推しの子 第百十六話 感想 あかねちゃんの暗黒面はそんなものなのかあー!!!

推しの子

推しの子のキャラは「こいつ・・・暗黒面にどっぷり浸かってるな・・・!!!」っていう感じから急にギャグ描写に変わるので、

「急にギャグになるんじゃない!!!!」

って読んでてびっくりしますね。情緒のジェットコースターに付いて行くのが大変だぜ・・・

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・・・え?ここでルビーにバレるの?

五反田監督の撮ろうとしている映画は「星野アイを題材にした映画」であると見抜く名探偵あかねちゃん。

なぜ、そう思うのかと言えば・・・

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

愛が重いよおお・・・

アクアのことはすべて分かってますという感じの元カノさん。

今のアクアは見境なく、周りのすべてに恨まれても目的(復讐)を果たそうとしているところまで見抜かれます。

・・・う~ん。アクアは徹底的に復讐を優先するならあかねちゃんを巻き込んだ方が良かったと思うけどなあ。この子、そこら辺の大人よりよほど頼りになるよ?

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

一方、アクアへの信頼が地に落ちてるルビーはこの反応。

まあ、怒る気持ちは凄く分かるけども・・・お金儲け云々は言いがかりじゃない?

アクアがお金儲けを優先しようとしたことなんてないと思うんだけども・・・。

そこでフリルちゃんもアクアを擁護してくれます

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

そうそう。

この映画の目的はあくまで復讐・・・フリルちゃんが言っちゃうの!? それ!?

ルビーにアクアの復讐がバレる展開って結構重要なところだと思うんだけど!?

アクアでも、かなちゃんでも、あかねちゃんでもなく、フリルちゃんがバラすのかあ・・・

予想外過ぎるな。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

フリルちゃんはこの映画はアイを殺した人への断罪をする映画だと言います。

しかし、それはアイ役がどう演技するかによって決まると。

アイ役の演者が自分(アイ)を殺した男を許すかどうかですべてが決まる・・・・

この解釈にはちょっと異議があります! 裁判長!

あのアクアが、復讐が果たされるかどうかを演じる役者に任せるなんてことをするかなあ。

本人もアイ役に関しては、注目度さえあればだれでも良いって感じだし・・・

もし、演者によって決まるという展開になれば、アクアは詰めが甘いって印象を持っちゃいますね。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

ともかく、それ(復讐の意図)を踏まえて、アイ役を演じるのは自分しかいないとあかねちゃんは名乗り出ます。

まあ演技はピカ一だし、アイのこともストーカーして・・・ゴホン、徹底調査して研究してますもんね。

良かったね、あかねちゃん!

アクアと付き合ってた経験が生きるよ!(皮肉)

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

一方、アクアがこの映画で復讐を考えていると知って、アイ役にやる気になったのはルビー。

復讐するなら、娘である私しかいない!と。

・・・あんまり良いモチベーションとは思えないですけどね。

フリルちゃんの言葉を借りるなら、犯人を許すアイになれるのはあかねちゃん。犯人に復讐するアイになれるのはルビーって感じでしょうか。

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少年漫画っぽくなってきたな・・・

さあ、あかねちゃん。

アイ役をかけた勝負!

ここは引けませんよう!

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

・・・あかねちゃん?

「仮にも一度は妹と読んだ関係・・・自分の方が母親を理解してるなんて言えるほど私メンタル太くないよぉ」

・・・おい、ブラックあかねはどこ行った。

なんか、あかねちゃんはアイ役に対してそこまでモチベーション無さそうです・・・。

え~・・・

アクアにフラれて暗黒面に落ちたかと思ったのに、性格全然変わってないじゃないですかあ・・・

前々回のとげとげしいあかねちゃんはいずこへ・・・?

まあ、可愛いから良いけど(結論)

オーディションの結果はというと・・・

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

なんだ、この出来レース。

ルビーがやる気になった時点で結果決まってんじゃねえか。

付き合わされたあかねちゃんが可哀想に見えてきましたね・・・まあ、途中から役への執着なくしたあかねちゃんも悪いんだけど。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

そもそも、あかねちゃんは「今回の映画に出る」ということが目的だったようで、アイ役に固執してるわけではないとのこと。

今回は演技することが目的ではないということですね。

・・・でも女優としてのプライドを見せて、アイ役に執着してほしかったかな・・・

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

そんなあかねちゃんの下に現れたのは、元カレさん。

あかねちゃん「もう私に関わらないんじゃなかったの?」

ね、本当に。意志が固いように見えて、この男、方針ぶれっぶれですよね。

どうせブレブレなら、あかねちゃんとより戻してくれよ!(熱狂的なアクア×あかね派)

アクアの企みは私が止めると宣言するあかねちゃん。

・・・フラれても、アクアのために復讐は絶対止めさせてやるという強い意志を感じます。

もう、この子でいいじゃん。アクア。

こんな優良物件いないよ・・・愛が重すぎるところに建物倒壊のリスクも感じるけども。

そんな、健気なヒロインに対して

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

なぜかめっちゃ挑発する主人公。

闇落ちしようとする主人公に、必死に手を伸ばすヒロイン・・・

あれ、これ少年漫画だっけな?

ということで、今回はここまで!

色んな意味で私の予想とは違う方向に行くなあ(笑)

あかねちゃんとの関係性も思ったよりも爽やかなところで着地する可能性もありそうで、ちょっとびっくりです。 もう、より戻しちゃえばいいのに。

そして、特にびっくりなのは、この時点でルビーにアクアの復讐計画がバレること。

映画公開の時点までバレない・・・もしくは映画の撮影中になんとなく勘付いて映画公開でアクアの計画に気づくという展開を予想してました。

なぜなら、この段階でアクアの復讐計画に気づいてルビーがそれに乗っかってしまうとルビーも共犯者になってしまうから。アクアとしてはルビーを巻き込みたくない気持ちが強いと考えていたので・・・この展開を許容したアクアは正直予想外ですね。

あかねちゃんとの対応を見ても、もしかしたらかなり余裕がないのかな・・・?

あとは、あかねちゃんの暗黒面が意外に浅くて残念。

愛が重くて深すぎ女性キャラを見ると、めっちゃゾクゾクするんだけどなあ(ただの性癖)

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