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部室棟に向かっていく関君を見かけたマリちゃん。
マリちゃん・・・いたんだ。
最近あまりにも出なさすぎて、「存在忘れられた?」とすら思ってました。(流石に失礼)
私も失礼ですが、この子も結構失礼。
漫研に入っていく関君にオタクである疑惑を抱きます。
マリちゃんは思い込みが激しいなあ。純粋すぎて、将来、変な宗教団体に引っかからないで欲しいですね。まあ、その展開も興奮できるっちゃできるんで(ry
しかし、流石に関君が漫研に行くようなタイプではないと考えたマリちゃん。別の方向に疑いのベクトルを向けます。
あらあら・・・嫉妬? 嫉妬なの?
とコンちゃんが揶揄したら結構ガチめにキレちゃいました・・・
現段階だとマリちゃんの感情が、本当に嫉妬かは分からないですね。マリちゃんは本当の関君のことを何も知らないですし、今のところ「自分が嫌いな男のカテゴリーの一人」という認識でしかないのかもしれません。
ですが、関君がノブ子ちゃん目当てなのは間違いですよ。マリちゃん一筋ですし!
本人に聞いてみたら、すぐ分かりますよ!
違う。聞くのはそっちじゃねえ。
その子もその子で、マリちゃんとは別の方向で危ういから! 別の方向で超チョロそうだから!
相変わらず、関君が自分にアプローチしてると勘違いするノブ子ちゃん。ずっと浮かれてますが、浮かれてるだけで何の行動も起こさない所が陰キャらしいですね。
しかし、マリちゃんよりも関君のことはよく見ており、「関君は私たちを真っすぐ見てくれる」と関君の人間性を見抜いていました。
ノブ子ちゃんの言葉により、関君への見方を少し考え直すマリちゃんでしたが、それでも母親から植え付けられた思想は抜けてくれません。
そうですよね! あいつら碌な男じゃないですよね!(オイ、ノるな)
ああいう男たちは自己肯定感が高すぎてダメなんですよね~。自信がありすぎて、鼻につくというか!
やっぱり男は貧乏でブサイクで根暗な男が良いですよ!!!!
・・・・そっちの男の方がやばくないですか?(冷静になった)
閑話休題です。
植え付けられた思想はすぐ抜けそうにはないですが、それでも自分の価値観が少し揺らいできているマリちゃん。そこを見事にコンちゃんがつけ込んで・・・ゴホン、親身に説得してマリちゃんの方から関君に話しかけさせます。
「七瀬!」と驚く関君。
・・・余談ですが、七瀬ってイメージはマリちゃんに無かったですね。七瀬って聞くと、某探偵漫画のヒロインを思い出します。
何故漫研に入ったのかを聞かれた関君は、マリちゃんのことを理解したかったからと言います。
特にマリちゃんにオタクや陰キャのイメージはないですが、コミュ障と依存体質があるとは思ってます。
漫研に行ったのは自分のためだと言われて、動揺半分、疑心半分になるマリちゃん。
そんなマリちゃんに関君は正面から想いをぶつけます!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
恋愛代行のポンが全く関わらない所で、ド直球の告白キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
・・・これ、ポンのプライドが地味に傷つく奴では?
ということで今回はここまで!
うん、まあ、なんというか・・・
最初からこれで良かったのでは?
最初から小細工抜きに真正面から真剣にぶつかったほうが関君の気持ちはマリちゃんに伝わったのではないでしょうかね・・・。
いや、紆余曲折あった中で、関君が自分とは種類の違う人間を理解しようとしたことが大切!
だから、ポンのアドバイスを受けて試行錯誤した時間も、関君がより優しい心を持てるようになるための重要な時間だったんですよ! まあ、関君、最初から非常に優しかったと思いますが。
ちなみに、今回の話でこのコマが一番好きでした。
関君に真っすぐ感情をぶつけられて困惑の表情を浮かべるシーン。マリちゃんの気持ちが凄く伝わってきましたね。「恋愛代行」は可愛いの印象が強かったですが、こんな絶妙な表情もうまいですね~。
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