ぼっち・ざ・ろっく!#12 君に朝が降る 感想 ライブって良いなあ・・・

始まっていきなりライブスタート!

動きが細かすぎる・・・

そしてリアルすぎる・・・

山田のちょっとのけぞるようなリズムの取り方が格好いいです!

そしてこの曲、何より喜多ちゃんが可愛すぎる!

曲の冒頭の両手を叩いて観客を煽ってるシーンと「いつか死ぬまで、何、回、だって♪」の首を傾けるシーンで私はキュン死するかと思いました。(キュン死て)

あと、ぼっちちゃんは観客を見る余裕もできたんだね・・・

今まで、ずっと俯きながらしかギター弾いてなかったのに・・・

成長したなあ(親目線)

そして最高のタイトルの入り方!

爽やか~

この「忘れてやらない」という曲。

今までの曲よりも明るい曲調でしたが、青春になじめない学生がそれでも学校生活を自分に刻み込んでやる!という歌に感じました。

やっぱり陰キャ寄りの歌なんだなあ・・・凄く染みる・・・

続けて「星座になれたら」

題名だけだとMr.childrenの「星になれたら」を思い出しますね。

この歌のイントロ大好きです。

ベースも格好いい・・・

恋愛ソングという見方もあるみたいですが、ぼっちちゃんから見た喜多ちゃんへの憧れにも聞こえるような・・・

しかし、曲中にボッチちゃんのギターの調子がおかしくなります。

私はギターに詳しくないのであれですが・・・弦が一本切れたらやばいのは分かる・・・

タイミングが悪いことにこの曲の途中でぼっちちゃんのソロが入ってきます。

「どうしよう、ライブを台無しに・・・どうしよう! どうしよう!」

焦ってる時の心情がリアルすぎて・・・こっちまで苦しくなってくる・・・

本当に焦るときって「どうしよう」しか頭によぎらないよね。

そんなボッチちゃんを助けてくれたのは・・・

喜多ちゃん!

アドリブでつないでくれます。

喜多ちゃん、かっけえ・・・かっけえよ!

「みんなに見せてよ・・・後藤さんは、本当は凄いんだって所を!」

ぼ、ボトルネック奏法・・・だと

って何?

なんだか良く分からないけど、凄いのは分かる!

ぼっちちゃんはソロパートを弾き切ります!

そして、ギター演奏が無い合間、ホッとして上を見上げながら一息つくぼっちちゃん。

ここが私が好きなところでした。

今までずっとライブ中は余裕が無かったぼっちちゃんが、あんなアクシデントがありながら曲中に一息付けてる・・・。仲間が助けてくれたおかげですね。

そして、私がびっくりしたのがここ。

山田もサポートで歌うんかい!

今までも歌ってたっけな・・・

結構様になってるなあ・・・

曲が終わり観客は大興奮!

大歓声がこだまする中、ぼっちちゃんには歓声の声が遠ざかっていき自分の荒い呼吸だけが大きく聞こえていました。

興奮しているのか、夢見心地なのか・・・どちらにせよ、ぼっちちゃんがライブというものに深く嵌った瞬間のように見えました。

「ご・・・なんとかさんも良かったぞー!!!」

「弦キレたのにがんばったねー!!!」

ぼっちちゃんにも歓声が!

・・・・「ご」まで出てきたら覚えとけよ!

後藤ってそんな難しい名字じゃねえだろ!

ねえ、ぼっちちゃん!(そういえば、後藤って名字だったな・・・)

ぼっちちゃんを応援されたのが嬉しくて、喜多ちゃんがぼっちちゃんに何か一言を求めます。

喜多ちゃん・・・陰キャが急に一言喋れるわけないでしょ・・・

そうだよ・・・こうやって何か一言を求められたときに面白いことを言わなきゃって変なこと言って場を凍り付かせるんだよ・・・陰キャは・・・

う、頭が痛い・・・・!!!(黒歴史が開封される音)

ぼっちちゃんも何か変なことを言ってしまう・・・

客席にダイブは流石に予想外だよ! ボッチちゃん。

そして、案の定、誰も受け止めてくれませんでした・・・

こんなシーン、BECKで見たことあるような・・・

ふたり「うちのお姉ちゃんがすみません」

妹ぉー!!!

追い打ちかけるなあー!!!!

その後、再び保健室の見知らぬ天井を見上げ、・・・あ、もう知ってる天井か。

とにかく保健室で目が覚めたぼっちちゃん。

今回も側にいたのは喜多ちゃんでした。

ライブは何故か逆に盛り上がったということで、結果オーライ!・・・オーライなのか?

それはともかく、ライブで喜多ちゃんのギターが上手くなっていたことに驚くぼっちちゃん。

「私は人を惹きつけるような演奏はできない・・・。でも合わせるのは得意みたいだから」

・・・このセリフに喜多ちゃんのぼっちちゃんへの嫉妬と羨望が入り混じってる気がします・・・。

「もっとギター頑張るから、教えてね! ごとうさ・・・」

「ひとりちゃん」

出典:「HUNTER×HUNTER」

ボッ喜多の波動はえげつないほどに強いなあ!

私に百合趣味などなかったはずですが・・・何故かこの二人は応援したい・・・!!!

