものを感じます。
私は原作を読んだこともあるのですが、このコミカライズの方がおじさんのキャラはしっくりきますかね・・・。原作のおじさんはもっと軽い感じで、”父親”と言う感じがコミカライズ版ほどはしないんですよね・・・。原作はもう少しライトノベルらしいキャラ造形に寄っているという印象です。
個人的におじさんの渋い格好良さはコミカライズ版の方がより味わえるかなあ・・・。
ということで、今回はここまで!
10代や20代の主人公には出せない、おじさん剣士という魅力。
この作品だと存分に感じられますよ!
コメント