7月9日に発売される「嘘と詐欺と異能学園」。個人的に凄く攻めた設定の作品だなと感じます。
国中から集まったエリート異能力者が日々熾烈な競争を繰り広げるハイベルク国立特異能力者養成学校。
電撃文庫
無能力者なのにもかかわらず入学試験を突破した天才詐欺師のジンは、〈災禍の女王〉と恐れられる少女・ニーナと出会う。実は彼女も、天才的な演技で周囲を騙し続けてきた無能力者だった。
お互いの秘密を共有した二人は、学園の頂点を目指すため共犯関係を結び、エリート異能力者たちを策略にハメていく――。
「俺とあんたが組めば、世界すら騙し通せる」
最強の嘘吐きたちがあなたを魅了する、究極の“騙し合い”エンターテインメント。
能力者たちばかりの中で、無能力者がのし上がっていくのがテーマみたいです。
私が攻めた設定だなと感じるのは、周囲を騙してのし上がるというところ。
上条さんみたいな、なんちゃって無能力者や,お兄様みたいないや本当は凄いんだよではなく、話術のみで周囲を蹴落としていくのは凄く面白そうですけど、同時に凄く難しそうです。
能力者を騙せるパターンは限りがあると思いますし、読者が「何だよ、その騙し方」と醒めたら、その時点で作品の特徴が否定されてしまいます。
その辺りは作者の野宮先生に自信があると言うことでしょうか。
私は作品の中で「騙す」という要素が大好きな読者なので、凄く期待です!
・・・しかし、ヒロインのビジュアルがドストライクすぎてツライ・・・
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