喜多ちゃんは学校の曲がり角、向こうの廊下にギターを抱えて走っていくひとりちゃんを思い出します。

「私、ひとりちゃんを支えていけるようになるね」

自分が目立つためではなく、ぼっちちゃんを目立たせるために頑張る。

もしかしたらぼっちちゃんのファン一号は喜多ちゃんなのかもしれないですね。

その後、ぼっちちゃんは教室の前まで来て自分の教室を眺めます。

今までは何の楽しみも抱けなかった文化祭。

しかし、今年はクラスのメイド喫茶に参加し、ライブでは結束バンドで出場し、しっかりとした青春を―――

男子生徒A「あ、ダイブの人」

男子生徒B「あー。あのロックのやばいやつか」

「いつか・・・いつか、高校辞めてやる!!!!!!!」

人はそう容易くはかわらないかあ・・・

その後、家でギターを壊したことをお父さんに謝るぼっちちゃん。

お父さんは気にすることはないと、二人ちゃん可愛いなあ!

・・・うちに・・・来ない?(110番通報)

お父さんはどうやらぼっちちゃんが動画をUPしていることを知っていたらしく、こっそり広告収入が得られるようにしてくれたみたいです。

その収入で新しいギターを買えばいいと。

お父さん超優秀!

しかもネコババしない!

私なんてお年玉すら(ry

ぼっちちゃんのギターがどんどんうまくなる様子をお母さんと見てて喜んでいたようですね。

なんて微笑ましい家族・・・泣

しかし、ぼっちちゃんの虚言もレベルアップしていたのは複雑だったようです。

やめて!

そういうのを親に見られるのが一番苦しいから!

とにもかくにも臨時収入30万を得たぼっちちゃん。

これだけあれば・・・!!!!

「バイトを辞められる!」

超スーパーぼっちちゃん爆・誕!!!

無駄に作画が良いのが凄い(笑)

そう。人はバイトや仕事を辞められると知ったとき、無限のパワーが出るのだ!(個人の感想)

さあ、店長に辞める宣言を・・・!!!

出来ませんでした~・・・。

そうだよね。辞めるって告げるの、陰キャにはかなりきついよね・・・。

そうだ、店長さん誕生日近いらしいし、何かプレゼントすれば辞めやすくなるかも・・・

店長「要らない」

・・・そうですか・・・要らないですか・・・

山田「ぼっち、私が欲しいのは・・・・」

てめえはまず人から金借りないようにしやがれ。

店長「ぼっちちゃん、優しいなあ・・・」

店長可愛い!

店長「でも私はサプライズ派なんだ!」

店長面倒くさい!

その後、ぼっちちゃんの新しいギターを探しに楽器店に行きます。

ヘドバンすることで、店員から話しかけられないようにするぼっちちゃん。

可愛い小物に夢中になる喜多ちゃん&虹歌ちゃん!

山田「楽器みろや」

まさか、山田に同意する日が来るとは・・・

その山田はベースの試奏で本気出してドやってました。

格好いいけど、格好悪い!

山田は音楽のことになると子供みたいな面が出てきまよね(笑)

ギターやベースばかりが盛り上がって、ドラマーは盛り上がれないことに疎外感を感じるのは虹歌ちゃん。

「これが漫画でよく見る、ドラマー孤独問題かあ・・・」

そんなのあるの?

ぼっちちゃんは案の定、店員に捕まっていました。

「初心者ならシールドとミニアンプもそろえた方がいいですよ!」

「あ・・・はい・・・」

ぼっちちゃんは経験者でしょうが!

大丈夫かな・・・この子・・・

将来、変なセールスにつかまったりしないかな。

虹歌ちゃんのフォローと喜多ちゃんの操りにより、何とかギターだけを買うことができたぼっちちゃん。

喜多ちゃんは優しいなあ。でも、ぼっちちゃんの言いたいことを代わりに言ってあげるってもはや介護の域のような・・・。

その後、どこへ行こうかとなった時に「今日は解散」と山田が言います・・・

? 何か用事?

山田「ぼっち、早くギター弾きたいでしょ?」

山田が・・・気遣い出来てる・・・だと!!!

音楽のことに関しては気が回りますよねー。

喜多ちゃん「もう!!! また、二人だけ通じ合う感じ出してるぅ!」

喜多ちゃん。

それはぼっちちゃんに嫉妬してるのかい? 

それとも山田に嫉妬してるのかい?(にやにや)

そして、流れ出すBG・・M・・・・

うん?

あれ、この曲・・・・

どっかで聞いたことあるような・・・?

アジカンじゃねえか!

しかもぼっちちゃんが歌ってるぅ!

ちなみに、私はアジカンなら「ループ&ループ」が一番好きです。(どうでも良い)

そういえば、ぼっち・ざ・ろっくの一話が「転がるぼっち」でこの最終話が「君に朝が降る」と、この曲の題名が分けて使われていましたね。

・・・・何だろう。この曲をぼっちちゃんが歌うと凄く涙腺が・・・

「今日もバイトかあ・・・」

なんじゃその終わり方(笑)

・・・・・・・・・・・

出典:「ピンポン」

悲しくもないし、感動するシーンでもないのに私は何故泣いているのだろうか・・・?

ということで、ぼっち・ざ・ろっく最終話でした!

私がこの作品に嵌ったのは、ぼっちちゃんという存在がリアルだったからかな、と思います。

この系統のアニメだったら、もっと綺麗に描いたり、ふんわり描いたりするボッチちゃんのコミュ障具合を生々しく描いていたように思います。(それでもオブラートに包んでいたとは思いますが(笑))

そのため、ぼっちちゃんという主人公にここまで感情移入できて、こころから結束バンドを応援できたのかな、と。

あとは、作中の曲が本気中の本気でしたね。

あえて、アニソンに寄せない感じも作品に合ってたと思います。

何より、このアニメで「ライブっていいな」と再確認できたところが良かったです!

アニメ関連のライブは1回も見たことなかったけど・・・もし、ぼっち・ざ・ろっくのライブがあったら行ってみようかな・・・

そう思えるくらい、素晴らしいアニメをありがとうございました!


Dai

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