見開き画での能力名の開示は、やっぱりいつの時代も燃えますね!!!!(能力名ではない)
――――卍・解
色気たっぷりの表現から鬼気迫る表現で観客を吞み込んでしまう魁生。
・・・これ落語ですよね?
私のイメージする落語とは全然違うんですが・・・
雰囲気の重い映画を見ているような気分になります・・・。
魁生の凄さはお客さんの反応よりも周りの落語家たちの反応でよく分かりましたね。
もはや嫉妬を通り越してみんな恐怖してませんかね?
それだけレベルが違うということですか・・・
あと、噺の内容にもびっくりしました。
年の離れた女房が若い女に現を抜かした旦那を怨みながら死んでいくという噺。
ミステリーサスペンスかよ・・・
特に怖いのが、この女房が死んだときの遺言。
そこには呪いの言葉が書かれていました。
「もしお前が女房を持ったなら―――」
「七人までは呪い殺すと思え」
なんだ、この超必殺技みたいな演出。
領域展開みたいだという感想もありましたが、個人的には卍解ですね・・・
上の画像を見て、花天狂骨黒松心中を思い出しました。
なぜかは分からないですけど!!
いやあ・・・落語の感想として合ってるか分かりませんが、
魁生の落語は凄く恐ろしくて、格好いいですね。
ちなみに、魁生の次の人の噺の反応が可哀想すぎて胃が痛くなりました。
私が後輩の次にプレゼンするときと同じだ・・・!!!!(知らんがな)
改めて感じたライバルとの差
魁生の落語に一番ショックを受けていたのは朱音ちゃん。
自分の腕が上がったことで、魁生の凄さが分かるようになりました。
今まで魁生には噛みついてきた朱音ちゃんですが、自分が噛みついてきたものが底の知れない猛獣だということに気づきます。
・・・ここのセリフなんて、朱音ちゃんに言ってるようにも聞こえましたもんね・・・
怖い・・・。
そんな魁生に敬意を表して「兄さん」と呼ぶようになったのは、何か良かったです。
相手のことを素直に認められるのも朱音ちゃんの良いところですよね。
ちなみに魁生から朱音ちゃんへの話とは、次世代の実力者を集めた四人会という企画の話。
そのうちの一つは前座から選ばれるということをわざわざ伝えに来たようです。
・・・朱音ちゃんを邪魔に思ってるという割には、結構目をかけてくれるような行動をしてくれますよね。
朱音ちゃんもそこを不思議に思い、問いかけてみると・・・魁生は勘違いするなと言います。
魁生が興味があるのは・・・
言い回し格好いい!!!!
・・・なんか魁生・・・貫禄が出てきたような気がしますね・・・。
ということで、今回はここまで!
魁生の落語の魅力や朱音ちゃんの魁生に対する考えかたの変化がよく分かる話でしたね。
確かに、周りの魁生への評価と朱音ちゃんの魁生への評価には若干温度差を感じていたので、朱音ちゃんがようやく魁生の実力が分かるくらいの腕になったという展開は納得です。
それにしても・・・魁生のあの格好いい見開き・・・
バトル物へのテコ入れが入ったのかと思ったぜ・・・・!!!!
コメント