黎の軌跡 感想131回目!
やる気満々のアリオッチさんとの戦闘から。
ここでジュディスが、アリオッチにため息交じりに告げます。
祭りだ何だと騒いでおきながら、やってることはただ戦闘狂が暴れているだけ。
エンターテインメントのトップに立つものとして、そんな祭りは認められないようです。
しかし、こういうシリアスな表情をすると本当美人だなあ、ジュディス。
普段のポンコツっぷりで忘れそうになるけど。
故郷が滅んでも自分だけが生き残ってしまったことで生まれた満たされることのない心の渇き。
それを女優であり怪盗でもあるジュディスが満たしてくれるのかと、アリオッチは問います。
心を盗むってなんかペルソナ5っぽい。
しかし、グリムキャッツの衣装は露出は増してるのに、色気がガクンと下がるのは何故だろう・・・。
グリムキャッツの啖呵に、嬉しそうに笑うアリオッチ。
時代に取り残された自分に正面から向き合ってくれる相手が嬉しかったんですかね・・・。
戦闘は何とかヴァン達の勝利!
グリムキャッツが映画を再現した攻撃で決着を付けます。
・・・意外に余裕あるな、オイ。
しかし、古代遺物を破壊されたアリオッチはグールとなったアイーダたちと同じように消えていこうとしました。
映画見たのか・・・その格好で!?
いや、流石に私服か・・・いや、この古代遺物で生かされてるんだから脱げないか。
良く追い出されなかったな
たまに妄想しますけど、映画という概念を知らない昔の人が現代の映画を見た時ってどういう衝撃なんでしょうね。
最後に激励とも皮肉ともとれる台詞を吐き、消えていったアリオッチ。
敵とはいえ自分のファンだと言ったアリオッチが消えて哀しそうなジュディス。
もうちょっと、この二人の絡みは見たかったな・・・
ジュディスはすぐに立ち直り、あとは裏解決屋の出番だと言います。
ここのセリフ、「自分は裏解決屋ではない」と言っているようですこし寂しかったです・・・
そして、いよいよジェラールの元へ。
今更だけどメルキオルが主人に懐く猫のような仕草を取っていることが、猫好きな私としてはこの上なくうざい。
メルキオルは戦闘に参加する気はないようです。
ジュエラールの邪魔をするつもりはないと。
何気に助かるな。1対1ならそこまででもないけど、火力の大きい味方のサポートにメルキオルがいると、うざったいし。
ちなみに前回も言いましたが、アニエスが飛行船で子供たちだけでも逃がしたことに大分イライラしてる模様。
ざまあwww(2回目)
しかし、ジェラールは消し飛ぶ街の恐怖を子供に贈るのも一興だろうと余裕の表情を崩しません。
この野郎・・・それは私も思ったよ!
真上から、自分達の街が吹き飛ぶのを見るってかなりのトラウマなのでは?
そんなジェラールの挑発も軽く受け流すヴァン。かっけー!
何回も思ったけど、本当に24歳か? この主人公?
一方、ジェラールもヴァンの言葉をムキになって否定せず、冷静に余裕を崩さずに返答します。
ここの二人のやり取り滅茶苦茶クールだなあ。
良いなあ。こういうのに憧れるなあ。こういう余裕を持った大人になりたい。
・・・ジェラールに憧れるのはまずいか。
そして、現れる反応兵器とそれを無理やり起動させるジェラールの大剣。
どうやらカルバード王家に伝わる聖剣であり魔剣とのこと。
聖剣と魔剣を両方の性質を備えてるって、中二病をくすぐりすぎるだろう・・・
なぜ、そんな剣をジェラールが持っているかと言えば、
!?
何と・・・王家の末裔でした!!
リベールで言えばクローゼ、帝国で言えばオリビエと一緒の立場ってことですかね。カルバード王家は滅んでるけど。
エドモンたちがアルマ―タに協力していたのもジェラールが正式な後継者だからというのがあったのかな?本人は王家の血筋なんてどうでも良さそうだけど。
ということで、今回はここまで!
ジュディスとアリオッチの関係は面白そうだっただけに、もうちょっと深堀してほしかったですね。実際に会うのは今回でまだ3回目でしたし。リゼット、オランピアもそうでしたが敵と面白い関係性はあるのに、ちょっと描写が足りないなあと思うところがちょくちょくありましたね。
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