界の軌跡 感想159 依存先がなくなることで逆に自立するのが人間。

界の軌跡

今回はひねくれ新人助手、ヨルダのコネクトイベント。

準遊撃士のアンジュに喧嘩を売られたらしいヨルダ。

「遊撃士は血の気が多いんだね?」と的確な煽りを入れていますね。

基本的に遊撃士は精神的に落ち着いてる人間が多い印象ですが・・・まあ、血の気が多い人も、多少はね?(サラさんとか)

アンジュは兄貴の仇として、ヨルダのことを見ているようです。

まあ、そうだろうとは思ってましたが・・・どうやら兄のレガートの遊撃士生命を絶ったのはヨルダとイクスのようです。当のレガードの方はあまり気にしていなかったようですが・・・兄を尊敬している妹としては黙ってられないのは分かります。

それはそうと、二人がかりとはいえA級遊撃士を戦闘不能にしたヨルダとイクスは恐ろしいな・・・。

この二人の戦闘を止めたのは所長とアルヴィスを含めた遊撃士。

アルヴィス、本当に頼もしくなったなあ・・・。

確かに喧嘩を売ったのはアンジュですが、彼の兄さん、アルヴィスの同僚でもあるレガードを戦闘不能にしたのがヨルダなのは間違いありません。心情的にはアンジュの味方をしてもおかしくないところを、遊撃士の先輩としてアンジュの行動を咎めます。

アルヴィス・・・本当に立派になって・・・・なんか寂しい(なぜ?)

一方で、ヨルダへのお説教は所長が行うことに。

どうやら、アンジュが仕掛けてくるように仕向けたのはヨルダみたいです。やっぱり、ヨルダが悪いのでは?

単純な力の差でアンジュを抑え込もうとするやり方を所長は咎め、これまでのヨルダから変わるように促します。

所長・・・その言葉はなぜか俺に効くぜ・・・

「自分はこういう人間なんだ」と思い込んで諦めることは結構楽になれるんですよね。努力しなくていいし、変わらなくてもいいし・・・まあ、いつか追い込まれて行動せざる負えなくなるんですけども。

もう一つ、前作までヨルダはイクスと一心同体という雰囲気でしたが、イクスを失ってからのヨルダのほうがよりヨルダらしくなっていたことも指摘されます。

お互いに依存していて、二人の考え、感覚がそのまま自分の考え、感覚になっていたのかも知れない二人。だからこそ、ヨルダとの考えの違いが明確になったイクスはショックを受けてしまって反抗し始めたと・・・。

やっぱり、イクスの言動は反抗期のガキそのものじゃねえか!・・・年齢的にそもそも反抗期真っ盛りの年齢でしたね・・・。(つい忘れる)

ちなみに、当の被害者であるレガードは妹にとっていい機会だと考え、妹がヨルダに戦いに挑むのを止めなかったようです。

ブラコンの妹にする仕打ちじゃねえ・・・やっぱりA級は恐ろしいぜ。

レガートは自分がやられたのは”自分の実力不足”だと認識しており、ヨルダを恨む気持ちは一つも無いようです。流石、A級のメンタルってところですかね。こういう心の境地に到れるのは、ちょっと羨ましくも感じます。

なんやかんやありましたが、所長の説教はちゃんと心に響いている様子のヨルダ。

うむ!これで、また一人、厄介な女の子が所長に懐いてきたな!(そして、所長はいじられる)

ということで、今回はここまで。

所長はもう完全にヨルダの保護者ですね〜。

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