黎の軌跡 感想116回目!
エレインのお父さんを見かけたところから。
親子だけあって、エレインと容姿に似ている部分が多くあるエレイン父。
ヴァンはエレインの父親に関してはあまり多くを語ろうとしません。
いつもと変わらない様子にも見えますが、どこか関わるのを避けているようにも見えます。
その後、クインシー百貨店に入ると休憩スペースで物騒な連中が仲良くお茶してました。
元執行者だったレンちゃんにとっては同窓会のようになっていましたね。
いや、久しぶりに親戚のオジサン、おば・・・お姉さんに会った感じかな。
ハーウッドは、レンちゃんが殲滅天使だったころと比べて「良い意味でも悪い意味でも」変わったと感じていました。
レンちゃんは落ち着きましたからね。レンちゃん自身にとっては間違いなく良いことですが、結社の悪趣味な連中からは落ち着いたレンちゃんは残念なんでしょう。
でも、ハーウッドはここで「良い意味でも」と言っているところが世間一般の常識的な感性も持ってそうで逆に不気味ですね。博士とかだったら、実験材料としての価値が薄くなったレンちゃんをただひたすら残念がるでしょうし。
しかし、レンちゃんはハーウッドを博士を差し置いて「結社随一の悪趣味」と言ってのけました。
あれより悪趣味はやばくないですかね。もはや人ではないのでは?
レンちゃんの言葉から察するに、博士が自分の好奇心を満たすために道徳的な禁忌を犯すのに対して、ハーウッドは禁忌を犯すこと自体を目的にしている感じです。
確かに趣味悪い。
ハーウッドさん、ゆるく付き合うの意味を改めて調べなおして?
ゆるく殺し合うなんて言葉はないよ?
レンちゃん!ステイ!昔の顔が出てるから!
未だに結社と関係を持つレンちゃんが心配になりますが、それを咎められる人間は裏解決屋にはアニエスとカトルくらいしかいません。
基本的に裏組織と関係している人間ばっかりだからなあ・・・。そもそも裏解決屋自体が裏家業だしな・・・。
表面上は普通に話してましたが、レンちゃんもハーウッドに対してはかなり気を張っていたようです。
ハーウッドは秀でた戦闘能力があるわけではないですが、それでも曲者ぞろいの執行者たちより上の立場にいる不気味さがある。
千の破戒者とは別に「犯罪の天才」の異名を持つハーウッド。
どちらにしても物騒じゃん・・・
アルマ―タよりもハーウッドの方を警戒すべきじゃないですかね?
相手が自滅することが多いらしく、アルマ―タのように単純な暴力だけの破壊ではないところも怖いですね・・・
やっぱり、ハーウッド率いる結社とアルマ―タをぶつけさせて他は様子見するべきだったのでは?
結社の中でも浮いてるのは凄いな・・・
破戒はカンパネルラあたりとは気が合いそうだけど。
まあ、結社で慕われる上司の方が珍しいですが(鋼の聖女とか)
別のところでは鬼畜メガネ二人が何やら悪だくみ?
ルネは良くヴァンに「名前で呼ぶな!」と言っていますが、エレインも名前で呼んでますよね。
エレインにも「名前で呼ぶな!」って言ってるんだろうか?
それはさておきツァオと話してたのは今回のハーキュリーズのような独断専行の再発防止。
オラシオンの周辺に黒月の勢力を配置し、どこかの勢力がオラシオンに入ってこようとするのを阻止しようというものでした。
同じ政府体制側の勢力の暴走を止めるために、裏組織の力を借りるというちぐはぐさ。
共和国、不安定すぎませんかね?
流石のルネもツァオとは一緒にされたくない様子。
でもツァオくらいのレベルにならないと帝国の情報局にいる狸とは渡り合えそうにないですが(笑)
現政権は黒月のような裏組織を利用することにためらいが無いらしく、ツァオとしては逆にそういうところを警戒しているとのこと。
個人的には、裏組織の力を借りないと国の情勢を安定させられないように見えて、逆に政府側(大統領)の力が弱いように見えるのですが・・・どうなんですかね。
バーの方では、またしてもくつろいでる結社と遭遇。
あんたらオラシオンを堪能してるな。
そして、案外仲が良いな!
昔のレンちゃんにも同意されないレベルの悪趣味は本当にまずいと思う。
人間として存在していいレベルを下回るのでは?
戒めやルールを破ることに生きがいを感じているハーウッド。
同じくルールをかいくぐることが多いヴァンに同意を求めますが・・・
ヴァンは否定。
ヴァンの場合は何か目的ありきで(面倒くさいからというときもありますが)ルールを破りますが、自分の快のために破ることはないですもんね。
ということで、今回はここまで!
破戒の情報が出てくるほどに「アルマータよりこいつの方がやばいんじゃない?」と思ってきました。
でも、破戒が出てきても個人的にはあまり不快な感情にはならないんですよね・・・。何でだろう?
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