キルアオ　page8 感想　恋のライバルキャラが濃すぎたって良いじゃない！

ラブコメでライバル男キャラの印象が最初から良い奴って初めてかもしれない

変態だとは思うけど。

何だこいつは・・・その・・・何だ！？

B.F.B・・・それが蜜岡レノンを落とすために送られてきた刺客だ。

その特徴を見ていこう。

まずは高身長のイケメンだ。この時点で私の好感度はマイナスだ。

そして、極度のあがり症だ。少し好感度が上がった。

ちなみにB.F.Bの中ではレノンちゃんの外見はメッチャ可愛いという認識らしい。俺のレノンちゃんに色目使いやがって。でもその童貞みたいな反応は少し共感できる。好感度は±0だ。

また、緊張を誤魔化すためにはおしゃぶりを咥える必要があるらしい。

私は混乱した。キャラが濃すぎる。この部分に関して好感度の影響を測るのは不可能だ。

イケメンさの度合いだが数々の男に告白されたレノンちゃんがドキッとするレベルで、そのほかにも特別な色気があるらしい。この部分での私の好感度への影響は地に落ちるほどのマイナス。しねばいい。

ただ、おしゃぶりの要素で外見の良さや色気は帳消しになるらしい。ざまあ見ろ。

最終的にレノンちゃんに本気じゃないことがバレて吹っ飛ばされるが、その真っすぐな強さに逆に惚れたようだ。レノンちゃんに赤ちゃんプレイしてもらえれば死ねるらしい。

その気持ちは痛いほどわかる。私の好感度はプラス側に傾いた（影響でか）

結論は・・・・・キャラ濃すぎるけど嫌いじゃねえ

となりました。いや～想像の3倍くらいキャラが濃い。

前も言いましたが、藤巻先生の今までの作品では基本的にカッコいい男キャラが中心となっていましたので、このキャラ付けは予想外でしたね。

でも嫌いじゃない。

ラブコメの男側のライバルキャラという読者に嫌われる立場のB.F.Bですが私は普通に好感を持てましたね。

娘のプライバシーはナッシング

お父さんからの命令によりレノンちゃんから偽彼氏の大狼さんへ万年筆が渡されましたが、これが大混乱の引き金となります。

この万年筆はレノンちゃんの婚約者の証であり、持ち主はこれを巡って決闘を申し込まれたら必ず受けなくてはならない、とネットでガイドラインが発表されたようです。

娘の彼氏になる方法をネットで正式発表する父親ってヤバくない？

ってかバカじゃない？

プライバシーのへったくれもねえじゃねえか！？

すんげえ酷い父親が、すんげえバカな父親かのどちらかだと思う・・・

こんな父親を持ってレノンちゃんには同情しかしませんが、同情とは別に今回の話ではレノンちゃんのことをさらに好きになりましたね。

本気で告白する人には本気で答え、ふざけて告白するような人にはイケメンでもパンチで答える。

真っすぐな女の子だ・・・アネゴと慕いたい・・・

あと、ツッコミもちゃんとするし、意外になじみやすい子ですよね。あんまり高嶺の花感がないのも好感度が高いです。

そんなレノンちゃんにB.F.Bという変態が付き合いを申し込んでる。それを大狼さんが許すはずがありません！

・・・大狼さんの立場がまんま保護者なんだよなあ・・・

でも実年齢考えたら、これが合ってるんだよなあ。

ということで、今回はここまで！

キャラも設定も吹っ飛んでて、このラブコメ普通に面白い！

なんか、ここまで少年漫画っぽく吹っ飛んでるラブコメって珍しい気がしますね。少年ジャンプで他にあったかな？個人的には高橋留美子先生の「らんま1/2」とか「境界のRINNE」の雰囲気を思い出しますかね？

懸念点としては現時点で大狼さんがレノンちゃんにマジになりそうな気配が一切ないことかな。

というか、マジになりかけたら大狼さん、自分の頭自分で打ち抜きそう・・・

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