アルマ―タ幹部のオランピア、ヴィオーラ、アレクサンドルはプレイヤーの選択によって、5章のオラシオンで生き残るか死んでしまうかが分かれてしまいます。
どちらのルートに進んだとしても最終章で再戦することになりますが、拘置所から抜け出してきたか仮初の命を得たかの違いがあり、再戦後に生き残るか再び死ぬかが決まってしまっています。
そのため、裏解決屋とのやり取りにも違いがありましたのでまとめてみました。
結論から言うと割と些細な違いです(笑)だから小ネタなんですが・・・
オランピア
感情を取り戻した彼女は裏解決屋に再び敗北した後、「悔しい」という感情を吐露します。
生き残っていたルートでは未来に歩みだすためにゆっくり休んでくださいとリゼットからいたわりの言葉を受けます。
オランピア自身も語っているように、多くの人を殺めた彼女が再び日の光の下に出られるかは分かりませんが、それでも彼女の未来に可能性が見られるような決着となりました。
一方、死んでいたルートでも悔しいという言葉は変わりませんでしたが、
こちらは当然オランピアに未来の可能性などはなく、リゼットはせめて女神の下に行けるように願いました。
ヴィオーラ
ヴィオーラは裏解決屋に敗北後、ボスであるジェラールのことを頼むと依頼してきます。
生き残っていたルートではヴィオーラが大人しく裁きを受けるなら、その言葉だけは受け取っても良いとヴァンは言います。
相手が生きているからこその軽口で約束し、ヴィオーラが今後罪を償う可能性を見せました。
ヴィオーラが死んでしまったルートではヴィオーラへのはなむけとして言葉を受け取ります。
ヴィオーラは自分の人生を「まあまあ、愉しかった」と強がりを言いながら、再びこの世を去りました。
アレクサンドル
生き残ったルートでは裏解決屋との再戦に敗れた後、アーロンからの復讐を素直に受け入れようとしますが、アーロンは生きて償えと当然拒否します。
そんなアーロンの成長に故郷の若者たちを思い出して彼らもアーロンのように育ってほしいと感じますが、自分がいなくても立派に成長しているだろうと思いなおします。
故郷を守れずに生き延びてしまったものとしてアレクサンドルに共感していたアリオッチでしたが、完全に故郷が無くなった自分とは違い、アレクサンドルには故郷と関わる未来がまだあるかもしれないと呟きました。
死んでしまったルートでは二度も自分に止めを刺させる面倒を負ってしまったアーロンに謝罪します。
生き残ったルートと同じように故郷の若者たちのことを想いますが、死んでしまった身となっては今更と諦めがついていました。
アリオッチは自分のように無駄に生きながらえずに死んでいったアレクサンドルを良かったと思うと同時に羨むような視線を向けます。
ということで、今回はここまで!
古代遺物の影響で精神に異常があったオランピアは情状酌量の余地があるかもしれませんが、他の二人は生き残っていても極刑は免れない立場。生き残るよりもオラシオンで死んだ方が本人たちとしてはスッキリしたのかもしれません。
とはいえ、死んでしまったルートでは裏解決屋・・・特にアーロンやリゼットの心の傷もが深くなり、ヴァンの心にも相当負担がかかっているのを見ると、やはり生き残ったルートの方が一プレイヤーとしてはスッキリしました。
メタ的なことを言えば、ここで生き残るか死ぬかの選択ができるということは黎の軌跡Ⅱではこの3人はほとんど関わってこないんだと思います・・・。少し寂しい。
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